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前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別対応に~

2024/8/5 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別対応に~ 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■決算を手掛かりとした個別対応に ■任天堂、1Q営業利益 70.6%減 545億円 ■前場の注目材料:DMG森精機、ボールネジ5工程を複合機1台に集約、生産性2割超向上 ■決算を手掛かりとした個別対応に 5日の日本株市場は、下へのバイアスが強まるなか、目先底を探る動きになりそうだ。2日の米国市場は、NYダウが610ドル安、ナスダックは417ポイント安だった。7月の米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比11万4000人増加となり、予想(17万5000人増程度)を下回った。利下げ観測が高まる一方で、景気後退(リセッション)を警戒した売りが広がった。アマゾン・ドット・コムは売上高見通しが予想に届かなかったことから大幅に下落したことも重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比970円安の34950円。円相場は1ドル146円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まりそうだ。先週の日経平均株価は記録的な下落で36000円を割り込んだ。52週線水準まで一気に下げてきたこともあり、売られ過ぎが意識されやすい面はある。ただし、日経225先物はナイトセッションで52週線を割り込み、一時34350円まで売られる場面もみられた。下へのバイアスが強まるなか、先物市場ではヘッジ対応のショートが積み上がりやすく、売られ過ぎが意識されるなかでも押し目狙いの買いは入れづらいところである。 また、2日の米国市場ではアマゾンなど大型テック株の決算が嫌気されたほか、インテルは26%を超える急落となった。また、エヌビディアは、米司法省の反トラスト(独占禁止)当局が、同社を調査しているとの報道のほか、次期AI半導体が設計上の不備で遅れる見込みだと、関係筋の話として報じられている。ハイテク株の調整が強まる可能性も警戒されやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となる可能性はありそうだ。 物色としては決算を手掛かりとした個別対応になりそうだ。先週の下落局面では好決算を発表した銘柄においても売りに押される動きが目立っていたが、目先的な底入れが意識される局面では見直しの動きが期待されそうである。なお、2日の取引終了後に決算を発表したところでは、サンリオ<8136>、三井住友<8316>、ミネベア<6479>、セルシス<3663>、エヌアイデイ<2349>、NIC<5742>、LINE ヤフー<4689>、ぐるなび<2440>、NTN<6472>、日アビオ<6946>などが注目される。なお、日経平均株価は52週線割れでいったん底打ちが意識される可能性もあり、短期的には自律反発狙いのスタンスに向かわせそうだ。 ■任天堂、1Q営業利益 70.6%減 545億円 任天堂<7974>が発表した2025年3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比46.5%減の2466.38億円、営業利益は同70.6%減の545.10億円だった。「ニンテンドースイッチ」の販売が減少した。また、前年はスイッチ向けソフト「ティアーズ オブ ザ キングダム」といった人気タイトルのほか、映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の収益効果もあったため、今回はその反動が出た。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・DMG森精機<6141>ボールネジ5工程を複合機1台に集約、生産性2割超向上 ・ソニーG<6758>半導体レーザー出荷好調、データセンター記憶量増に貢献 ・日本航空<9201>成田空港・伊藤忠などと環境価値取引7社で実証、SAFで温室ガス削減 ・三菱UFJ<8306>三菱UFJ銀行、フィリピン社に633億円出資、フィンテック拡大 ・京セラ<6971>京産大・フォトクロス、天文・宇宙分野で包括協定、荒木望遠鏡に先端技術 ・日本触媒<4114>SAP増産、インドネシアに164億円投資 ・グンゼ<3002>ホリゾンと基本合意、メカトロ事業譲渡 ・ホンダ<7267>新「フリード」累計3.8万台受注、発売1カ月、計画の6倍 ・トヨタ自<7203>印タタなど、HV優遇廃止要求、トヨタと競争激化 ・三井E&S<7003>港湾荷受クレーン受注、ベトナムで21基 ・FUJI<6134>廃棄物選別ロボ、がれき不純物自動除去、AIで人と同等以上の速度 ・KDDI<9433>東京・多摩にデータセンター新設、AI関連拡大に備え ・パナソニックHD<6752>ナノイー装置出荷台数30年度2倍に、車載向け半分超へ ・大林組<1802>苗木生産システム開発、人工光・自然光の最適組み合わせ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし [<海外> ・10:45 中・7月財新サービス業PMI(予想:51.5、6月:51.2) 《ST》
関連銘柄 25件
1802 東証プライム
1,870
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+7.5(%)
時価総額 1,349,224百万円
1892年創業の大手ゼネコン。国内建設事業を中心に、海外建設事業、エンジニアリング事業等を展開。東京スカイツリーなどで施工実績。グループ社数は140社超。建設バリューチェーンの強化などに取り組む。 記:2024/08/09
2349 東証スタンダード
2,420
9/9 15:00
+95(%)
時価総額 31,724百万円
独立系システムインテグレーター。生保・損保など金融系システム開発や航空系ネットワークを展開。イベント終了時の回遊性向上の課題解決に向けた実証実験で有用性を確認。IT投資需要取入れ、3Q累計は増収経常増益。 記:2024/03/26
2440 東証プライム
373
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+6(%)
時価総額 20,935百万円
国内最大級の飲食店情報サイト「楽天ぐるなび」を運営。楽天グループが筆頭株主。訪日外国人向け観光情報サイト「LIVE JAPAN」の運営等も。楽天ID連携会員数は870万人超。飲食店運営のDX支援強化図る。 記:2024/08/02
3002 東証プライム
5,600
9/9 15:00
+50(%)
時価総額 102,446百万円
1896年創業の繊維・化学メーカー。男性用下着で国内シェアトップクラス。シートベルト用ミシン糸などでも高シェア。縫合補強材などのメディカル事業も展開。機能ソリューション事業では海外拡販の強化等に取り組む。 記:2024/06/13
3663 東証スタンダード
946
9/9 15:00
-11(%)
時価総額 34,312百万円
イラスト・マンガ制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」などのコンテンツ制作ソリューション事業が主力。DC3ソリューション等も。CLIP STUDIO PAINTはサブスク契約が順調に増加。 記:2024/06/25
4114 東証プライム
1,671.5
9/9 15:00
-16.5(%)
時価総額 260,754百万円
化学品メーカー。酸化エチレンやアクリル酸等の基礎化学品と、高吸水性樹脂や医薬中間体等の機能性化学品等を製造、販売する。アクリル酸と高吸水性樹脂で高シェア。今期3Q累計は海外市況や原料価格の下落が影響した。 記:2024/04/14
4689 東証プライム
397.1
9/9 15:00
+1.8(%)
時価総額 3,030,334百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
5742 東証スタンダード
744
9/9 15:00
+26(%)
時価総額 4,092百万円
生産設備用アルミ構造材やFA装置の製造・販売を行う。国産で初めて構造用アルミフレームを開発。1927年創業。富山県富山市に本社。工業用砥石の仕入販売等も。アルファフレームシステムは一般顧客向けが販売順調。 記:2024/06/04
6134 東証プライム
2,248
9/9 15:00
-38(%)
時価総額 219,908百万円
電子部品実装ロボットメーカー。愛知県知立市に本社。高速装着機「NXT」が主力。NC旋盤中心の工作機械、移乗サポートロボット等も手掛ける。拡張型オールインワン装着機「AIMEXR」など新世代機種の拡販図る。 記:2024/08/06
6141 東証プライム
3,119
9/9 15:00
-34(%)
時価総額 392,851百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
6472 東証プライム
255.5
9/9 15:00
-1.5(%)
時価総額 136,045百万円
大手ベアリングメーカー。1918年創業。ハブベアリング、ドライブシャフトで世界シェアトップクラス。ロボット用モジュール等も手掛ける。27.3期売上高8300億円目標。アフターマーケットビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
6479 東証プライム
2,718.5
9/9 15:00
-15(%)
時価総額 1,161,020百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
1,226
9/9 15:00
-3.5(%)
時価総額 3,008,674百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6758 東証プライム
13,000
9/9 15:00
-195(%)
時価総額 16,394,066百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6946 東証スタンダード
10,650
9/9 15:00
-380(%)
時価総額 35,709百万円
防衛システム機器や接合機器、赤外線機器を製造・販売。20年から投資ファンド傘下に。設備投資の伸び悩みなどで電子機器は苦戦。情報システム部門は堅調。増収効果や販管費の減少等により、24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/07
6971 東証プライム
1,722
9/9 15:00
-8.5(%)
時価総額 2,601,036百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7003 東証プライム
1,157
9/9 15:00
-8(%)
時価総額 119,286百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
2,500
9/9 15:00
-82.5(%)
時価総額 40,787,468百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,509
9/9 15:00
-18.5(%)
時価総額 8,200,336百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7974 東証プライム
7,745
9/9 15:00
-18(%)
時価総額 10,058,354百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8136 東証プライム
3,903
9/9 15:00
+194(%)
時価総額 996,857百万円
「ハローキティ」を主力とするキャラクタービジネスを手掛ける。サンリオショップの運営、ライセンスビジネス、テーマパークビジネス等を行う。キャラクター開発力が強み。IPポートフォリオの拡充等に取り組む。 記:2024/07/07
1,443
9/9 15:00
-34(%)
時価総額 19,165,919百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
8,990
9/9 15:00
-190(%)
時価総額 12,358,472百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
9201 東証プライム
2,410.5
9/9 15:00
+24(%)
時価総額 1,053,736百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9433 東証プライム
4,855
9/9 15:00
+4(%)
時価総額 11,186,794百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04