マーケット
9/20 15:15
37,723.91
+568.58
42,063.36
+457.18
暗号資産
FISCO BTC Index
9/22 11:26:28
9,065,646
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株主導の相場展開に期待~

2024/5/21 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株主導の相場展開に期待~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株主導の相場展開に期待 ■東京海上、24/3経常利益 70.5%増 8425億円、25/3予想 42.4%増 1兆2000億円 ■前場の注目材料:NTN、EV用シャフトの受注開始、トルク損失70%低減 ■ハイテク株主導の相場展開に期待 21日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。20日の米国市場は、NYダウが196ドル安、ナスダックは108ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)高官らが、インフレが持続的に2%目標に達する確信がまだ持てず、当面金利を維持する慎重姿勢を示したため、長期金利の上昇で上値が抑えられた。NYダウは前週末に終値で4万ドル台に乗せ、史上最高値を更新したことから、利益確定売りに押された。一方で、エヌビディアが買われ、他の半導体株に買いが広がり、ナスダック指数は史上最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比225円高の39295円。円相場は1ドル156円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで39000円を上回っての推移となり、狭いレンジでの推移ながら一時39370円まで買われる場面も見られた。支持線となる75日線から上放れてきており、これまで上値を抑えられていた13週線を突破してきたことから、上へのトレンドが意識されやすいだろう。 エヌビディアの決算を控えていることもあり、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はあるだろう。ただし、4月半ば以降の保ち合いレンジを上放れてきたこともあり、売り方にとっては買戻しを迫られる動きになりやすいと考えられる。そのため、積極的な買いは限られるものの、売り方の買い戻しによる需給から、下値の堅さは意識されやすいところだろう。押し目待ち狙いの買い意欲は強く、米国市場の流れから指数インパクトの大きい値がさ株の動向が注目されやすいと考えられる。 物色の流れとしてはエヌビディアの決算待ちではあるが、ハイテク株への押し目狙いのスタンスとなろう。レーザーテック<6920>はリバウンド基調を継続するなか、3月高値が射程に入ってきたため、短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいやすい。ボトム圏で推移しているアドバンテスト<6857>は25日線が支持線として意識されるなか、リバウンド狙いの動きが期待されそうだ。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、東京海上<8766>、MS&AD<8725>、ハマキョウ<9037>の動向が注目される。 ■東京海上、24/3経常利益 70.5%増 8425億円、25/3予想 42.4%増 1兆2000億円 東京海上<8766>が発表した2024年3月期業績は、経常収益が前期比12.3%増の7兆4246億6700万円、経常利益は同70.5%増の8425億7600万円だった。保険引受費用5兆274億円、資産運用費用2,603億円、営業費及び一般管理費1兆2,556億円などを合計した経常費用は、前連結会計年度に比べて4,662億円増加し、6兆5,820億円となった。会計基準は遡及適用され、本項に記載の前連結会計年度については遡及適用後の数値となっている。海外保険事業については、経常収益が前期比7282億円増の3兆6508億円となった。国内損害保険事業については、同2261億円増の3兆2667億円。国内生命保険事業については、同586億円減の6410億円となった。2025年3月期業績は、経常利益が前期比42.4%増の1兆2000億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(39069.68、+282.30) ・ナスダック総合指数は上昇(16794.88、+108.91) ・1ドル=156.10-20円 ・シカゴ日経先物は上昇(39295、大阪比+225) ・SOX指数は上昇(5090.35、+107.33) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・NTN<6472>EV用シャフトの受注開始、トルク損失70%低減 ・村田製作所<6981>フィルターで車内CO2を吸着、EV内気循環の眠気リスク減 ・デンソー<6902>ルネサス株一部売却 ・日本KFC<9873>米カーライルがTOB、完全子会社化へ ・エステー<4951>株式交付でシャルダン子会社化、創業家の意思尊重 ・パナソニックHD<6752>パナエナジー、商用EV電池参入、北欧社に供給 ・トヨタ自<7203>北米に水素事業本部、専門組織2カ所目 ・三井海洋開発<6269>日揮グローバルとブラジル沖でGHG定量化、石油・ガス設備排出実測 ・日立造船<7004>バイオメタネーション調査、国交省事業に採択 ・SUBARU<7270>Mujinがスバルの工場に知能ロボライン ・三菱電機<6503>独で環境都市プロ参画、州立企業と連携、ZEB技術活用 ・NTT<9432>NTTドコモ、災害通信復旧を迅速化、スターリンク活用 ・大日本印刷<7912>業務文書を生成AI用に変換、大阪市と実証開始 ・セイコーエプソン<6724>ハワイに再保険会社 ・大倉工業<4221>農機から提案、フィルム製品を拡販、省力化・コスト減支援 ・神戸製鋼所<5406>新中計、ROIC最大8%、アルミ事業立て直し ・三菱マテリアル<5711>独社を買収、タングステン再資源化 ・王子HD<3861>ウルグアイで植林、用地取得で子会社 ・信越化<4063>中国浙江省にシリコーン製品新工場 ・クラレ<3405>米社から再生炭事業を買収 ・UBE<4208>グループ会社の宇部マクセル、セパレーター膜増産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪準備銀行5月理事会議事要旨 《ST》
関連銘柄 26件
3405 東証プライム
2,083
9/20 15:00
+23(%)
時価総額 739,182百万円
化学メーカー大手。1926年創業。ポバール樹脂などビニルアセテート部門が柱。光学用ポバールフィルム、ガスバリア材「エバール」などで世界トップシェア。米国における活性炭製造設備等の早期安定稼働を図る。 記:2024/07/29
3861 東証プライム
577.6
9/20 15:00
+1.5(%)
時価総額 585,907百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
4063 東証プライム
5,862
9/20 15:00
+112(%)
時価総額 11,865,409百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4208 東証プライム
2,681.5
9/20 15:00
+44.5(%)
時価総額 284,775百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
4221 東証プライム
2,654
9/20 15:00
+31(%)
時価総額 32,949百万円
包装用プラスチックフィルム等を手掛ける合成樹脂事業が主力。香川県丸亀市に本社。光学機能性フィルム製品、パーティクルボードの製造・販売等も。パーソナルケア関連、農業用マルチフィルムなどの拡販に取り組む。 記:2024/09/01
4951 東証プライム
1,436
9/20 15:00
-59(%)
時価総額 39,008百万円
消臭芳香剤が主力の日用品メーカー。防虫剤や手袋、カイロ、除湿剤等も手掛ける。「消臭力」や「ムシューダ」などが主要ブランド。消臭芳香剤では高付加価値品の強化図る。中計では27.3期売上高565億円目標。 記:2024/06/11
5406 東証プライム
1,731
9/20 15:00
+13(%)
時価総額 686,075百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
5711 東証プライム
2,509.5
9/20 15:00
+36.5(%)
時価総額 329,974百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
6269 東証プライム
3,250
9/20 15:00
+105(%)
時価総額 222,121百万円
浮体式海洋石油・ガス生産設備の設計、建造、据付などを行う。オペレーション&メンテナンス等も。超大水深大型プロジェクトに強み。商船三井が筆頭株主。24年6月にWoodside社向けFPSOの原油生産を開始。 記:2024/08/29
6472 東証プライム
259.9
9/20 15:00
+4.1(%)
時価総額 138,387百万円
大手ベアリングメーカー。1918年創業。ハブベアリング、ドライブシャフトで世界シェアトップクラス。ロボット用モジュール等も手掛ける。27.3期売上高8300億円目標。アフターマーケットビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
6503 東証プライム
2,276.5
9/20 15:00
+38.5(%)
時価総額 4,888,105百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6724 東証プライム
2,688.5
9/20 15:00
+54.5(%)
時価総額 1,074,419百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛ける。超微細・精密加工技術に定評。24.3期3Qはプリンティングソリューションズ事業が堅調。オフィス共有IJPのインク売上等が伸びる。 記:2024/04/16
1,244.5
9/20 15:00
+3(%)
時価総額 3,054,074百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6857 東証プライム
6,295
9/20 15:00
+79(%)
時価総額 4,823,034百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6902 東証プライム
2,119.5
9/20 15:00
+37(%)
時価総額 6,680,198百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6920 東証プライム
24,560
9/20 15:00
+1,120(%)
時価総額 2,315,664百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,749
9/20 15:00
+83.5(%)
時価総額 5,573,441百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7004 東証プライム
968
9/20 15:00
+9(%)
時価総額 164,768百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7203 東証プライム
2,634
9/20 15:00
+23.5(%)
時価総額 42,973,676百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7270 東証プライム
2,438.5
9/20 15:00
-13.5(%)
時価総額 1,875,636百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7912 東証プライム
5,082
9/20 15:00
-2(%)
時価総額 1,612,214百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
3,338
9/20 15:00
+21(%)
時価総額 5,368,218百万円
3メガ損保の一角。三井住友海上、あいおい、ニッセイ同和が前身。国内損保を軸に、国内生保、海外保険等を展開。保険引受収益、資産運用収益ともに増加。24.3期3Q累計は収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/13
5,259
9/20 15:00
+71(%)
時価総額 10,728,360百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9037 東証プライム
4,930
9/20 15:00
-5(%)
時価総額 93,729百万円
独立系の物流会社。企業の物流業務を一括受託するサードパーティー・ロジスティクス(3PL)に強み。運送も。M&Aに前向き。新規受託物流センターや買収会社が貢献。運送の賃上げも利益に効く。人件費やコスト増吸収。 記:2024/07/31
9432 東証プライム
149.8
9/20 15:00
-0.4(%)
時価総額 13,564,437百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9873 東証スタンダード
6,480
9/17 15:00
±0(%)
時価総額 145,308百万円
大手ファストフードチェーン「ケンタッキー・フライド・チキン」を全国展開。店舗数は1200店舗超。新チキン商品の積極投入、広告・PR強化などを図る。米カーライルがTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/06/24