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前場に注目すべき3つのポイント~自律反発狙いの買いが優勢~

2024/4/17 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~自律反発狙いの買いが優勢~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■自律反発狙いの買いが優勢 ■レゾナックHD、24/12上方修正 営業利益 470億円←280億円 ■前場の注目材料:牧野フライス、ベトナムにユニット部品組み立て新工場、アジアで工作機械増産 ■自律反発狙いの買いが優勢 17日の日本株市場は、前日までの下落に対する自律反発狙いの動きから、底堅さが意識されそうだ。16日の米国市場は、NYダウが63ドル高、ナスダックは19ポイント安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は、インフレが長期化した場合の高金利長期化の可能性を指摘すると金利が上昇し、相場の重荷となった。 さらに、パウエル議長は経済が強く、利下げに向けたインフレの進展が不十分で、現行の金利を想定以上に長く維持する可能性に言及したことも手掛けづらくさせた。ただし、NYダウは前日まで6営業日続落だったこともあり、押し目買いが入った。また、決算が評価されたユナイテッドヘルスの上昇がNYダウを支えた。シカゴ日経225先物は大阪比75円高の38465円。円相場は1ドル154円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まろう。米国市場ではFRBによる利下げ開始時期の後ずれするとの見方から米長期金利が上昇したことが重荷となった。ただし、日経平均は前日までの2日間で1000円超下落しており、自律反発狙いの買いも入りやすいだろう。昨日の下げでボリンジャーバンドの-2σまで調整したこともあり、売られ過ぎも意識されてくる水準になりそうだ。 日経225先物はナイトセッションで一時38290円まで売られる場面も見られたが、概ね38400円~38600円辺りでの推移だった。心理的な節目の38500円を中心とした値動きだったこともあり、同水準では底堅さが意識されてきそうだ。先物についても-2σに接近しているため、売り仕掛け的な動きも入りづらいだろう。また、決算発表が本格化してくることから、積極的にボジションを傾けてくる動きも限られそうであり、短期的な売買が中心になりそうだ。 物色の流れとしては円安の流れを受けた輸出関連の自律反発狙いのほか、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせよう。なお、昨夕に決算、業績修正を発表したところでは、レゾナック<4004>に投資家の関心が集まりやすいと考えられる。 ■レゾナックHD、24/12上方修正 営業利益 470億円←280億円 レゾナックHD<4004>は2024年12月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆3330億円から1兆3600億円、営業利益を280億円から470億円に上方修正した。コンセンサス(370億円程度)を上回る。為替水準が当初想定よりも円安基調で推移していることに加え、半導体材料やHDメディアの需要回復が期初の想定以上に進んでいることを反映し、半導体・電子材料セグメントの売上高、営業利益予想を上方修正した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(37798.97、+63.86) ・1ドル=154.60-70円 ・シカゴ日経先物は上昇(38465、大阪比+75) ・SOX指数は上昇(4720.53、+41.43) ・VIX指数は低下(18.40、-0.83) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・牧野フライス<6135>ベトナムにユニット部品組み立て新工場、アジアで工作機械増産 ・ニックス<4243>タイ企業に出資、東南アでプラ部品を安定供給 ・TOTO<5332>北米でウォシュレット販売攻勢、現地生産も視野 ・富士石油<5017>出光と提携、燃料油協業・脱炭素化推進 ・三菱商事<8058>CO2直接回収に参入、英シェルなどと実証 ・住友化学<4005>精密洗浄液の中国2社売却 ・三菱重<7011>駐日米大使が、「Fー35」組み立て視察、訪問 ・センコーGHD<9069>オプラス買収、和歌山の物流強化 ・日産自<7201>全固体電池準備進む、均一分散・均圧エネ密度向上 ・日産自<7201>「ギガキャスト」導入、次世代EV、コスト削減 ・住友ゴム<5110>村田製作所と、スマホでタイヤ摩耗把握、来年から実証 ・島津製作所<7701>米の分析計測機器3拠点を稼働、製薬向け開発加速 ・横河電機<6841>アイルランド社と資本提携、電力取引コンサル提供 ・ノーリツ<5943>豪工場刷新、給湯器タンク生産省人化 ・栗本鐵工所<5602>自走式破砕・選別機小型に、8機種投入 ・ダイフク<6383>滋賀に新棟、マテハン機器の生産能力4割増 ・三菱重<7011>カナダでCO2回収基本設計を受注、セメント設備向け ・シャープ<6753>大型液晶パネル悪化、生産子会社が2期連続当期赤字 ・メルカリ<4385>単発雇用仲介サービス拡大、全国5万店で勤務可能 ・大日本印刷<7912>仮想で売り場評価、企画・設計開発を効率化 ・パナソニックHD<6752>超小型人工衛星を実証 ・神戸製鋼所<5406>液化水素用オープンラック式気化器、来年3月実証へ ・三菱ケミG<4188>月面探査車に樹脂部材供給、重量抑え高剛性設計 ・イムラ<3955>王子HDと、ベトナム社を買収、紙包装の需要開拓 ・大林組<1802>ダムの施工管理自動化、計画業務88%削減 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 3月貿易収支(予想:+3455億円、2月:-3778億円) <海外> ・07:45 NZ・1-3月期消費者物価指数(前年比予想:+4.0%、10-12月期:+4.7%) 《ST》
関連銘柄 24件
1802 東証プライム
1,839
10/8 15:00
+2(%)
時価総額 1,326,857百万円
1892年創業の大手ゼネコン。国内建設事業を中心に、海外建設事業、エンジニアリング事業等を展開。東京スカイツリーなどで施工実績。グループ社数は140社超。建設バリューチェーンの強化などに取り組む。 記:2024/08/09
3955 東証スタンダード
1,065
10/8 15:00
-9(%)
時価総額 11,426百万円
国内最大手の封筒メーカー。封筒の年間生産量は約31億枚。パッケージソリューション事業、メーリングサービス事業、封入機の製造・販売等を行う。奈良県に新工場を建設予定。27.1期経常利益17億円目標。 記:2024/05/10
3,806
10/8 15:00
-22(%)
時価総額 703,733百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4005 東証プライム
426
10/8 15:00
+2(%)
時価総額 705,396百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4188 東証プライム
900.8
10/8 15:00
-9.4(%)
時価総額 1,356,864百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4243 東証スタンダード
726
10/8 0:00
-726(%)
時価総額 1,686百万円
工業用プラスチック精密部品や工業用プラスチック機構部品、NIXAM応用部品、基板実装支援製品等の製造・販売を手掛ける。OA機器用ファスナーなどに強み。ソニーやトヨタ等が顧客。25年度営業利益率10%目標。 記:2024/05/02
4385 東証プライム
2,510
10/8 15:00
-143(%)
時価総額 403,786百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
5017 東証プライム
375
10/8 15:00
-6(%)
時価総額 29,319百万円
石油開発のアラビア石油と石油精製の富士石油が統合。開発からは撤退し、現在は千葉県で精製を行う。日本航空やJERAグループなど強固な顧客基盤が強み。出光興産と資本業務提携。燃料油事業の協業深化などを図る。 記:2024/05/02
5110 東証プライム
1,566
10/8 15:00
-24(%)
時価総額 411,925百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
5332 東証プライム
5,286
10/8 15:00
-158(%)
時価総額 935,522百万円
衛生陶器大手。国内首位のトイレに強み。バス・キッチンや洗面商品も。24.3期3Qは日本住設事業が堅調。パブリック用途は足踏みだが、住宅用途のリモデルが売上増。米州事業ではネオレスト、ウォシュレットが堅調。 記:2024/04/13
5406 東証プライム
1,696.5
10/8 15:00
-36.5(%)
時価総額 672,401百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
5602 東証プライム
4,160
10/8 15:00
+20(%)
時価総額 54,488百万円
上水道用ダクタイル鉄管の提供等を行うライフライン事業が主力。自動車部品製造の鍛造プレス機等の機械システム事業、産業建設資材事業も。連続式二軸混練機で国内トップシェア。27.3期営業利益80億円目標。 記:2024/06/13
5943 東証プライム
1,814
10/8 15:00
-39(%)
時価総額 92,148百万円
住宅設備機器メーカー。ガス風呂釜や給湯機器、キッチン、床暖房、太陽熱エネルギーなどを展開。アフターサービス、施工なども。国内堅調。米、中国、豪で給湯器タンクレス市場で拡大。26年ROE6.0超目標。 記:2024/06/26
6135 東証プライム
6,190
10/8 15:00
-120(%)
時価総額 154,094百万円
大手工作機械メーカー。1937年創業。NCフライス盤、マシニングセンタを国内で初めて開発。金型・精密部品向けのマシニングセンタ、放電加工機に強み。国内では最新の大型機、5軸機を中心に引き合い獲得図る。 記:2024/05/17
6383 東証プライム
2,804.5
10/8 15:00
-64.5(%)
時価総額 1,065,233百万円
マテリアルハンドリング業界最大手の物流システムメーカー。1937年創業。自動倉庫システム、無人搬送車、仕分け・ピッキングシステム等を手掛ける。一般製造業・流通業向けではFA分野における新領域開拓等に注力。 記:2024/08/06
1,308.5
10/8 15:00
-9(%)
時価総額 3,211,134百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6753 東証プライム
998
10/8 15:00
-21.5(%)
時価総額 649,106百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6841 東証プライム
3,692
10/8 15:00
-82(%)
時価総額 991,764百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
7011 東証プライム
2,180
10/8 15:00
-50(%)
時価総額 7,354,553百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7201 東証プライム
399.8
10/8 15:00
-21.1(%)
時価総額 1,687,442百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7701 東証プライム
4,861
10/8 15:00
-34(%)
時価総額 1,439,196百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7912 東証プライム
2,741
10/8 15:00
+6.5(%)
時価総額 1,519,832百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
8058 東証プライム
2,995
10/8 15:00
-91(%)
時価総額 12,915,884百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
1,323
10/8 15:00
+21(%)
時価総額 207,804百万円
総合物流大手。流通ロジスティクス、住宅物流、ケミカル物流が得意領域。貨物の保管・輸送業務を軸に貿易事業も手掛ける。料金改定などで物流事業は堅調。商事・貿易事業は増収。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13