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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の押し目狙いに~

2024/1/25 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の押し目狙いに~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株の押し目狙いに ■ニデック、24/3下方修正 営業利益1800億円←2200億円 ■前場の注目材料:UBE、ガス分離膜に追加投資、バイオメタン抽出需要増 ■ハイテク株の押し目狙いに 25日の日本株市場は、決算発表が本格化するなか、こう着感が強まりやすい相場展開が意識されそうだ。24日の米国市場は、NYダウが99ドル安、ナスダックは55ポイント高だった。ネットフリックスやASMLホールディングの好決算を背景に、ハイテク・半導体関連銘柄を中心に買いが入り上昇をけん引した。しかし、米長期金利の上昇に伴いNYダウは下げに転じ、前日の終値近辺でもみ合う展開。S&P500指数は最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の36245円、円相場は1ドル147円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36080円まで売られたが、節目の36000円に接近する局面では底堅さがみられており、下値の堅さは意識されそうだ。また、米国ではハイテク株の強い値動きが目立つなか、ナスダック指数は5日続伸、SOX指数は最高値を更新しており、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均を下支えすることが期待される。 一方で、国内においても主要企業の決算発表が本格化してきた。昨日の引け後に決算を発表したニデック<6594>、ディスコ<6146>はPTSで弱い値動きを見せており、売り一巡後に底堅い値動きをみせてくるかが注目される。持ち高調整の流れが強まってくるようだと、相場全体のセンチメントを冷ます格好に向かいやすいだろう。 もっとも、年初からの急ピッチの上昇によって買い遅れている投資家においては、押し目狙いのタイミングにもなりそうだ。また、昨日は日銀による金融政策の正常化観測からリバランスの動きが目立っていた。利食いも入りやすい水準でもあるほか、決算ピークとなれば機関投資家は動きづらくなるため、短期的な売買に振らされやすい需給状況にもなりやすい。短期的には中小型株での値幅取り狙いに向かいやすい局面ではあるが、足もとの需給状況からは、ハイテク株の押し目狙いに向かいやすいと考えられる。 ■ニデック、24/3下方修正 営業利益1800億円←2200億円 ニデック<6594>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は2兆2000億円から2兆3000億円に上方修正した一方で、営業利益を2200億円から1800億円に下方修正した。中国の電気自動車(EV)市場の競争激化を受け、部品事業で構造改革費用を計上する。なお、収益性重視の方針に転換したため、EV用モーターの販売台数の見通しは公表しないことを決めた。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(15481.92、+55.98) ・SOX指数は上昇(4483.33、+68.07) ・米原油先物は上昇(75.09、+0.72) ・米国のインフレ沈静化観測 ・UBE<4208>ガス分離膜に追加投資、バイオメタン抽出需要増 ・NITTOKU<6145>巻線機保守を拡大、ベトナム・ブラジル増強 ・ニデック<6594>インド・アフリカに積極投資、成長性に大きな期待 ・東京ガス<9531>チュオン・タンなどとベトナムでLNG調達・気化・発電で新会社 ・テイ・エス テック<7313>金型新工場4月稼働、一元化で車部品の品質向上 ・横浜ゴム<5101>フィリピンで設備増強、タイヤ生産、1日3.2万本 ・日本ガイシ<5333>水素燃焼炉を公開、脱炭素化へ技術確立目指す ・カーメイト<7297>自転車型の電動モビリティー発売 ・不二越<6474>北米で超硬ドリル増産、航空機需要に照準 ・コマツ<6301>ブラジルに修理拠点、鉱山機械を強化 ・三菱重<7011>3基完成、仏原発向け蒸気発生器 ・ACSL<6232>米でドローン拡販、現地企業と覚書 ・NTT<9432>NTT東日本、次世代通信技術でユースケース共創、実証の2施設開設 ・NTT<9432>ドコモ、ロボハンドの力加減適切に、慶大と、無線自律制御に成功 ・SCSK<9719>仮想基盤会社と提携、車載ソフトを効率開発 ・ネツレン<5976>鋼材接合で新技術、強度・精度向上 ・東レ<3402>ステンレス鋼並み強度の樹脂フィルム開発 ・清水建設<1803>クレーン遠隔操作実証、機上操作と生産性同等 ・東京電力HD<9501>撤去電柱で地盤改良、東電物流と東電PG、戸建住宅向けに工法提供 ・日本触媒<4114>理研と、海洋生分解プラ開発、27年めど量産 ・三菱ガス化学<4182>社長・藤井政志氏、CO2回収、メタノールに ・出光興産<5019>山口製油所を脱炭素エネ拠点に、精製停止後の跡地活用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・1月政府月例経済報告 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 23件
1803 東証プライム
984.8
10/11 15:00
-1.3(%)
時価総額 776,530百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
3402 東証プライム
848.8
10/11 15:00
+1(%)
時価総額 1,384,801百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4114 東証プライム
1,803
10/11 15:00
+5(%)
時価総額 281,268百万円
化学品メーカー。酸化エチレンやアクリル酸等の基礎化学品と、高吸水性樹脂や医薬中間体等の機能性化学品等を製造、販売する。アクリル酸と高吸水性樹脂で高シェア。今期3Q累計は海外市況や原料価格の下落が影響した。 記:2024/04/14
4182 東証プライム
2,773.5
10/11 15:00
±0(%)
時価総額 616,380百万円
化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
4208 東証プライム
2,604
10/11 15:00
-27.5(%)
時価総額 276,545百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
5019 東証プライム
1,080.5
10/11 15:00
-15(%)
時価総額 1,609,215百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5101 東証プライム
3,180
10/11 15:00
-86(%)
時価総額 539,166百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
5333 東証プライム
1,907
10/11 15:00
-19.5(%)
時価総額 605,148百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
5976 東証プライム
992
10/11 15:00
-1(%)
時価総額 40,580百万円
高強度ばね用鋼線、PC鋼棒・異形PC鋼棒などの製造・販売を行う。熱処理受託加工、誘導加熱装置等も手掛ける。誘導加熱(IH)技術に強み。27.3期売上700億円目標。未開拓地域含むグローバル市場の拡大推進。 記:2024/08/10
6145 東証スタンダード
1,656
10/11 15:00
-17(%)
時価総額 29,972百万円
コイル製造用自動巻線機、FA機器、ICカードの製造・販売等を行う。旧社名は日特エンジニアリング。自動巻線機システムで世界トップシェア。パナソニックグループなどが主要取引先。25.3期は2桁増収見通し。 記:2024/06/28
6146 東証プライム
37,560
10/11 15:00
+190(%)
時価総額 4,068,387百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6232 東証グロース
848
10/11 15:00
-21(%)
時価総額 13,410百万円
商業用ドローンを製造・販売。独自開発の自律制御技術に強み。取引先は221社。外国籍従業員比率は約2割。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収見通し。インドの大型案件などの売上貢献見込む。 記:2024/04/14
6301 東証プライム
4,086
10/11 15:00
+6(%)
時価総額 3,976,275百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6474 東証プライム
3,210
10/11 15:00
-25(%)
時価総額 79,990百万円
総合機械メーカー。ベアリングや油圧機器等の部品事業が主力。工具・ロボット等の機械工具事業、特殊鋼事業も手掛ける。1928年設立。富山県富山市に本社。工場再編や内製拡大など事業構造改革の推進等に取り組む。 記:2024/05/17
6594 東証プライム
2,970.5
10/11 15:00
-29.5(%)
時価総額 3,542,526百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
7011 東証プライム
2,211
10/11 15:00
+1.5(%)
時価総額 7,459,136百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7297 東証スタンダード
869
10/11 15:00
-6(%)
時価総額 6,890百万円
カー用品メーカー。ドライブレコーダーやルーフキャリア、カーアクセサリーなどを手掛ける。非金属タイヤチェーン「バイアスロン」で国内販売台数トップ。新製品などの市場導入強化、海外市場への積極展開を図る。 記:2024/08/20
7313 東証プライム
1,736.5
10/11 15:00
-28(%)
時価総額 236,164百万円
ホンダ系自動車部品メーカー。四輪車・二輪車用シートなどの自動車内装品が主力。二輪車用シートは国内トップシェア。水上バイク、医療用チェア等も手掛ける。新事業の拡大、主要客先シェアの向上などに取り組む。 記:2024/08/20
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9432 東証プライム
148
10/11 15:00
-1.9(%)
時価総額 13,401,447百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
653.7
10/11 15:00
+0.8(%)
時価総額 1,050,508百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9531 東証プライム
3,306
10/11 15:00
-23(%)
時価総額 1,437,697百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09
9719 東証プライム
2,966.5
10/11 15:00
-31.5(%)
時価総額 927,524百万円
住友商事グループのITサービス大手。システム開発やITインフラ構築、コンサル、BPO、検証サービス等を手掛ける。第一生命などが主要取引先。システム開発は売上順調。中計では26.3期営業利益650億円目標。 記:2024/06/18