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前場に注目すべき3つのポイント~円安進行を受けた日本経済への影響が警戒される~

2024/7/2 9:06 FISCO
*09:06JST 前場に注目すべき3つのポイント~円安進行を受けた日本経済への影響が警戒される~ 7月2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■円安進行を受けた日本経済への影響が警戒される ■ダイセキ、1Q営業利益 0.7%減 39.06億円 ■前場の注目材料:東京エレクトロン、半導体3D実装向けレーザー剥離装置、年内に投入 ■円安進行を受けた日本経済への影響が警戒される 2日の日本株市場は、円安進行が重荷となり、こう着感が強まりそうだ。1日の米国市場は、NYダウが50ドル高、ナスダックは146ポイント高だった。フランス国民議会選挙の結果を受けて過度な警戒感が和らぐ格好となり、買い優勢の相場展開となった。その後、6月のISM製造業景気指数が市場予想に反し小幅に低下、3カ月連続での活動縮小となったことで、成長減速懸念から下落に転じる場面もみられた。米長期金利の上昇も相場の重荷となり、NYダウは前日終値近辺で推移。シカゴ日経平均先物は日中大阪比140円安の39530円。円相場は1ドル161円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売りが先行することになりそうだ。米国市場では大型テック株や半導体株の一角が買われたが、日経225先物はナイトセッションで一時39810円まで買われる場面も見られたものの、終盤にかけて下げに転じていた。為替市場ではフランス国民議会選挙を受けて、ユーロ買い・円売りの流れとなり、対ドルにおいても円が売られる展開だった。一段の円安進行を受けた日本経済への影響が警戒されるなか、手掛けづらくさせそうだ。 日経平均株価は先物に連動する形から、ボリンジャーバンドの+2σ(39620円)が抵抗線として意識されてくる可能性がありそうだ。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向を睨みながらの展開になりそうだが、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、持ち高調整の売りに向かわせそうである。ボリンジャーバンドのバンドは上向きで推移しており、これに沿ったトレンド形成が期待されるものの、4日の米国市場が独立記念日で休場になるほか、週末には米雇用統計の発表を控えるなか、海外勢のフローも限られるだろう。 そのため、押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられるものの、積極的な上値追いの流れは期待しづらいところである。なお、物色としては円安進行を受けた輸出関連への資金シフトがみられるほか、長期金利の上昇を背景に金融セクターへの物色に向かわせそうである。NT倍率(日経平均÷TOPIX)は足もとで低下傾向をみせてきており、バリュー株などTOPIX型に資金がシフトしやすいだろう。 ■ダイセキ、1Q営業利益 0.7%減 39.06億円 ダイセキ<9793>が発表した2025年2月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比6.5%減の167.03億円、営業利益は同0.7%減の39.06億円だった。ダイセキ環境ソリューションが手掛ける土壌汚染処理関連事業は、引続き高付加価値案件の受注拡大に向け、コンサル営業を積極的に展開したものの、前年に受注した大規模土壌処理案件が終息したことにより大幅な減収減益だった。2025年2月期業績は、売上高が前期比5.2%減の656億円、営業利益は同5.5%減の140億円とする期初計画を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(39631.06、+47.98) ・NYダウは上昇(39169.52、+50.66) ・ナスダック総合指数は上昇(17879.30、+146.70) ・1ドル=161.40-50円 ・SOX指数は上昇(5477.15、+4.89) ・VIX指数は低下(12.22、-0.22) ・米原油先物は上昇(83.38、+1.84) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・東京エレクトロン<8035>半導体3D実装向けレーザー剥離装置、年内に投入 ・NTTデータG<9613>観測衛星サービス新会社、デジタル3D地図作成 ・横浜ゴム<5101>中国に新工場、26年春稼働、EV向け年産900万本 ・LINEヤフー<4689>韓国ネイバーとの関係「短期の資本移動困難」 ・エア・ウォーター<4088>ポイ活アプリ運営買収、マーケのDX推進 ・ジェイテクト<6473>軸受関連子会社合併、製造・販売など連携 ・丸紅<8002>シンクタンク、国際情勢など分析で新会社 ・第一興商<7458>Zenkenと、インド人を介護人材に ・日野自<7205>運行管理を実証、ライドシェアサービス拡充 ・井関農機<6310>来年1月に6販社統合 ・やまびこ<6250>エアロジーラボとハイブリッド機開発へ ・リコー<7752>東芝テック、複合機エンジン強化で新会社 ・住友電工<5802>子会社合併、光機器事業を再編 ・アルプスアルパイン<6770>外販向けIC量産、非接触パネル用など提案 ・TDK<6762>自動運転の安全性向上、TMR角度センサーのラインアップ拡充 ・東京製鐵<5423>グリーン鋼材の受注開始、非化石証書を活用 ・東京ガス<9531>クリーンガス証書制度の認定取得、メタン合成、横浜の設備 ・東京建物<8804>タイでオーダーメード型の物流施設開発 ・住友化学<4005>MMAモノマーを今月から値上げ ・三井化学<4183>成長戦略見直し、コア営業益は30年度2500億円堅持 ・野村不動産HD<3231>ベトナム・ハノイの開発街区竣工、9割超引き渡し ・住友化学<4005>千葉・袖ケ浦の新棟稼働、環境系研究開発を集約 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月マネタリーベース(5月:前年比+0.9%) <海外> ・10:30 豪準備銀行6月理事会議事要旨 《ST》
関連銘柄 22件
4,124
7/5 15:00
-52(%)
時価総額 753,900百万円
野村HD系列の総合不動産。分譲マンションは「プラウド」ブランドで展開。海外展開に注力。住宅部門は伸長。住宅分譲事業の計上戸数の増加などが寄与。都市開発部門なども堅調。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/03/04
4005 東証プライム
367.3
7/5 15:00
+5.2(%)
時価総額 608,197百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4088 東証プライム
2,151
7/5 15:00
-51(%)
時価総額 494,203百万円
産業ガス大手。化学品、医療、LPガス、飲料、食品、物流などに多角化。高純度薬品や特殊ケミカル供給機器などは販売拡大。アグリ&フーズ部門は価格改定やM&A効果などで堅調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4183 東証プライム
4,385
7/5 15:00
-99(%)
時価総額 897,890百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4689 東証プライム
399.5
7/5 15:00
+12(%)
時価総額 3,048,648百万円
ヤフー、LINEなどの再編により誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。コマース事業は堅調。アスクルグループ、ZOZOグループが売上増。戦略事業は売上伸長。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/22
5101 東証プライム
3,449
7/5 15:00
-65(%)
時価総額 584,775百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
5423 東証プライム
1,587
7/5 15:00
-35(%)
時価総額 174,672百万円
大手電炉メーカー。鉄スクラップをリサイクルし、鉄鋼製品を製造、販売。建設分野向けなどにH形鋼や電炉ホットコイル等を提供。その他地域は売上伸長。24.3期3Q累計は増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/03/04
5802 東証プライム
2,398
7/5 15:00
-67(%)
時価総額 1,903,871百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
6250 東証プライム
2,359
7/5 15:00
-13(%)
時価総額 104,051百万円
大手屋外作業用機械メーカー。チェンソーや刈払機などの小型屋外作業機械、農業用管理機械、産業用機械を展開。一般産業用機械は売上堅調。海外で発電機の販売が伸びる。売上原価減少。23.12期通期は大幅増益。 記:2024/04/09
6310 東証プライム
1,048
7/5 15:00
-17(%)
時価総額 24,088百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6473 東証プライム
1,127
7/5 15:00
-30(%)
時価総額 386,883百万円
軸受大手3社の一角。電動パワーステアリングで世界トップシェア。駆動系部品や工作機械、電子制御機器なども展開。安全運転ステアリング制御システムなど新製品開発に意欲。中国以外の販売増加で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
6762 東証プライム
10,740
7/5 15:00
-100(%)
時価総額 4,175,411百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6770 東証プライム
1,549
7/5 15:00
-11.5(%)
時価総額 339,666百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
7205 東証プライム
425.3
7/5 15:00
-12.6(%)
時価総額 244,369百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
7458 東証プライム
1,632
7/5 15:00
-23(%)
時価総額 178,652百万円
業務用カラオケ機器の販売・賃貸を展開。カラオケ店や飲食店の運営も手掛ける。新事業としてパーキング事業を育成。カラオケ・飲食店舗は黒字転換。飲食店舗の予約受注が堅調。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/04/08
7752 東証プライム
1,460.5
7/5 15:00
-35(%)
時価総額 931,022百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
8002 東証プライム
3,100
7/5 15:00
-27(%)
時価総額 5,326,457百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
36,370
7/5 15:00
+520(%)
時価総額 17,153,292百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8804 東証プライム
2,607
7/5 15:00
-29(%)
時価総額 545,301百万円
旧安田財閥系の総合不動産。日本橋、京橋など東京駅の東側が重点エリア。マンションはBrilliaブランドで展開。住宅事業では不動産売上などが増加。23.12期通期は増収増益。24.12期は大幅増収計画。 記:2024/02/24
9531 東証プライム
3,451
7/5 15:00
-43(%)
時価総額 1,500,754百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09
9613 東証プライム
2,320
7/5 15:00
+1(%)
時価総額 3,253,800百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9793 東証プライム
3,665
7/5 15:00
-100(%)
時価総額 186,915百万円
産業廃棄物処理大手。廃油や廃酸、廃アルカリなど液状廃棄物処理に実績。子会社に土壌汚染対策のダイセキ環境ソリューション。大規模工場を中心にシェアアップ図る。中計では27.2期営業利益160億円目指す。 記:2024/05/06