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前場に注目すべき3つのポイント~29500円処が心理的な支持線として意識されやすい~

2021/4/13 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~29500円処が心理的な支持線として意識されやすい~ 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:29500円処が心理的な支持線として意識されやすい ■AGC、21/12上方修正、営業利益1600億円←1000億円 ■前場の注目材料:トヨタ、新SUV国内生産、「カローラ」ベース、高岡工場で月7000台 ■29500円処が心理的な支持線として意識されやすい 13日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。12日の米国市場はNYダウが55ドル安だった。史上最高値付近で利益確定の売りが続いており、インフレの上昇を警戒した売りも目立っていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の29620円。円相場は1ドル109円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや前日の下落に対する自律反発も意識されやすく、若干ながらも買い先行の展開から始まりそうである。ただし、前日の東証1部の売買高は10億株を下回るなど薄商いであり、積極的な売買は見込みづらいところ。そのため、日経平均の29500円処が心理的な支持線として意識されやすく、同水準での底堅さを見極めることになろう。 米国においても商いは低水準であり、本格化する決算発表を前に利益確定の流れといったところであり、米株安の流れから売り圧力が波及する展開とはならないと考えられる。しかし、薄商いのなかでインデックス売買による影響は大きくなるため、短期筋による売り仕掛け的な動きには注視する必要があるだろう。ただし、売り方にとっても米決算の市場反応を見極めたいことからカバーも早いと考えられるため、日経平均の29500円固めから下へのバイアスが強まる局面においては、リバウンド狙いのスタンスか。 物色については決算など個別物色に向かわせやすいところであり、昨日の安川電機<6506>で後退したセンチメント改善がみられるかが注目されるところである。なお、昨夕発表した決算では、AGC<5201>、JSP<7942>、エヌ・ピー・シー<6255>などがポジティブとみられ、市場反応が期待されよう。その他、昨日はバリューシフトも若干目立つ格好だったこともあり、バリューローテーションの流れが継続するかを見極めたいところでもある。また、マザーズ指数は昨日の下落で25日線に接近してきており、同線を支持線としたリバウンド機運が高まるかも注目しておきたい。 ■AGC、21/12上方修正、営業利益1600億円←1000億円 AGC<5201>は2021年12月期業績予想の修正を発表。営業利益は1000億円から1600億円に上方修正している。コンセンサス(1150億円程度)を上回る。化学品セグメントにおいて塩化ビニル樹脂の販売価格上昇や、ガラスセグメントにおいて建築用ガラスの需要が想定より早いペースで回復している。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経225先物は上昇(29620、大阪比+40) ・米原油先物は上昇(59.70、+0.38) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・トヨタ<7203>新SUV国内生産、「カローラ」ベース、高岡工場で月7000台 ・ルネサス<6723>那珂工場の再開目標死守、銅メッキ、代替機でしのぐ ・関西電力<9503>大阪に連携拠点、脱炭素や5G、万博にらみ新事業 ・コニシ<4956>50億円投じ栃木に新棟、水性接着剤、東西2拠点 ・三菱自<7211>今月7500台減産、日本・タイの3拠点 ・サノヤスHD<7022>24年度に非造船300億円、売上高1.5倍目指す ・日本電産<6594>セルビアに新工場 ・豊田織<6201>ダイカスト工程の不良を事前検出、豊田織機などがAI技術 ・日立建機<6305>生産現場を遠隔診断、海外で拡大 ・グローリー<6457>近畿大で顔認証決済実証、9月末まで ・クボタ<6326>露地野菜栽培スマート化、農研機構と共同研究 ・デンヨー<6517>燃料電池式発電装置を実証、工事現場・野外イベント向け ・パナソニック<6752>中国にもCO2ゼロ工場、省エネ技術導入 ・スカパーJ<9412>エアバスと調達契約 ・資生堂<4911>デジタル疲労で肌荒れ、資生堂が発見、酸化要因物質が増加 ・フクダ電子<6960>GEヘルスケア・ジャパンと提携 ・日本製鉄<5401>来年度採用1.6倍の690人 ・阪和興業<8078>中国でステンレスワイヤ拡大、日系現地子会社に出資 ・AGC<5201>ガラス製透明スクリーン、タクシーの車窓広告向け供給 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 3月マネーストックM3(前年比予想:+8.1%、2月:+8.0%) <海外> ・時間未定 中・3月輸出(前年比予想:+38.0%、2月:+18.1%) ・時間未定 中・3月輸入(前年比予想:+24.4%、2月:+6.5%) 《ST》
関連銘柄 22件
4911 東証プライム
4,196
4/26 15:00
-21(%)
時価総額 1,678,400百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
4956 東証プライム
1,341
4/26 15:00
+2(%)
時価総額 94,427百万円
接着剤メーカー最大手。木工用ボンドで知名度。合成接着剤ボンドと化成品が収益の柱。土木建設向けに強み。自動車等に使用される弾性接着剤は販売数量増。24.3期3Qは大幅営業増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15
5201 東証プライム
5,761
4/26 15:00
+37(%)
時価総額 1,310,288百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
5401 東証プライム
3,444
4/26 15:00
+15(%)
時価総額 3,272,906百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6201 東証プライム
14,570
4/26 15:00
+100(%)
時価総額 4,747,503百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。海上や空港向け物流機器や繊維機械も事業領域。産業車両・自動車事業の売上増や円安により、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/04
6255 東証グロース
865
4/26 15:00
-13(%)
時価総額 19,075百万円
太陽電池製造装置メーカー。FA装置やパネル解体装置も。24.8期1Qは部品販売が好調で黒字に。得意先の米国ファーストソーラー向け案件は2Qと4Qに売上計上へ。人件費増をこなして通期増収増益・増配を見込む。 記:2024/02/08
6305 東証プライム
4,365
4/26 15:00
-29(%)
時価総額 938,977百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6326 東証プライム
2,461.5
4/26 15:00
+30.5(%)
時価総額 2,954,408百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6457 東証プライム
2,769
4/26 15:00
+9(%)
時価総額 176,214百万円
貨幣処理機で世界首位。金融業界や流通業界が得意先。金融市場は黒字転換。オープン出納システム、窓口用紙幣硬貨入出金機等は販売堅調。流通・交通市場はレジつり銭機などが好調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6506 東証プライム
6,360
4/26 15:00
+147(%)
時価総額 1,696,148百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
6517 東証プライム
2,264
4/26 15:00
+5(%)
時価総額 51,755百万円
大手発電機・溶接機メーカー。エンジン発電機やエンジン溶接機、エンジンコンプレッサを世界150カ国以上で展開。日本は可搬形発電機の出荷が堅調。防災用非常用発電機も出荷増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/13
6594 東証プライム
7,115
4/26 15:00
+229(%)
時価総額 4,242,561百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
2,539.5
4/26 15:00
+5.5(%)
時価総額 4,968,349百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
1,338
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 3,283,528百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6960 東証スタンダード
6,450
4/26 15:00
+200(%)
時価総額 252,685百万円
医療機器メーカー。呼吸器・循環器分野に強く、心電計で国内首位。高性能空気清浄機も。24.3期3Q累計は検査装置や生体モニタのコロナ需要剥落。だが在宅医療向けレンタルが堅調。消耗品も伸びて増収・二桁増益に。 記:2024/04/15
7022 東証スタンダード
187
4/26 15:00
-4(%)
時価総額 6,257百万円
サノヤスエンジニアリングを傘下に収める機械メーカー。工事用エレベーターや立体駐車場、遊園地向け部品、遊戯機械の販売保守も手掛け、真空化粧品製造向け乳化撹拌装置も事業領域。24.3期3Q累計は増収確保。 記:2024/03/30
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7211 東証プライム
472.7
4/26 15:00
+5.6(%)
時価総額 704,456百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
7942 東証プライム
2,331
4/26 15:00
+16(%)
時価総額 73,224百万円
発砲樹脂メーカー。自己株TOBにより三菱ガス化学の持分法適用会社に(TOB前は連結子会社)。24.3期3Q累計は非自動車向け高機能製品が堅調。値上げ効果も大きく、増収・大幅増益に。通期利益計画を上方修正。 記:2024/02/08
8078 東証プライム
5,910
4/26 15:00
+80(%)
時価総額 250,188百万円
鉄鋼を中心に幅広い商材を扱う独立系商社。24.3期3Q累計は値上げ効果で食品の採算が改善。だが海外子会社を中心に鉄鋼製品の利幅が縮小。非鉄金属や石油製品の需要も冴えず。DOE2.5%下限に配当実施の方針。 記:2024/02/14
940
4/26 15:00
+11(%)
時価総額 279,560百万円
衛星を用いた有料多チャンネルプラットフォームを展開。アジア随一、世界有数の通信衛星保有企業。大手通信会社等が主要顧客。FTTH事業収入は増加。契約世帯数の増加等が寄与。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/23
9503 東証プライム
2,301.5
4/26 15:00
-10(%)
時価総額 2,160,494百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10