株～企業情報・おすすめ銘柄

*07:41JST ADR日本株ランキング～三井トラストなど全般買い優勢、シカゴは大阪比比変わらずの37100円～ ADR（米国預託証券）の日本株は、対東証比較（1ドル154.64円換算）で、三井トラスト<8309>、大日印<7912>、野村HD<8604>、住友商<8053>、菱地所<8802>、東京海上HD<8766>、積水ハウス<1928>などが上昇し、全般買い優勢。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比変わらずの37,100円。 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は211.02ドル高の37,986.40ドル、ナスダックは319.49ポイント安の15,282.01で取引を終了した。イスラエルの対イラン報復攻撃が限定された規模でイランも損害はないと主張するなど中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが後退し、寄り付き後、上昇。ダウは安心感から買戻しが継続したほか主要企業決算への期待を受けた買いに、終日堅調に推移した。一方、ハイテクで利下げ期待を受けた買いが後退したほか、動画配信のネットフリックス（NFLX）株の下落に押され、ナスダックは大幅下落。まちまちで終了した。 19日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円46銭から154円64銭まで上昇し、154円63銭で引けた。イランはイスラエルによる無人機攻撃を確認、試みは失敗と主張し、損害はないとしたため中東情勢の一段の悪化への懸念が後退し、円の売り戻しが優勢となった。さらに、ハト派として知られる米シカゴ連銀のグールズビー総裁がインフレを巡る進展が停滞しているため利下げ前にさらなる時間が必要と、想定以上に長期間高金利を維持する可能性を示唆したためドル買いも強まった。ユーロ・ドルは1.0677ドルまで上昇後、1.0640ドルまで反落し、1.0654ドルで引けた。 19日のNY原油先物5月限は強含み（NYMEX原油5月限終値：83.14　↑0.41）。 ■ADR上昇率上位銘柄（19日） <5631> 日製鋼 12.59ドル 3894円 （164円） +4.4％ <8309> 三井トラスト 4.21ドル 3255円 （82円） +2.58％ <7912> 大日印 14.55ドル 4500円 （86円） +1.95％ <8604> 野村HD 5.77ドル 892円 （15.6円） +1.78％ <8053> 住友商 24.41ドル 3775円 （54円） +1.45％ ■ADR下落率下位銘柄（19日） <1801> 大成建 8.07ドル 4992円 （-235円） -4.5％ <6753> シャープ 1.22ドル 755円 （-33.7円） -4.27％ <9984> ソフトバンクG 23.93ドル 7401円 （-247円） -3.23％ <7201> 日産自 7.05ドル 545円 （-16.4円） -2.92％ <6723> ルネサス 7.54ドル 2332円 （-64.5円） -2.69％ ■その他ADR銘柄（19日） <1812> 鹿島 18.03ドル 2789円 （-45.5円） <1925> 大和ハウス 27.39ドル 4236円 （16円） <1928> 積水ハウス 21.92ドル 3390円 （40円） <2503> キリン 14.37ドル 2222円 （6.5円） <2802> 味の素 34.83ドル 5386円 （14円） <3402> 東レ 9.32ドル 721円 （6.3円） <3407> 旭化成 14.21ドル 1099円 （4円） <4704> トレンド 50.3ドル 7778円 （64円） <4901> 富士フイルム 10.76ドル 3328円 （-2円） <4911> 資生堂 26.3ドル 4067円 （10円） <5108> ブリヂストン 21.73ドル 6721円 （29円） <5201> AGC 7.32ドル 5659円 （-9円） <5802> 住友電 15.43ドル 2386円 （1.5円） <6301> コマツ 28.34ドル 4382円 （29円） <6361> 荏原 41.44ドル 12817円 （37円） <6503> 三菱電 32.02ドル 2476円 （18円） <6586> マキタ 26.94ドル 4165円 （22円） <6702> 富士通 15.85ドル 2451円 （3円） <6723> ルネサス 7.54ドル 2332円 （-64.5円） <6758> ソニーG 81.3ドル 12572円 （42円） <6762> TDK 45.77ドル 7078円 （0円） <6902> デンソー 18.44ドル 2852円 （32.5円） <6954> ファナック 13.74ドル 4250円 （-15円） <6988> 日東電 44.48ドル 13756円 （1円） <7201> 日産自 7.05ドル 545円 （-16.4円） <7202> いすゞ 12.41ドル 1919円 （-11.5円） <7203> トヨタ 228.72ドル 3537円 （15円） <7267> ホンダ 34.14ドル 1760円 （13円） <7270> SUBARU 10.75ドル 3325円 （25円） <7741> HOYA 111.56ドル 17252円 （-68円） <7912> 大日印 14.55ドル 4500円 （86円） <7974> 任天堂 11.98ドル 7410円 （-45円） <8001> 伊藤忠 84.8ドル 6557円 （53円） <8002> 丸紅 169.18ドル 2616円 （18.5円） <8031> 三井物 928.62ドル 7180円 （55円） <8053> 住友商 24.41ドル 3775円 （54円） <8267> イオン 20.95ドル 3240円 （9円） <8306> 三菱UFJ 9.81ドル 1517円 （17円） <8309> 三井トラスト 4.21ドル 3255円 （82円） <8316> 三井住友 11.17ドル 8637円 （101円） <8411> みずほFG 3.85ドル 2977円 （35円） <8591> オリックス 101.44ドル 3137円 （26円） <8604> 野村HD 5.77ドル 892円 （15.6円） <8766> 東京海上HD 30.37ドル 4696円 （58円） <8802> 菱地所 18.32ドル 2833円 （35円） <9202> ANA 3.85ドル 2977円 （19円） <9432> NTT 27.24ドル 168円 （0.1円） <9735> セコム 17.34ドル 10726円 （26円） <9983> ファーストリテイ 26.21ドル 40531円 （11円） <9984> ソフトバンクG 23.93ドル 7401円 （-247円） 《ST》

[日経平均株価・TOPIX（表）] 日経平均;37062.99;-1016.71TOPIX;2618.02;-59.43 [後場寄り付き概況] 　後場の日経平均は前日比1016.71円安の37062.99円と、前引け（36818.81円）から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は36710円-37160円のレンジで上昇。ドル・円は1ドル＝154.20-30円と午前9時頃から30銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が午前は上昇する場面があったがその後軟調で0.5％ほど下落している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で上値が重く1.8％ほど大幅に下落している。 　後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場の日経平均が1200円を超す大幅下落となったことから、買い戻しの動きがあるようだ。一方、前場に続き中東の地政学リスクの高まりが警戒され、積極的な買いを手控える向きもある。 　セクターでは、電気機器、機械、精密機器が下落率上位となっている一方、海運業、鉱業、石油石炭製品が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、TOWA<6315>、レーザーテック<6920>、ローツェ<6323>、ソシオネクスト<6526>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、野村マイクロ<6254>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、SUMCO<3436>が下落。一方、さくら<3778>、商船三井<9104>、郵船<9101>、INPEX<1605>、川崎船<9107>、第一三共<4568>が上昇している。 《CS》

[日経平均株価・TOPIX（表）] 日経平均;37724.47;-355.23TOPIX;2659.95;-17.50 [寄り付き概況] 　19日の日経平均は355.23円安の37724.47円と反落して取引を開始した。前日18日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は22.07ドル高の37775.38ドル、ナスダックは81.87ポイント安の15601.50で取引を終了した。良好な雇用や製造業関連指標を好感し、寄り付き後、上昇。ダウは弱いハイテクに押され下落に転じる局面もあったが、良好な経済成長が持続可能との期待に終日底堅く推移した。一方、ナスダックは連邦準備制度理事会（FRB）高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退や、半導体関連メーカーの台湾積体電路製造（TSMC）がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため需要鈍化が警戒され下落した。 　今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に反発したが、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数（SOX指数）が下落したことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、来週から内外主要企業の決算発表が本格化することから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、為替介入への警戒感は強いものの、外為市場で1ドル＝154円50銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、日経平均は昨日は4日ぶりに反発したが、先週末に比べると1400円を超す安い水準にあり、引き続き押し目狙いの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の全国消費者物価指数（CPI）は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.6％上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.6％上昇だった。 　セクター別では、精密機器、機械、金属製品、輸送用機器、電気・ガス業などが値下がり率上位、空運業、繊維製品、水産・農林業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、TOWA<6315>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、ルネサス<6723>、オリンパス<7733>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、信越化<4063>、楽天グループ<4755>、ソフトバンクG<9984>、川崎船<9107>などが下落。他方、資生堂<4911>、アステラス薬<4503>、第一三共<4568>、富士フイルム<4901>、三菱地所<8802>、三菱商<8058>、三井物<8031>などが上昇している。 《CS》