マーケット
5/14 15:15
38,356.06
+176.60
39,431.51
-81.33
暗号資産
FISCO BTC Index
5/14 21:00:43
9,686,076
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める相場展開に~

2021/3/31 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める相場展開に~ 31日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後の底堅さを見極める相場展開に ■イオンモール、21/2上方修正 営業利益343億円←300億円 ■前場の注目材料:ルネサス、「1カ月で再開」堅持、出荷回復3—4カ月 ■売り一巡後の底堅さを見極める相場展開に 31日の日本株市場は売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。30日の米国市場ではNYダウは104ドル安だった。バイデン大統領が予定しているインフラ計画の詳細発表を控え、景気回復期待と同時に財政赤字の拡大を織り込み長期金利が14カ月ぶり高水準に達したことや原油価格の下落も重しとなり終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の29370円。円相場は1ドル110円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から利食い優勢の展開になりそうだ。昨日は指数インパクトの大きい値がさの一角が日経平均をけん引する格好となり、こう着感は強かったものの、配当分を吸収する強い展開だった。米国市場の下落影響から値がさの一角は反動も意識されやすく、朝方はインデックスに絡んだ売りが先行することになろう。また、実質新年度相場入りではあるものの、月末最終日となることから機関投資家等の積極的な売買は手控えられやすい面もある。その他、ここ数カ月は月末最終日に大きく下落する傾向があるため、警戒する声も少なからず聞かれているため、押し目狙いのスタンスといったところであろう。 米国ではバリュー株への物色にシフトしているものの、ハイテク株についてもSOX指数は小幅な下落にとどまっていることもあり、長期金利の上昇に対する耐性はついてきているようである。バイデン大統領のインフラ計画に対する期待感は根強く、売り仕掛けてくる流れも出しづらいとみておきたい。物色の流れとしてはバリューシフトの流れを引き継ぐ格好になると考えられるものの、割高感が後退してきているハイテクなどグロースの押し目を狙う動きも意識されやすいだろう。また、バイデン大統領のインフラ政策の流れを受けたインフラ関連などへの物色も想定しておきたいところである。 なお、米国でのブロック取引による金融市場の大きな混乱はみられていないものの、今後損失額が明らかになるにつれて、相場の重荷となる可能性がありそうだ。そのため、コア銘柄への物色を手控え、中小型の材料株などへシフトしやすい面も想定しておく必要はあるとみておきたい。 ■イオンモール、21/2上方修正 営業利益343億円←300億円 イオンモール<8905>は2021年2月期業績予想の修正を発表。営業利益は300億円から343億円に上方修正している。第4四半期に入り、国内においては緊急事態宣言の再発出の影響があり、一時的に専門店売上が落ち込んだものの、年間を通じて国内外の専門店売上は改善基調で推移した。営業利益は減益ながらもコンセンサス(330億円程度)を上回る見通し。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29432.70、+48.18) ・1ドル110円30-40銭 ・VIX指数は低下(19.61、-1.13) ・米長期金利は横ばい ・3月期末のドレッシング買い期待 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・ルネサス<6723>「1カ月で再開」堅持、出荷回復3—4カ月 ・明電舎<6508>中国にEVモーターの新工場、国内投資は中止 ・トヨタ<7203>EV「レクサス」披露、トヨタ新戦略、25年、全車種に ・シャープ<6753>電子デバイスを集約、2子会社、福山で ・伊藤忠<8001>伊藤忠など、インドネシアでユーグレナ培養推進 ・トヨタ<7203>中国でFCシステム生産 ・マツダ<7261>手動運転可能な下肢障がい者向けEV試作 ・中央発條<5992>新型「MIRAI」にバネ製品、水素タンク固定用など ・IHI<7013>発電設備をドローン点検、サービス開始 ・ダイフク<6383>空港マテハン収益向上、車向け経営ノウハウ活用 ・ブラザー工業<6448>工作機械の中国工場増床、愛知と合わせ能力2倍 ・日立建機<6305>鉱山機械「排出ゼロ」に、ABBと協力覚書 ・DMG森精機<6141>ユニット部品製造を分社、採算管理徹底 ・豊田織<6201>自動運転の貨物けん引車、来年10月発売 ・NTN<6472>グリース漏れ70%低減、フィルム延伸機向け軸受 ・富士通<6702>小山工場でローカル5G、無人搬送に活用 ・マクセルHD<6810>全固体電池を開発、表面実装に対応 ・京セラ<6971>簡単に5G接続可能な通信機器、5月投入 ・東洋炭素<5310>燃料電池向けに白金「担持」の電極触媒、工程短縮、低価格化 ・日本製鉄<5401>脱炭素へ開発投資前倒し、一部高炉、電炉に転換 ・コニカミノルタ<4902>パルスオキシメーター生産再開、家庭用、能力20倍 ・三菱ガス<4182>CO2からメタノール製造、技術供与、来年開始 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 2月鉱工業生産速報値(前月比予想:-1.3%、1月:+4.3%) <海外> ・10:00 中・3月製造業PMI(予想:51.2、2月:50.6) ・10:00 中・3月非製造業PMI(予想:52.0、2月:51.4) 《ST》
関連銘柄 22件
4182 東証プライム
3,054
5/14 15:00
-37(%)
時価総額 678,718百万円
化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
4902 東証プライム
542.6
5/14 15:00
+5.6(%)
時価総額 272,745百万円
大手複合機メーカー。情報機器に加え、印刷機、電子材料、光学製品、感光材料、照明、計測機器、医療機器などを製造、販売する。今期3Q累計はオフィス機器や機能材料が増加した。生産や物流のコスト削減も寄与した。 記:2024/02/24
5310 東証プライム
7,030
5/14 15:00
-1,090(%)
時価総額 147,581百万円
カーボンメーカー国内最大手。業界に先掛けて等方黒鉛を開発。原子力や放電加工、半導体分野等に黒鉛製品を提供。日本は機械用カーボン分野等が堅調。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/03/04
5401 東証プライム
3,368
5/14 15:00
+60(%)
時価総額 3,200,681百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5992 東証スタンダード
1,054
5/14 15:00
-5(%)
時価総額 26,921百万円
トヨタ系列の自動車部品メーカー。シャシばねや精密ばね、コントロールケーブル等を手掛ける。ばね製品に強み。シャシばねは増収。新製品スタビライザー「SDM」の量産開始等で収益性向上。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/10
6141 東証プライム
4,512
5/14 15:00
-142(%)
時価総額 568,304百万円
日系4大工作機械メーカーの一角。NC旋盤・マシニングセンタでトップ級で、高生産性旋盤に定評。グローバル展開積極化。工作機械受注に占める自動化案件比率は37%。コスト構造改善効果で、23.12期は増収増益。 記:2024/02/22
6201 東証プライム
14,610
5/14 15:00
-655(%)
時価総額 4,760,537百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。海上や空港向け物流機器や繊維機械も事業領域。産業車両・自動車事業の売上増や円安により、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/04
6305 東証プライム
4,495
5/14 15:00
-1(%)
時価総額 966,942百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6383 東証プライム
3,125
5/14 15:00
-195(%)
時価総額 1,186,969百万円
マテハン機器最大手。物流センターや倉庫、工場等の保管や搬送、仕分け、ピッキング等の物流ソリューションを提供。受注高は伸び悩むが、自動車生産ラインや空港向けシステムは売上堅調。24.3期3Qは小幅増収。 記:2024/03/05
6448 東証プライム
2,922.5
5/14 15:00
+66(%)
時価総額 766,341百万円
機械・ミシンメーカー。家庭用や工業用ミシンに加え、複合機やインクジェットプリンター、スキャナー製造、販売する。デジタル印刷機や工作機械等も。今期3Q累計の売上高は横ばいも、物流コストの減少により増益。 記:2024/03/07
6472 東証プライム
302.3
5/14 15:00
-5(%)
時価総額 160,964百万円
大手ベアリングメーカー。自動車向けのハブベアリングやドライブシャフトで世界シェアトップクラス。アフターマーケット向けにも強み。「H3ロケット」試験機2号機に軸受を供給。半導体不足解消し3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/22
6508 東証プライム
3,615
5/14 15:00
-125(%)
時価総額 164,584百万円
中堅重電メーカー。発電設備や送変電設備の電力インフラ、電鉄や上下水道等の社会インフラ、モビリティ等を展開。電力エネルギー事業では電力会社向け案件等が売上増。営業外収益増。24.3期3Qは経常黒字転換。 記:2024/02/10
6702 東証プライム
2,339.5
5/14 15:00
-17.5(%)
時価総額 4,845,357百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
2,619
5/14 15:00
+42.5(%)
時価総額 5,123,885百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6753 東証プライム
869.4
5/14 15:00
+18(%)
時価総額 565,464百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6810 東証プライム
1,544
5/14 15:00
+9(%)
時価総額 82,360百万円
リチウムイオン電池やレンズ成形品、家電、粘着テープなどを展開。LEDヘッドランプレンズ等で高シェア。ライフソリューション部門は黒字転換。海外生産拠点の生産性向上などが寄与。24.3期2Qは大幅増益。 記:2024/01/16
6971 東証プライム
1,872
5/14 15:00
+5(%)
時価総額 2,827,607百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7013 東証プライム
3,931
5/14 15:00
+62(%)
時価総額 608,047百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,389
5/14 15:00
+23(%)
時価総額 55,291,491百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7261 東証プライム
1,644
5/14 15:00
+44(%)
時価総額 1,038,686百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
8001 東証プライム
7,090
5/14 15:00
-41(%)
時価総額 11,236,870百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8905 東証プライム
1,825
5/14 15:00
-3(%)
時価総額 415,292百万円
商業施設デベロッパー最大手。イオンのショッピングセンターや商業施設の開発に加え、店舗の賃貸や運営・管理を行う。海外でのモール開発にも実績。今期3Q累計の売上高は過去最高を更新した。国内外ともに増加した。 記:2024/01/31