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新興市場見通し:グロース市場の低迷続く、東京地下鉄上場も影響し、関心は引き続き直近IPOへ

2024/10/19 14:53 FISCO
*14:53JST 新興市場見通し:グロース市場の低迷続く、東京地下鉄上場も影響し、関心は引き続き直近IPOへ   ■売買低迷でじり安の相場展開か 今週の新興市場は下落。同時期の騰落率は、日経平均が-1.58%だったのに対して、グロース市場指数は-2.11%、グロース市場250指数は-2.32%とグロース市場の弱さがやや目立った。売買代金は5営業日連続で1000億円を割り込んでおり、18日の835億円は5月9日(798億円)以来の低水準となった。グロース市場250指数は6営業日連続で陰線を残すなど、プライム市場同様、投資家心理の低下などから買いが入らない状況が継続した。 時価総額上位銘柄では、タイミー<215A>が上場来安値を連日で更新するなど弱い動きが目立った。また、フリー<4478>も売り優勢となったほか、ティーケーピー<3479>は決算が嫌気されて、売り圧力が強まった。一方、16日まで6営業日続落していたGENDA<9166>がようやく反発したほか、GMOフィナンシャルゲート<4051>は週を通してしっかり。このほかの銘柄では、11日に上場したオルツ<260A>に短期資金が向かい急騰したが、週末は利益確定に押された。なお、スタンダード市場に日水コン<261A>とインターメスティック<262A>の2社が上場。日水コンの初値は公開価格を6.2%下回る1341円となったが、インターメスティックの初値は公開価格を25.0%上回る2038円となった。 ■直近IPO銘柄に短期資金が向かうか 来週の新興市場は、引き続き売買低迷で主力株中心に弱い動きとなりそうだ。グロース市場250指数は、75日移動平均線から下方乖離しておりトレンドは弱い。セリングクライマックスのような大きな動きもなく、押し目も狙いにくい。売買代金が1000億円を割り込むような薄商いでは、主力株に腰の据わった資金が入らないことから、じり安の相場展開は続きそうだ。 来週は21日に札証アンビシャスに伸和ホールディングス<7118>、22日にグロースにSchoo<264A>、23日にプライムに東京地下鉄<9023>、25日にプライムにリガク・ホールディングス<268A>がそれぞれ上場する。市場では、公開規模3200億円、時価総額6400億円相当の東京地下鉄の上場に高い関心が向かっている。2018年のソフトバンク<9434>以来となる超大型IPOで、2015年に上場した日本郵政3社以来となる政府保有株式の売り出しということからも関心は高い。堅調な初値形成と初値形成後の動きが確認できれば、投資家心理が多少改善するかもしれない。 東京地下鉄の初値形成等が堅調であれば、市場は違うものの、グロース市場の直近IPO銘柄に短期資金が向かうと想定する。オルツは引き続き乱高下しそうだが、上場来高値更新中のグロースエクスパートナーズ<244A>は強い動きが期待できよう。一方、キッズスター<248A>のように上場来安値を更新している銘柄もリバウンドを狙いたいところだ。 《FA》
関連銘柄 12件
215A 東証グロース
1,135
11/21 15:30
±0(0%)
時価総額 107,983百万円
スキマバイトサービス「タイミー」を提供。サービス利用率、求人掲載数は国内No.1シェアを誇る。ワーカーは、20代から40代までの若い世代が多い。クライアントは創業以来、物流・飲食・小売業界が中心だが、近年ホテル・宿泊業界での利用も伸びてきている。 記:2024/06/21
2,453
11/21 15:30
+74(3.11%)
時価総額 7,212百万円
各業界におけるリーディングカンパニーであるエンタープライズ企業を主な顧客とし、「エンタープライズDX事業」を展開。顧客自ら事業価値を創造し続ける組織(自走型DX組織)へ変革させるDX支援が特徴。 記:2024/08/21
248A 東証グロース
1,617
11/21 15:30
-21(-1.28%)
時価総額 4,042百万円
くふうカンパニー<4376>傘下。同社の事業軸となっている社会体験アプリ「ごっこランド」では、スマートデバイスを通じて、社会との繋がりを作り、子供たちが楽しみながら「社会体験(ごっこ遊び)」ができるソリューションを提供。 記:2024/08/23
260A 東証グロース
659
11/21 15:30
-14(-2.08%)
時価総額 17,032百万円
創業より一貫して「P.A.I.」(パーソナル人工知能)の研究開発を行う。2020年1月にメインプロダクトであるCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」の提供を開始。 記:2024/09/05
261A 東証スタンダード
1,367
11/21 15:30
+1(0.07%)
時価総額 16,221百万円
上下水道を中心とした水に関する事業に特化して1959年に設立した建設コンサルティング事業者。上下水道等のライフライン、河川・砂防等の防災関連等の「社会インフラ」の整備において、主に官公庁などの公的機関から発注を受け、調査・設計等に関わる技術的なコンサルティングを行う。 記:2024/09/09
262A 東証プライム
2,488
11/21 15:30
-77(-3%)
時価総額 76,133百万円
メガネ及びメガネ小物の企画から販売までを一貫して手掛ける。日本で初めてSPA方式をメガネ事業に導入。コラボ商品にも力を入れており、2013年には日本のメガネ業界で初めてディズニーとコラボを開始。 記:2024/09/12
3479 東証グロース
1,248
11/21 15:30
+13(1.05%)
時価総額 52,885百万円
貸会議室事業が主力。リゾートホテルやビジネスホテル等のホテル・宿泊研修事業等も手掛ける。運営する貸会議室は230施設超。顧客基盤は3万社超。高いリピート率が強み。貸会議室事業では引き続き新規出店等を推進。 記:2024/06/03
6,920
11/21 15:30
-610(-8.1%)
時価総額 57,706百万円
マルチ決済端末ソリューションや組込型決済ソリューション、決済センターソリューションなどを手掛ける。決済デバイスから決済センター、入金業務までワンストップで提供。端末レス決済サービスの強化などを図る。 記:2024/07/08
4478 東証グロース
2,681
11/21 15:30
+53(2.02%)
時価総額 157,133百万円
中小企業向けに統合型クラウド会計ソフト、人事労務ソフトの提供等を行う。クラウド会計ソフトで国内トップシェア。有料課金ユーザー企業数は53万件超。サブスク売上比率が高い。金融サービスの拡大等を図る。 記:2024/10/24
1,695
11/21 15:23
±0(0%)
時価総額 2,204百万円
飲食事業としては、居酒屋業態の「炭火居酒屋 炎」、焼肉専門業態の「ホルモン一頭買い 牛乃家」などの5ブランドを直営方式にて、物販事業としては、惣菜販売業態の「美唄焼鳥・惣菜 炎」、お持ち帰りとイートインの併合業態の「カレーハウス レッツゴーカレー」の2ブランドを直営方式にて店舗展開している。 記:2024/09/12
9166 東証グロース
2,732
11/21 15:30
+22(0.81%)
時価総額 188,666百万円
GiGO等のアミューズメント施設、カラオケチェーン「カラオケBanBan」の運営等を行うエンタメ・プラットフォーム事業が柱。エンタメ・コンテンツ事業も。アミューズメントは積極的な新規出店、M&Aに注力。 記:2024/10/05
9434 東証プライム
192.9
11/21 15:30
-0.8(-0.41%)
時価総額 9,197,351百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05