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前場に注目すべき3つのポイント~海外勢による売り圧力が強まる可能性~

2024/10/28 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~海外勢による売り圧力が強まる可能性~ 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■海外勢による売り圧力が強まる可能性 ■日立建機、25/3下方修正 営業利益 1510億円←1650億円 ■前場の注目材料:川崎重、パラオの電力安定化、事業モデル確立、島しょ国展開 ■海外勢による売り圧力が強まる可能性 28日の日本株市場は、波乱の相場展開が警戒されそうだ。25日の米国市場はNYダウが259ドル安、ナスダックは103ポイント高だった。10月の米ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回り、ソフトランディング期待から買われる場面もみられた。ただし、米長期金利の上昇が重荷となり、NYダウは下落に転じた。一方でナスダック指数はハイテク企業の決算期待から大型テック株などの一角が買われたことが安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の38095円。円相場は1ドル153円00銭台で推移している。 日経平均株価は衆議院選挙で与党が過半数を割り込んだことで、売り先行の展開になろう。先週は週初に39100円を回復する場面もみられたが、その後は政治リスクへの織り込みが強まり、一時37700円水準まで売られていた。与党の過半数割れの可能性から織り込みが進んでいたこともあり、ある程度は織り込まれている。ただし、今後の政治運営リスクが警戒されるなか、改めて海外勢による売り圧力が強まる可能性が警戒される。 売り一巡後に下げ止まりをみせてくるようだと、アク抜け感が強まる展開も想定されるが、来週には米大統領選を控えていることから、アク抜け期待の買いは限られやすいだろう。米大統領選については、トランプ前大統領の勝利を狙ったポジションが一部で積み上がっているとの見方もあり、米国ではギリギリまで不安定な値動きが続くことが見込まれる。 また、決算発表が本格化するため、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。特に今週は米国で大型テック株や半導体株の決算発表が予定されている。ハイテク企業の予想を上回る決算発表が相次ぐようだと指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだが、積極的な上値追いの動きは限られる可能性がある。 まずは衆院選での与党過半数割れを嫌気した下げ止まりを見極めることになろう。物色はインデックスに絡んだ売りの影響を避ける狙いから、中小型のIT関連などに個人主体の資金が向かいそうだ。また、決算を手掛かりにとした個別対応になるだろう。なお、週末に決算を発表したところでは、中外薬<4519>、綿半HD<3199>、井村屋G<2209>、早稲アカ<4718>、アマノ<6436>、テクノスマート<6246>、大末建<1814>、福井銀<8362>、大垣銀<8361>などが注目される。 ■日立建機、25/3下方修正 営業利益 1510億円←1650億円 日立建機<6305>は2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆3700億円から1兆3500億円、営業利益を1650億円から1510億円に下方修正した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが想定より遅いペースとなったことで、油圧ショベルの需要の回復が後ずれする影響を織り込んだ。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(18518.61、+103.12) ・1ドル=152.80-90円 ・シカゴ日経先物は上昇(38095、大阪比+85) ・SOX指数は上昇(5212.83、+55.22) ・米原油先物は上昇(71.78、+1.59) ・米国のインフレ沈静化期待 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・川崎重<7012>パラオの電力安定化、事業モデル確立、島しょ国展開 ・TOPPAN<7911>スウェーデン社買収、セキュア強化 ・トヨタ自<7203>ダイハツ、生産停止期間を短縮、受注機会損失を抑制 ・三井物産<8031>マクドナルド向け配送買収、日台3社ノウハウ融合 ・伊藤忠<8001>米健康食品に出資、アジア新興国需要照準 ・ブロードリーフ<3673>社長・大山堅司氏、車アフター市場のDX支援 ・トヨタ自<7203>資源循環推進で社団法人設立、グループ10社連携 ・セイノーHD<9076>島根でドローン物流実証、エアロネクストと共同 ・三菱重<7011>三菱重工マリンマシナリ、中国社に過給器ライセンス供与 ・富士通<6702>AIで5G網の品質向上、モバイル向け世界展開 ・楽天G<4755>楽天モバイル、携帯大手が “楽天包囲網”、相次ぎ30ギガプラン投入 ・野村総合研究所<4307>オンライン商談に生成AI、法令違反・手順確認 ・富士電機<6504>停泊船に陸から給電、コンテナ型装置 ・大成建設<1801>TechShareと、ロボ効率活用システム、異なる仕様に自動給電 ・関西電力<9503>兵庫・赤穂市と連携協定、火力廃止し脱炭素推進 ・大林組<1802>建材の循環利用推進、再使用効果を可視化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 25件
1801 東証プライム
6,495
10/30 15:00
+27(%)
時価総額 1,304,215百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
1802 東証プライム
1,903.5
10/30 15:00
+15(%)
時価総額 1,373,394百万円
1892年創業の大手ゼネコン。国内建設事業を中心に、海外建設事業、エンジニアリング事業等を展開。東京スカイツリーなどで施工実績。グループ社数は140社超。建設バリューチェーンの強化などに取り組む。 記:2024/08/09
1814 東証プライム
1,635
10/30 15:00
-3(%)
時価総額 17,354百万円
マンション建築が主力の総合建設会社。1937年創業。物流倉庫等の一般建築、既存建物の補修、増築・改修等も手掛ける。マンション建築は業界トップクラスの施工実績。31.3期営業利益50億円以上目指す。 記:2024/06/09
2209 東証プライム
2,420
10/30 15:00
-19(%)
時価総額 31,668百万円
ようかんや「あずきバー」、肉まん・あんまん等の製造・販売を行う。1896年創業。三重県津市に本社。小豆を使用した商品に強み。調味料事業等も手掛ける。新規事業の創出や海外での市場拡大、輸出強化等に注力。 記:2024/07/29
3199 東証プライム
1,612
10/30 15:00
-51(%)
時価総額 32,174百万円
綿半ホームエイドを中核とする持株会社。長野県中心にホームセンター、スーパーセンターを展開。1598年創業。木造建築等の建設事業、貿易事業も。27.3期売上1500億円目標。M&A等で売場面積の拡大図る。 記:2024/06/09
3673 東証プライム
555
10/30 15:00
+3(%)
時価総額 54,333百万円
モビリティ産業向けソフトウェアの開発・販売等を行う。クラウド版業務支援ソフトウェア「.cシリーズ」、電子帳簿保存法対応ソフトウェア等を手掛ける。ストック売上比率は8割超。クラウドサービスは対象業種が拡大。 記:2024/08/23
4307 東証プライム
4,999
10/30 15:00
+99(%)
時価総額 3,056,154百万円
大手システムインテグレーター。金融ITソリューション、産業ITソリューションが柱。戦略コンサル、IT基盤サービス等も。業界トップクラスの収益力が強み。26.3期売上810億円目標。海外売上の拡大等を図る。 記:2024/05/10
4519 東証プライム
7,340
10/30 15:00
-378(%)
時価総額 12,324,286百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4718 東証プライム
1,662
10/30 15:00
-1(%)
時価総額 31,598百万円
小中高校生を対象とした進学塾「早稲田アカデミー」等を首都圏で直営展開。難関校の合格実績に強み。大学受験部の新領域開拓図る。26.3期営業利益30億円目標。早稲田アカデミー晴海校を24年7月に新規開校予定。 記:2024/06/11
4755 東証プライム
922.7
10/30 15:00
+2.8(%)
時価総額 1,901,694百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6246 東証スタンダード
1,622
10/30 15:00
-103(%)
時価総額 20,116百万円
1912年創業の産業装置メーカー。光学系機能性フィルム塗工装置、2次電池電極用塗工乾燥装置、フレキシブルプリント基板用塗工乾燥機等を手掛ける。燃料電池用、タッチパネル用塗工乾燥装置などの受注を強化。 記:2024/10/04
6305 東証プライム
3,374
10/30 15:00
-32(%)
時価総額 725,798百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6436 東証プライム
4,226
10/30 15:00
-128(%)
時価総額 323,957百万円
就業情報システム・給与計算システム、パーキングシステム機器等の時間情報システム事業が主力。1931年創業。集塵機等の環境関連システム事業も。情報システムのソフト・クラウド事業等を成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/12
6504 東証プライム
7,971
10/30 15:00
+137(%)
時価総額 1,190,046百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6702 東証プライム
2,980
10/30 15:00
+5.5(%)
時価総額 6,171,902百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
7011 東証プライム
2,173
10/30 15:00
+23(%)
時価総額 7,330,937百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7012 東証プライム
5,913
10/30 15:00
+81(%)
時価総額 992,923百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7203 東証プライム
2,711.5
10/30 15:00
+12(%)
時価総額 44,238,087百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7911 東証プライム
4,505
10/30 15:00
+90(%)
時価総額 1,575,426百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
8001 東証プライム
7,727
10/30 15:00
+109(%)
時価総額 12,246,445百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8031 東証プライム
3,194
10/30 15:00
+12(%)
時価総額 9,669,474百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8361 東証プライム
1,841
10/30 15:00
+5(%)
時価総額 77,013百万円
岐阜県地盤の地方銀行。1896年設立。総資産は6兆円超。グループ会社に共友リース、共立コンピューターサービス、OKB証券など。27.3期当期純利益120億円以上目標。リソース最適化による収益性向上図る。 記:2024/07/29
8362 東証プライム
1,798
10/30 15:00
-18(%)
時価総額 43,413百万円
福井県地盤の地銀。県内シェアは預金・貸出金ともに首位。石川県や富山県にも店舗を持つ。21年に福邦銀行を連結子会社化。野村証券との包括的業務提携で金融商品仲介業務を開始。貸出残高伸びる。投信信託販売も堅調。 記:2024/08/18
2,433
10/30 15:00
+2(%)
時価総額 505,285百万円
トラック運送大手。旧西濃運輸。「カンガルー便」で知名度。全国に輸送ネットワークを構築し、企業間物流に実績。自動車販売なども。自動車販売事業はメーカー不正問題で低調。輸送は堅調。日本郵便と共同運行へ連携。 記:2024/07/10
9503 東証プライム
2,607
10/30 15:00
+117.5(%)
時価総額 2,447,277百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17