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前場に注目すべき3つのポイント~波乱展開のなかで押し目狙いのタイミングを探る~

2024/9/30 9:31 FISCO
*09:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~波乱展開のなかで押し目狙いのタイミングを探る~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■波乱展開のなかで押し目狙いのタイミングを探る ■DCM 、2Q営業利益 18.3%増 210億円 ■前場の注目材料:クボタ、リードタイム半減、石化プラント向け反応管 ■波乱展開のなかで押し目狙いのタイミングを探る 30日の日本株市場は、波乱の展開が見込まれるが、急落後の買いのタイミングを探ることになりそうだ。27日の米国市場はNYダウが137ドル高、ナスダックは70ポイント安だった。8月の個人消費支出(PCE)価格指数で、PCEコア価格指数が予想を下回ったことから、米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が高まった。一方で、ナスダックは半導体のエヌビディアの下落が重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比2400円安の37450円。円相場は1ドル142円60銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、大幅に下落して始まることになりそうだ。自民総裁選では日銀の利上げに批判的な立場の高市氏がトップで決選投票に進んだことで、為替市場では円安が進行し、日経平均株価は終盤にかけて上げ幅を広げ、連日で高値引けとなっていた。日経225先物は一時39900円まで買われていたが、決選投票で石破氏が逆転したことで、高市氏の勝利を織り込んだポジションが一気に剥がれ、ナイトセッションでは急落する形となった。 日経225先物はナイトセッションで2400円を超える急落となったことで、朝方はインデックスに絡んだ売りが集中することで、幅広い銘柄が売り気配からのスタートになりそうだ。日経平均は直近2日間の急伸部分を帳消しにすることになろうが、これにより一気に需給整理が進展する可能性はあるだろう。オーバーシュート気味に下落する可能性は高く、売り一巡後は改めて新政権による政策期待が高まると考えられるため、押し目狙いのタイミングを探ることになりそうだ。 物色としてはインデックスに絡んだ売りから品薄銘柄についてはイレギュラー的な価格形成になりやすく、リバウンドを狙った押し目買いに向かわせよう。また、今後は新政権による政策が明らかになるにつれて、関連銘柄を探る動きもみられそうだ。為替にらみのなか、輸出関連は手掛けづらくさせそうだが、足もとの円安進行で利食いに押されていた内需系の銘柄へのリバウンドも意識されそうである。 ■DCM 、2Q営業利益 18.3%増 210億円 DCM<3050>が発表した2025年2月期第2四半期業績は、営業収益が前年同期比16.5%増の2877.74億円、営業利益は同18.3%増の210.81億円だった。マスクなど衛生用品の需要は低下しているが、節約志向に対する企画品強化によって、トイレットペーパーなどの紙関連商品や洗剤は好調に推移した。防災意識の高まりにより、家具転倒防止用品などの防災用品やポータブルバッテリー、ヘルメットなどが好調に推移。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(39829.56、+903.93) ・NYダウは上昇(42313.00、+137.89) ・米原油先物は上昇(68.18、+0.51) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・クボタ<6326>リードタイム半減、石化プラント向け反応管 ・ライオン<4912>日用品4社、温室ガス排出量実測値の共通流通基盤を実証 ・三井住友<8316>三井住友銀行など、金融・決済の新興に出資、DX支援基盤構築 ・SBI<8473>台湾PSMCとの提携解消、宮城工場新設は維持 ・上組<9364>川崎汽船、物流子会社を持ち株会社化、47%株取得 ・三菱重<7011>JAXAと、メーンエンジン3基形態「H3」、来年度打ち上げ ・川崎重<7012>防衛事業のガバナンス強化、社長直轄組織新設 ・パナHD<6752>AI開発効率化でスタートアップと協業、学習時間30%減 ・ダイヘン<6622>停車中にワイヤレス充電、三菱ふそうトラック・バスなどと来年実証 ・アマダ<6113>生産・調達改革を加速、レーザー加工機30%増強 ・SMC<6273>オートスイッチ開発、給電・通信を無線化 ・タクマ<6013>グループの日本サーモエナー、バイオボイラ製造2社を買収 ・OSG<6136>社長・大沢伸朗氏、微細精密加工分野を開拓 ・浜松ホトニクス<6965>創薬スクリーニング工程向け細胞解析装置、最短21分 ・三菱重<7011>CO2回収装置4種、モジュール化で工期短縮 ・日揮HD<1963>石油資源開発など8社で、マレーシアでCCS事業受託 ・楽天G<4755>楽天経済圏の顧客解析、データ活用基盤提供、企業の意思決定支援 ・ローム<6963>体積1000分の1のテラヘルツ波発振・検出デバイス ・住友金属鉱山<5713>グループのサイコックス、8インチSiC基板を量産、鹿児島に設備 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 8月鉱工業生産速報値(前月比予想:-0.5%、7月:+3.1%) <海外> ・10:30 中・9月製造業PMI(予想:49.5、8月:49.1) ・10:30 中・9月非製造業PMI(予想:50.5、8月:50.3) 《ST》
関連銘柄 19件
1963 東証プライム
1,281.5
10/2 15:00
+12(%)
時価総額 332,434百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
3050 東証プライム
1,555
10/2 15:00
-23(%)
時価総額 244,135百万円
ホームセンター大手。カーマ、ダイキ、ホーマックの経営統合によって誕生した持株会社。24年2月末時点のグループ店舗数は840店舗。配当性向は35%目安。販促強化でDCMブランドの売上構成比率は上昇。 記:2024/06/09
4755 東証プライム
900.2
10/2 15:00
-17.3(%)
時価総額 1,855,321百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
4912 東証プライム
1,575
10/2 15:00
-16(%)
時価総額 460,744百万円
トイレタリー用品や医薬品等を展開。オーラルケア国内首位。衣料品洗剤や石鹸も有力。ホームケア分野の競争力強化図る。薬品分野はニキビ薬等の売上が伸びる。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
5713 東証プライム
4,589
10/2 15:00
+143(%)
時価総額 1,334,545百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6013 東証プライム
1,606
10/2 15:00
+3(%)
時価総額 133,298百万円
ごみ処理プラントやバイオマス発電プラント、下水汚泥焼却発電プラント等の設計・施工、メンテナンス等を行う。汎用ボイラの製造・販売等も。中計では27.3期経常利益140億円目標。EPC事業の拡大等に取り組む。 記:2024/06/24
6113 東証プライム
1,493
10/2 15:00
-8(%)
時価総額 536,159百万円
金属加工機械メーカー。板金加工機械で国内トップシェア。溶接機や研削盤、プレスマシン等も手掛ける。海外売上高比率は6割超。配当性向50%目安。受注残高は高水準。中計では26.3期売上高4000億円目標。 記:2024/06/13
6136 東証プライム
1,987.5
10/2 15:00
-32(%)
時価総額 197,126百万円
世界有数の総合切削工具メーカー。ねじ切り工具(タップ)で世界トップシェア。エンドミルやドリル等も手掛ける。愛知県豊川市に本社。幅広い製品ラインナップが強み。顧客開拓で半導体・5G産業などの販路拡大図る。 記:2024/05/17
6273 東証プライム
63,730
10/2 15:00
-880(%)
時価総額 4,293,426百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6326 東証プライム
2,050
10/2 15:00
-0.5(%)
時価総額 2,460,506百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6622 東証プライム
6,480
10/2 15:00
-200(%)
時価総額 175,627百万円
変圧器等の電力機器、産業用ロボット、自動搬送台車、高周波電源等を手掛ける。アーク溶接ロボットで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。EV充電システム等は販売順調。27.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/15
1,253
10/2 15:00
-3(%)
時価総額 3,074,933百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6963 東証プライム
1,730.5
10/2 15:00
+15.5(%)
時価総額 712,966百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
6965 東証プライム
1,882.5
10/2 15:00
-34(%)
時価総額 621,541百万円
光電子増倍管などの電子管事業、光半導体素子などの光半導体事業が柱。光電子増倍管は世界トップシェア。小惑星探査機「はやぶさ」などで納入実績。海外売上高比率は70%超。学術向け光電子増倍管は売上順調。 記:2024/07/07
7011 東証プライム
2,210
10/2 15:00
-73.5(%)
時価総額 7,455,762百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7012 東証プライム
6,245
10/2 15:00
-42(%)
時価総額 1,048,673百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
3,032
10/2 15:00
-69(%)
時価総額 11,899,181百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
8473 東証プライム
3,304
10/2 15:00
-60(%)
時価総額 899,531百万円
ネット証券で国内トップ。SBI新生銀行、住信SBIネット銀行、SBI生命保険、SBI損害保険など証券関連、銀行、保険をコアに多様な事業展開。フィンテック、バイオ等に投資も。証券は口座数増。銀行テコ入れへ。 記:2024/08/19
9364 東証プライム
3,249
10/2 15:00
-23(%)
時価総額 392,242百万円
港湾運送国内最大手。1867年創業。東京、神戸など国内6大港におけるコンテナ取扱量でシェアトップクラス。バナナなど青果物の取り扱いに強み。配当性向40%目安。コンテナターミナルの競争力強化などに取り組む。 記:2024/08/30