マーケット
9/30 15:15
37,919.55
-1,910.01
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
10/1 6:24:55
9,166,364
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~こう着感が強まりそうだが先高期待の強い相場展開に~

2024/7/3 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着感が強まりそうだが先高期待の強い相場展開に~ 3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■こう着感が強まりそうだが先高期待の強い相場展開に ■霞ヶ関キャピタル、3Q営業利益 249.2%増 36.43億円 ■前場の注目材料:マクセル、全固体電池を開拓、新事業・M&Aに最大100億円 ■こう着感が強まりそうだが先高期待の強い相場展開に 3日の日本株市場は、買い先行で始まった後は次第にこう着感が強まりそうだが、先高期待の強い相場展開になりそうだ。2日の米国市場は、NYダウが162ドル高、ナスダックは149ポイント高だった。週末に6月の米雇用統計の発表を控え様子見姿勢が広がる中、足元で上昇していた銘柄に利益確定の売りが先行した。その後、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、インフレは再び鈍化傾向にあると指摘したことで長期金利が低下し、アマゾンやアップルなど主要ハイテク株が買われ相場を支えた。シカゴ日経平均先物は日中大阪比150円高の40260円。円相場は1ドル161円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時39850円まで売られたが、その後は強いリバウンド基調をみせており、40280円まで買われる場面もみられた。4万円辺りでの攻防が続くとみられていたが、4万円を支持線としたトレンドが意識されやすく、押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。 米国では3日は短縮取引となり、4日が独立記念日で休場となる。既に休暇を取っている参加者も多いと考えられ、海外勢のフローは限られそうである。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだ。一方で、昨日は後場に入り断続的にインデックスに絡んだ資金流入が目立っていた。積極的な上値追いの動きは限られるものの、参加者が限られるなかでインデックス買いが機械的に入ってくるようだと、上へのバイアスが強まりやすいだろう。 米国ではアマゾン・ドット・コム、アップル、メタプラットフォームズなど大型テック株の一角が買われていた。エヌビディアは下落したが、アームホールディングスは3%近く買われていたため、ソフトバンクグループ<9984>の支援材料になりやすい。また、ファーストリテ<9983>が昨夕発表したユニクロの6月国内既存店売上高は、前年同月比14.9%増だった。これが材料視されるようだと、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均株価を牽引する形になりそうだ。 日経平均株価は昨日の上昇でボリンジャーバンドの+2σ(39830円)を突破し、+3σ(40310円)に接近してきた。+3σ近辺では過熱感が警戒されやすく利益確定の売りが入りやすいだろうが、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。 ■霞ヶ関キャピタル、3Q営業利益 249.2%増 36.43億円 霞ヶ関キャピタル<3498>が発表した2024年8月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比82.0%増の335.95億円、営業利益は同249.2%増の36.43億円だった。温暖化に対する意識の高まりで環境にやさしい自然冷媒を用いた冷凍倉庫の建て替え需要を取り込んだ。2024年8月期業績は、売上高が前期比60.9%増の600億円、営業利益は同91.3%増の85億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(40074.69、+443.63) ・NYダウは上昇(39331.85、+162.33) ・ナスダック総合指数は上昇(18028.76、+149.46) ・シカゴ日経先物は上昇(40260、大阪比+150) ・SOX指数は上昇(5544.99、+67.85) ・VIX指数は低下(12.03、-0.19) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・マクセル<6810>全固体電池を開拓、新事業・M&Aに最大100億円 ・住友化学<4005>農薬事業を拡大、低環境負荷、欧米で商機 ・パナソニックHD<6752>自社専用の生成AI基盤開発へ、国内最大規模 ・イトーキ<7972>RFルーカスに出資、オフィス家具の利用情報管理システム開発 ・ニデック<6594>エンブラエル系に出資、eVTOL市場深耕 ・ホンダ<7267>損保大手4社、同株5000億円規模売却 ・イオン<8267>PB32品目値下げ、全国1万店 ・スズキ<7269>インド工場でバイオガス設備稼働、CO2年190トン削減 ・島津製作所<7701>徳島大と連携、医療技術強化へ人材交流 ・日立造船<7004>デンマーク社を買収、ゴミ発電施設のアフター拡大 ・三菱電機<6503>三菱ビルソリューションズ、エレベーター施工、中国人技術者受け入れ ・日立<6501>羽田・京都に共創拠点、製造・物流SI強化 ・TOPPAN HD<7911>JALと、翻訳ディスプレー実証、空港で“対面”会話 ・日本ガイシ<5333>台湾パネルセミに出資、超薄型電池など加速 ・インテージHD<4326>店内看板、生成AIで商品広告、ドコモなどと、熊本のスーパーで実証 ・NEC<6701>スイス子会社、台湾大手銀に基盤納入、富裕層サービス支援 ・JFE HD<5411>JFE商事、建材で豪開拓、現地社買収で事業体制強化 ・大成建設<1801>現実と仮想を相互連携、都市開発にデジタルツイン、石見銀山で実証 ・三菱マテリアル<5711>チリで銅精鉱の生産開始 ・日揮HD<1963>エヌ・イーケムキャットと医薬品連続生産に触媒提案、装置 ・日本ルツボ<5355>社長・西村有司氏、中計達成、工業炉伸ばす ・日本板硝子<5202>Jパワー・新日本繊維と、石炭灰から高機能繊維 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪・5月小売売上高(前月比予想:+0.3%、4月:+0.1%) ・10:45 中・6月財新サービス業PMI(予想:53.4、5月:54.0) 《ST》
関連銘柄 25件
1801 東証プライム
6,260
9/30 15:00
-88(%)
時価総額 1,257,027百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
1963 東証プライム
1,252.5
9/30 15:00
-26.5(%)
時価総額 324,911百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
3498 東証プライム
14,980
9/30 15:00
-990(%)
時価総額 142,999百万円
物流施設開発やホテル開発、ヘルスケア施設開発等を行う不動産コンサルティング事業を展開。海外事業はドバイに注力。積極採用で組織体制を強化。稼働中のホテル客室数は540室超。熱海市でホテル開発用地を取得。 記:2024/05/08
4005 東証プライム
407.5
9/30 15:00
-13(%)
時価総額 674,763百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
1,587
9/30 15:00
-43(%)
時価総額 64,156百万円
マーケティングリサーチ国内最大手のインテージを中核とする持株会社。NTTドコモ傘下。国内最大級の消費者パネルモニター数などが強み。消費財・サービスのマーケティング支援ではドメインの拡張などに注力。 記:2024/08/13
5202 東証プライム
373
9/30 15:00
-8(%)
時価総額 33,996百万円
大手ガラスメーカー。1918年創業。住友グループ。2006年に英国ピルキントン社を買収。建築用ガラス、自動車用ガラスが柱。取引先の生産回復で自動車用ガラス事業は売上順調。27.3期営業利益640億円目標。 記:2024/06/15
5333 東証プライム
1,871
9/30 15:00
-102(%)
時価総額 593,724百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
5355 東証スタンダード
595
9/30 13:01
-4(%)
時価総額 4,192百万円
1885年創業の耐火物メーカー。銅、銅合金を溶解する黒鉛ルツボが主力製品。工業炉の設計・製造、溶融炉耐火物の販売等も行う。自動車関連企業が主要取引先。新製品の拡販、事業ポートフォリオの再構築を図る。 記:2024/08/19
5411 東証プライム
1,918.5
9/30 15:00
-34(%)
時価総額 1,178,799百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
5711 東証プライム
2,575
9/30 15:00
-84(%)
時価総額 338,587百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
6501 東証プライム
3,781
9/30 15:00
-243(%)
時価総額 17,530,867百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6503 東証プライム
2,303.5
9/30 15:00
-154(%)
時価総額 4,946,080百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6594 東証プライム
3,006
9/30 15:00
-102(%)
時価総額 3,584,862百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6701 東証プライム
13,750
9/30 15:00
-530(%)
時価総額 3,751,688百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
1,243
9/30 15:00
-38.5(%)
時価総額 3,050,393百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6810 東証プライム
1,839
9/30 15:00
-55(%)
時価総額 98,096百万円
各種リチウム電池やIoT電源システム、産業用テープ等の機能性部材料、車載用光学部品、理美容機器等を手掛ける。LEDヘッドランプレンズ、耐熱コイン形リチウム電池等で世界トップシェア。全固体電池などに注力。 記:2024/04/30
7004 東証プライム
991
9/30 15:00
-19(%)
時価総額 168,683百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7267 東証プライム
1,507.5
9/30 15:00
-114(%)
時価総額 8,192,185百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7269 東証プライム
1,592.5
9/30 15:00
-107(%)
時価総額 3,128,603百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7701 東証プライム
4,774
9/30 15:00
-124(%)
時価総額 1,413,438百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7911 東証プライム
4,244
9/30 15:00
-238(%)
時価総額 1,484,152百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
7972 東証プライム
1,490
9/30 15:00
-49(%)
時価総額 79,541百万円
デスク・ワークステーションなどを手掛けるオフィス家具メーカー。特殊扉や情報セキュリティシステムなどの設備機器・パブリック事業も展開。サプライチェーン改革でビジネス拡張図る。配当性向は40%目指す。 記:2024/08/12
8267 東証プライム
3,899
9/30 15:00
-59(%)
時価総額 3,399,636百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。アセアンなどアジアでも事業展開。連結配当性向は30%目標。ヘルス&ウエルネスの進化、アジアシフトの加速等に取り組む。 記:2024/05/06
9983 東証プライム
47,420
9/30 15:00
-1,690(%)
時価総額 15,090,040百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,427
9/30 15:00
-666(%)
時価総額 14,519,333百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17