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前場に注目すべき3つのポイント~イレギュラー的な決算反応から押し目狙いに~

2023/10/31 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~イレギュラー的な決算反応から押し目狙いに~ 31日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■イレギュラー的な決算反応から押し目狙いに ■パナソニック、2Q営業利益 28.8%増 1928億円 ■前場の注目材料:ダイヘン、初のアーク溶接用協働ロボ投入、移設容易なコンパクト形状 ■イレギュラー的な決算反応から押し目狙いに 31日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。30日の米国市場はNYダウが511ドル高、ナスダックは146ポイント高だった。イスラエルによるガザ地上戦作戦が慎重に進められているとの判断から脅威が緩和し、買戻しが優勢となった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が、今週開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ見送り観測を受けて、終日堅調な相場展開だった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比100円安の30600円。円相場は1ドル149円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まりそうだ。米国市場の上昇は材料視されるものの、FOMCを控えるなかでの持ち高調整に伴う買い戻しとみられ、インパクトは限られそうである。一方で、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりそうだ。現状の緩和政策を継続するとの見方がコンセンサスであるが、植田総裁会見を見極めたいとして、結果発表後もアク抜け的な値動きは期待しづらい面はある。 昨日の日経平均は30500円に迫る場面が見られたが、後場半ば以降に商いを伴って下げ渋る動きをみせていた。東証プライムの売買高は29億株に膨れていたことから、押し目待ち狙いの買いのほか、重要イベントを前にした買い戻しの動きなども先回り的に入っていたと考えられる。一方で、日経225先物はナイトセッションで一時30390円まで売られる場面が見られており、10月5日に付けた直近安値に迫ってきた。同水準でのダブルボトムというよりは、節目の3万円を試す可能性が意識されやすく、戻り待ちの売り圧力には警戒しておきたい。 また、決算発表が本格化するなか、昨日はコマツ<6301>やエプソン<6724>、オムロン<6645>などの急落が目立った。イレギュラー的な面もあるが、決算に対して神経質にならざるを得ないだろう。決算後の反応を見極めつつ、押し目狙いのスタンスになりそうだ。なお、昨夕決算を発表したところでは、日特殊陶<5334>、関西電力<9503>、アルプスアル<6770>、OLC<4661>、ストライク<6196>、NEC<6701>などの動向が注目される。 ■パナソニック、2Q営業利益 28.8%増 1928億円 パナソニック<6752>が発表した2024年3月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比1.4%増の4兆1194.24億円、営業利益は同28.8%増の1928.35億円だった。インダストリーが大きく減収となったが、オートモーティブ・コネクト・車載電池の販売増に加え、為替換算の影響もあり、増収となった。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(32928.96、+511.37) ・ナスダック総合指数は上昇(12789.48、+146.47) ・VIX指数は低下(19.75、-1.52) ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・ダイヘン<6622>初のアーク溶接用協働ロボ投入、移設容易なコンパクト形状 ・NTT<9432>分散型DCの低遅延通信、米英で概念実証、年度内にも ・寺岡製作所<4987>KMMが株を公開買い付け ・ローソン<2651>三菱商事とインドネシアでEV移動式「ローソン」実証 ・コスモエネHD<5021>東芝エネとCO2電解で合成燃料、CCU実現へ検討 ・ブラザー工業<6448>“水素活用”、新ブランド、ハイブリッドUPS投入 ・横河電機<6841>ポーランドのゴミ焼却発電改善で成果 ・鎌倉新書<6184>データ駆動型の「終活」支援、システム全面刷新 ・IIJ<3774>村田製と東南ア日系向けデータサービス基盤提供、各国法規制に対応 ・シャープ<6753>電子ペーパー表示部分拡大、「IGZO」技術搭載の新モデル開発 ・ニチコン<6996>インドでコンデンサー拡販、営業人員2.5倍に ・三菱製鋼<5632>省人化を推進、分塊圧延機を全自動化へ ・東レ<3402>超高強度炭素繊維を開発、強度10%向上、ナノ単位で構造改質 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 9月失業率(予想:2.6%、8月:2.7%) ・08:30 9月有効求人倍率(予想:1.29倍、8月:1.29倍) ・08:50 9月鉱工業生産(前月比予想:+2.5%、8月:-0.7%) <海外> ・10:30 中・10月製造業PMI(予想:50.2、9月:50.2) ・10:30 中・10月非製造業PMI(予想:52.0、9月:51.7) 《ST》
関連銘柄 23件
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
3402 東証プライム
1,009
12/27 15:30
+9.8(%)
時価総額 1,646,164百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。事業構造改革図る。炭素繊維複合材料事業は航空宇宙用途の回復続く。 記:2024/11/27
3,025
12/27 15:30
+14(%)
時価総額 554,135百万円
1992年創業の総合IT企業。国内で初めてインターネット接続サービスを開始。格安SIM等のIIJmio、システム構築・運用保守等を展開。優良顧客基盤が強み。法人IoT等用途向けモバイルサービスなどは順調。 記:2024/11/26
4661 東証プライム
3,455
12/27 15:30
+54(%)
時価総額 6,282,748百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
4987 東証スタンダード
561
3/8 14:59
±0(%)
時価総額 14,972百万円
粘着テープの専業メーカー。電機・電子用を柱に梱包・包装用や産業用も。23年10月にMBOとTOBの実施を発表。TOB価格564円。TOB成立し、所定の手続き後に同社株は上場廃止に。24.3期上期は足踏み。 記:2024/01/17
6,946
12/27 15:30
+26(%)
時価総額 613,707百万円
コスモ石油、コスモエネルギー開発、コスモ石油マーケティングなどを傘下に収める持株会社。岩谷産業の持分法適用関連会社。再生可能エネルギー事業等も。半導体レジスト用樹脂など機能化学品の収益拡大に注力。 記:2024/08/10
5334 東証プライム
5,070
12/27 15:30
+50(%)
時価総額 1,010,187百万円
自動車関連事業が主力。スパークプラグ、排気ガス浄化システム用酸素センサで世界トップシェア。半導体製造装置部品、酸素濃縮装置等も。自動車関連は補修用製品が販売順調。固体酸化物形燃料電池用スタックの開発推進。 記:2024/11/08
5632 東証プライム
1,539
12/27 15:30
+28(%)
時価総額 24,176百万円
三菱グループの特殊鋼メーカー。1917年創業。自動車や建機、鉄道向け等の特殊鋼鋼材、ばねが柱。素形材事業、磁力選別機などの機器装置事業等も。25.3期はばね事業で精密部品の大型案件の量産開始等を見込む。 記:2024/07/26
6184 東証プライム
540
12/27 15:30
+13(%)
時価総額 21,086百万円
終活関連サイト運営会社。葬祭やお墓、仏壇、相続等のポータルサイトを運営。月刊「仏事」の出版等も行う。主力サイトが堅調。いい相続、いい介護事業等は伸び悩み。クロスセル強化へ。システムの費用などが重し。 記:2024/10/29
6196 東証プライム
3,625
12/27 15:30
+40(%)
時価総額 70,158百万円
独立系M&A仲介会社。小型・中型案件に特化。M&Aプラットフォーム「SMART」やM&A情報発信サイト「M&A Online」の運営等も。金融機関との提携等でM&A支援体制を強化。積極的な人材採用進める。 記:2024/07/02
6301 東証プライム
4,343
12/27 15:30
+17(%)
時価総額 4,229,261百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6448 東証プライム
2,744.5
12/27 15:30
+22(%)
時価総額 707,411百万円
レーザー複合機・プリンターなど通信・プリンティング機器が主力。1908年創業。愛知県名古屋市に本社。家庭用・工業用ミシンや工作機械、デジタル印刷機等も。製品ラインアップの強化などで産業用領域の拡大図る。 記:2024/08/09
6622 東証プライム
8,100
12/27 15:30
+80(%)
時価総額 207,384百万円
変圧器等の電力機器、産業用ロボット、自動搬送台車、高周波電源等を手掛ける。アーク溶接ロボットで世界トップシェア。1919年設立。中計では27.3期営業利益率10%以上目標。新領域の販売拡大などに注力。 記:2024/11/26
6645 東証プライム
5,375
12/27 15:30
+75(%)
時価総額 1,108,567百万円
制御機器事業が主力。血圧計等のヘルスケア事業、駅務システム等の社会システム事業、電子部品事業等も手掛ける。1933年創業。京都府京都市に本社。構造改革プログラムで収益性改善。社会システム事業は堅調。 記:2024/11/26
6701 東証プライム
13,960
12/27 15:30
+160(%)
時価総額 3,808,986百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6724 東証プライム
2,913
12/27 15:30
+39(%)
時価総額 1,121,569百万円
インクジェットプリンター大手。1942年設立。POSシステム関連製品、ラベルプリンター、液晶プロジェクター、産業用ロボット等も。オフィスプリンティング、商業・産業プリンティングなどを成長領域に位置付け。 記:2024/10/14
1,642
12/27 15:30
+13(%)
時価総額 4,030,200百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6753 東証プライム
1,000
12/27 15:30
+22.1(%)
時価総額 650,407百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6770 東証プライム
1,616
12/27 15:30
+23(%)
時価総額 354,358百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。コンポーネント事業はモバイル市場向け製品等の需要が増加。 記:2024/11/26
6841 東証プライム
3,486
12/27 15:30
+73(%)
時価総額 936,427百万円
生産制御システム、流量計、差圧・圧力伝送器等の制御事業が主力。1915年創立。波形測定器、光通信関連測定器等の測定器事業も。分散形制御システムに強み。マテリアル部門は化学、マイニングの顧客基盤拡大図る。 記:2024/10/10
6996 東証プライム
1,091
12/27 15:30
+28(%)
時価総額 85,098百万円
アルミ電解コンデンサ、xEV用フィルムコンデンサ等の製造・販売を行うコンデンサ事業が主力。家庭用蓄電システム等のNECST事業も。京都府京都市に本社。エネルギー・環境・医療機器などを重点分野に位置付け。 記:2024/10/12
9432 東証プライム
157.8
12/27 15:30
+2.5(%)
時価総額 14,288,840百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10
9503 東証プライム
1,756
12/27 15:30
+39(%)
時価総額 1,648,415百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。持分法適用会社に日本原燃など。26.3期ROA4.4%以上目標。コスト構造改革推進。 記:2024/11/27