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前場に注目すべき3つのポイント~過度な持ち高圧縮に伴う世界株安は落ち着く~

2024/8/7 8:58 FISCO
*08:58JST 前場に注目すべき3つのポイント~過度な持ち高圧縮に伴う世界株安は落ち着く~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■過度な持ち高圧縮に伴う世界株安は落ち着く ■東京海上、1Q経常利益 54.7%増 2650億円 ■前場の注目材料、東京ガス、浮体式洋上風力に参画、ポルトガルで年内 ■過度な持ち高圧縮に伴う世界株安は落ち着く 7日の日本株市場は、前日の大幅反発に対する反動安が意識されるが、米株高を受けて底堅さがみられてきそうだ。6日の米国市場は、NYダウが294ドル高、ナスダックは166ポイント高だった。東京市場の大幅反発や欧州市場が底堅い値動きだったことから、値ごろ感からの買いが優勢となった。エヌビディアなどハイテク株を中心に押し目買いの動きが広がった。景気後退入りへの不安が重荷となったが、テクニカル上、売られ過ぎの水準まで下げてきたとの見方もあった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比635円安の33605円。円相場は1ドル144円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まりそうだ。昨日の日経平均株価は3217円高と記録的な反発となったこともあり、戻り待ちの売りは入りやすいだろう。日経225先物はナイトセッションで開始早々に利食いとみられるロング解消の動きが目立っていた。依然として値幅が出やすい状況ではあるが、33000円辺りでの底堅さがみられていた。 米国においても自律反発の域は脱していないが、昨日の東京市場の反発から欧州も底堅い値動きのなかでの上昇であり、過度な持ち高圧縮に伴う世界株安は落ち着いたようである。積極的なリバウンド狙いの流れは期待しづらいものの、直近の急落で年初来安値を更新している銘柄などには、需給整理一巡からの押し目買いが入りやすいだろう。 また、エヌビディアが3%を超える上昇となったことから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株には値ごろ感からの買いが向かいそうである。そのほか、相場全体の荒い値動きが落ち着いてくるようだと、改めて決算を手掛かりとした物色にも向かわせそうである。なお、昨日の引け後の決算では、東京海上<8766>、スズキ<7269>、大和証G<8601>、京急<9006>、京王<9008>、古河電工<5801>、帝人<3401>、出光興産<5019>、IHI<7013>、スクエニHD<9684>辺りが注目されそうだ。 ■東京海上、1Q経常利益 54.7%増 2650億円 東京海上<8766>が発表した2025年3月期第1四半期業績は、経常収益が前年同期比5.6%増の1兆9240.73億円、経常利益は同54.7%増の2650.32億円だった。損害保険事業の売上高にあたる正味収入保険料は同10%増の1兆2984億円だった。自動車保険と火災保険の料率改定効果が寄与した。海外事業でも新規契約が伸びた。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(34675.46、+3217.04) ・NYダウは上昇(38997.66、+294.39) ・ナスダック総合指数は上昇(16366.86、+166.77) ・SOX指数は上昇(4567.57、+48.12) ・VIX指数は低下(27.71、-10.86) ・米原油先物は上昇(73.20、+0.26) ・米国のインフレ沈静化期待 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・東京ガス<9531>浮体式洋上風力に参画、ポルトガルで年内 ・大阪ガス<9532>UAE社から長期LNG調達、年最大80万トン ・キリンHD<2503>ファンケルTOB価格2800円に上げ ・三井物産<8031>専務執行役員・松井透氏、50年温室ガス実質ゼロへ ・電通G<4324>AIで広告コピー生成、クリエイター思考学習し社内用支援ツールに ・ホンダ<7267>7月の新車販売「N-BOX」首位維持、2位トヨタ「カローラ」 ・日産自<7201>自己放射冷却塗装を開発、エアコン節電でも涼しく ・ユアサ商事<8074>9カ国・1地域で節電ユニット独占販売 ・桜井製作所<7255>廃プラ、積層造形受託に活用、顧客別に仕様考案 ・日立建機<6305>大型ショベル2種、不具合時に遠隔復旧 ・KDDI<9433>甲子園の通信速度1.6倍、5G基地局のアンテナ技術高度化 ・FDK<6955>車載機器向け容量1.2倍のニッケル水素電池、寒冷地にも対応 ・レスター<3156>熊本でソーラーシェア、養蜂・発電所整備 ・三井不動産<8801>DXに年350億円投資、新サービス開発・人材育成を加速 ・日本農薬<4997>進むAI活用、病害虫・雑草をスマホで診断 ・大成建設<1801>再生エネから水素製造、山梨県などと実証開始 ・KHネオケム<4189>国内プラント予兆保全、安定操業高度化 ・住友化学<4005>千葉で国際認証取得、PEなど再生材活用製品 ・清水建設<1803>廃板ガラス再資源化、解体ビルから回収 ・東京建物<8804>ホテル初のプラン認証取得 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 内田日銀副総裁あいさつ <海外> ・時間未定 中・7月輸出(前年比予想:+9.5%、6月:+8.6%) ・時間未定 中・7月輸入(前年比予想:+3.2%、6月:-2.3%) 《ST》
関連銘柄 30件
1801 東証プライム
6,575
9/9 15:00
+68(%)
時価総額 1,320,280百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
1803 東証プライム
1,002.5
9/9 15:00
-0.5(%)
時価総額 790,486百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
2503 東証プライム
2,246
9/9 15:00
+13(%)
時価総額 2,052,844百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
3156 東証プライム
2,651
9/9 15:00
-37(%)
時価総額 79,724百万円
半導体商社。UKCHD、バイテックHDが経営統合。太陽光発電所や植物工場等のエコソリューション事業も。SBIHDと資本業務提携。27.3期売上8000億円目標。産機領域ではマシンビジョン領域への注力図る。 記:2024/07/01
3401 東証プライム
1,353.5
9/9 15:00
+9.5(%)
時価総額 267,931百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4005 東証プライム
391.4
9/9 15:00
-6(%)
時価総額 648,104百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4189 東証プライム
2,024
9/9 15:00
-20(%)
時価総額 75,190百万円
化学素材メーカー。冷凍機油原料等の機能性材料が主力。環境配慮型エアコン向け冷凍機油原料で世界トップシェア。電子材料、基礎化学品等も。機能性材料は売上順調。化粧品原料は東南アジア等でマーケティングを積極化。 記:2024/06/09
4324 東証プライム
4,287
9/9 15:00
-21(%)
時価総額 1,236,414百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
4997 東証プライム
593
9/9 15:00
-1(%)
時価総額 48,606百万円
農薬メーカー大手。土壌処理剤や木部処理剤、医薬原薬、動物薬原薬なども手掛ける。ADEKA傘下。病害虫雑草防除の豊富なノウハウが強み。スマート農業の取り組み等も。NTTデータCCSと新サービス開始。 記:2024/05/02
5019 東証プライム
1,005.5
9/9 15:00
-7(%)
時価総額 1,497,515百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5801 東証プライム
3,139
9/9 15:00
-17(%)
時価総額 221,824百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
6305 東証プライム
3,395
9/9 15:00
+18(%)
時価総額 730,315百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6955 東証スタンダード
617
9/9 15:00
±0(%)
時価総額 21,309百万円
富士通系電子部品メーカー。ニッケル水素電池やリチウム電池などを手掛ける。24.3期3Q累計は電池事業が増収。ニッケル水素電池は海外車載用途向けなどが販売増。電子事業ではスイッチング電源の販売が増加。 記:2024/04/07
7013 東証プライム
6,245
9/9 15:00
+27(%)
時価総額 965,977百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7201 東証プライム
408.1
9/9 15:00
-6.9(%)
時価総額 1,722,474百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7255 東証スタンダード
514
9/9 11:17
±0(%)
時価総額 2,056百万円
自動車部品製造事業が主力。エンジン部品の精密加工に強み。ロータリーフライス盤等の工作機械製造事業、大型3Dプリンタによる受託造形サービス等も。国内自動車関連メーカー及びアメリカ市場の販路拡大図る。 記:2024/05/10
7267 東証プライム
1,509
9/9 15:00
-18.5(%)
時価総額 8,200,336百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7269 東証プライム
1,545
9/9 15:00
-27.5(%)
時価総額 3,035,285百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
8031 東証プライム
2,847
9/9 15:00
-31.5(%)
時価総額 8,618,971百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8074 東証プライム
5,120
9/9 15:00
-20(%)
時価総額 118,559百万円
産業機械や工業機械、建設機械、エクステリア商材を扱う専門商社。仕入先は約6000社、販売先は約2万社。カーボンニュートラル関連の省エネ商材は需要増。特別利益を計上。24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/04/13
8601 東証プライム
1,019.5
9/9 15:00
-8.5(%)
時価総額 1,599,982百万円
業界2位の大和証券を中核とする持株会社。大和アセットマネジメント、大和総研、大和ネクスト銀行等も傘下に持つ。あおぞら銀行と資本業務提携。リテール部門の預り資産残高は91兆円。ラップ口座サービスは順調。 記:2024/05/16
5,111
9/9 15:00
-133(%)
時価総額 10,426,440百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
8801 東証プライム
1,440
9/9 15:00
-2.5(%)
時価総額 4,047,313百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
8804 東証プライム
2,315.5
9/9 15:00
-32(%)
時価総額 484,329百万円
1896年創業の総合不動産デベロッパー。旧安田財閥系。東京・八重洲、日本橋周辺が最重点エリア。マンションはBrilliaブランドで展開。配当性向30%以上目安。保有オフィスビルは40棟超。稼働率は高水準。 記:2024/07/07
9006 東証プライム
1,164.5
9/9 15:00
-6.5(%)
時価総額 321,124百万円
京浜、三浦半島地盤の私鉄大手。羽田空港へのアクセスを担う空港線に強み。流通事業や不動産事業、ビジネスホテルの運営等も。中期経営計画では27.3期営業利益350億円目標。不動産事業の強化等に取り組む。 記:2024/07/04
9008 東証プライム
3,575
9/9 15:00
+3(%)
時価総額 459,570百万円
私鉄大手。東京都中西部で京王線や井の頭線、高尾線、相模原線などを運行。東京都多摩市に本社。京王百貨店等の流通業、不動産業、ホテル業等も。鉄道事業、バス事業は輸送人員の回復進む。不動産販売業の拡大図る。 記:2024/07/04
9433 東証プライム
4,855
9/9 15:00
+4(%)
時価総額 11,186,794百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9531 東証プライム
3,562
9/9 15:00
-9(%)
時価総額 1,549,025百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09
9532 東証プライム
3,529
9/9 15:00
+3(%)
時価総額 1,470,464百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13
5,499
9/9 15:00
-33(%)
時価総額 673,803百万円
スクウェア・エニックス、タイトーなどを傘下に収める持株会社。ファイナルファンタジー、ドラゴンクエストなどRPGで存在感。配当性向30%が基本方針。開発体制の整備、新作タイトルのデジタル販売強化等に注力。 記:2024/07/05