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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導での強い相場展開~

2024/7/11 8:56 FISCO
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導での強い相場展開~ 11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク主導での強い相場展開 ■サイゼリヤ、3Q営業利益 182.0%増 100億円 ■前場の注目材料:サイフューズ、3D細胞傷付けず凍結、岩谷産業と、新技術、再生医療向け ■ハイテク主導での強い相場展開 11日の日本株市場は、過熱感を警戒しつつもハイテク主導での強い相場展開が見込まれる。10日の米国市場は、NYダウが429ドル高、ナスダックは218ポイント高だった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長による下院での証言でも、時期を明確化しなかったものの利下げの条件が整いつつあることを示唆したことが買い安心感につながった。ナスダックはエヌビディアなど半導体株が相場をけん引する形から、7日連続で過去最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比530円高の42470円。円相場は1ドル161円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではエヌビディアなど半導体株がけん引する形で上昇したことから、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>など、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。アームホールディングスは2%を超える上昇となったこともあり、ソフトバンクG<9984>の反応も注目される。また、アップルは今年後半に「iPhone 16」を少なくとも9000万台出荷することを目指していると、報じられている。前機種と比較して約10%増加を目標としているようであり、TDK<6762>、村田製<6981>などアップル関連への物色も強まりそうである。 日経平均株価は下期入り後の強い基調が継続しており、過熱感は警戒されやすいところではある。ただし、連日で海外ファンドとみられる資金流入が続いており、ETF決算に伴う分配金捻出のための売り需要を吸収する形だった。急ピッチの上昇で買い遅れているファンドの資金流入は強まりやすいなか、押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。そのため、過熱感を警戒しつつも、売り仕掛け的なトレードは避けたいところだろう。 日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σと+3σに沿ったトレンドを形成しているが、バンドが拡大傾向にあるなか、ピーク感は見極めづらいところである。+2σが位置する41530円辺りが支持線として意識されやすく、ターゲットとして意識される+3σは42550円辺りまで拡大している。買い先行で始まった後は強弱感が対立する可能性はありそうだが、後場はインデックス買いが断続的に入ってくる展開を想定しつつ、押し目を狙いたいところだろう。 ■サイゼリヤ、3Q営業利益 182.0%増 100億円 サイゼリヤ<7581>が発表した2024年8月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比23.6%増の1632.70億円、営業利益は同182%増の100.65億円だった。日本においては、店舗従業員充足率の向上や店舗組織の改善、メニュー施策やDX活用の効果などにより既存店の客数、客単価は増加傾向にある。アジアにおいては、新規出店を継続的に進め、店舗数が増加した。 2024年8月期業績は、売上高が前期比15.1%増の2110億円、営業利益は同81.4%増の131億円とした2月に修正した計画を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(41831.99、+251.82) ・NYダウは上昇(39721.36、+429.39) ・ナスダック総合指数は上昇(18647.45、+218.16) ・1ドル=161.60-70円 ・シカゴ日経先物は上昇(42470、大阪比+530) ・SOX指数は上昇(5904.54、+139.34) ・米原油先物は上昇(82.10、+0.69) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・サイフューズ<4892>3D細胞傷付けず凍結、岩谷産業と、新技術、再生医療向け ・KDDI<9433>東電と、来年度下期に蓄電池参入、栃木に大型設備 ・パナソニックHD<6752>EWネットワークス、ビル設備管理・防犯拡大、27年度売上高1.2倍へ ・日本動物高度医療センター<6039>あいおいニッセイ・ナビタイムと犬の散歩アプリ開発 ・白洋舍<9731>住商などと、当日仕上げの洗濯代行、LINEで集荷依頼 ・ヤマハ発<7272>鋳造に水素ガス活用、森町工場で実証 ・タクマ<6013>ゴミ処理施設受注、尼崎市から725億円 ・オムロン<6645>iCAREに出資、健康データ活用強化 ・カシオ<6952>皮膚科診断AI支援サービス、医療デジカメ活用 ・NEC<6701>デジタル社員証導入、顔認証・サービス連携 ・富士電機<6504>稟議業務電子化サービス、承認経路、容易に設計 ・ソニーG<6758>ゲーム「パルワールド」ライセンス事業で新会社 ・三菱電機<6503>防衛装備品で米ノースロップグラマンと協業、日米に提供 ・ニコン<7731>ニコンソリューション、不妊治療向け顕微鏡、授精操作工程数75%減 ・大同特殊鋼<5471>社長・清水哲也氏、高合金増強に300億円投資 ・鹿島<1812>山岳トンネル工事の「ずり出し」自動化 ・東亜建設<1885>港湾工事向け新工法、プレキャスト施工を省人化 ・東ソー<4042>機能性ウレタン製品を来月値上げ ・旭化成<3407>技術を収益化、全社横断、無形資産生かす ・三菱ケミカルG<4188>海洋で分解するストロー、バイオプラを中備化工に供給 ・野村不動産HD<3231>生物多様性方針を策定、自然再生促進 ・日本製鉄<5401>ノルウェー社と油井管供給契約を更新 ・ENEOS HD<5020>グループのJX金属、中国精密加工会社を売却 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 5月コア機械受注(前月比予想:+0.8%、4月:-2.9%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 29件
1812 東証プライム
2,817.5
8/1 15:00
-102.5(%)
時価総額 1,489,488百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
1885 東証プライム
992
8/1 15:00
-29(%)
時価総額 89,259百万円
海洋土木に強みを持つ中堅ゼネコン。1908年創業。陸上土木や大型物流施設を得意とする建築等も。関西国際空港などで実績。シンガポールなど海外でも実績多数。25.3期は豊富な手持工事の順調な消化を見込む。 記:2024/06/13
3,871
8/1 15:00
-370(%)
時価総額 707,650百万円
野村HD系列の総合不動産。分譲マンションは「プラウド」ブランドで展開。海外展開に注力。住宅部門は伸長。住宅分譲事業の計上戸数の増加などが寄与。都市開発部門なども堅調。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/03/04
3407 東証プライム
1,032
8/1 15:00
-62(%)
時価総額 1,438,538百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4042 東証プライム
2,009.5
8/1 15:00
-43.5(%)
時価総額 653,250百万円
総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
4188 東証プライム
921.4
8/1 15:00
+27.2(%)
時価総額 1,387,894百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4892 東証グロース
679
8/1 15:00
-28(%)
時価総額 4,867百万円
九州大学発の再生医療ベンチャー。再生医療等製品や3D細胞製品、創薬支援用3D組織の開発・販売、バイオ3Dプリンタ及び消耗品等の販売を行う。製品の部位・組織臓器の拡大、適応疾患の領域拡大などに取り組む。 記:2024/07/05
5020 東証プライム
754.9
8/1 15:00
-37.3(%)
時価総額 2,438,541百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5401 東証プライム
3,192
8/1 15:00
-88(%)
時価総額 3,033,425百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5471 東証プライム
1,457.5
8/1 15:00
-53(%)
時価総額 316,633百万円
特殊鋼専業メーカー。1916年創業。構造用鋼等の特殊鋼鋼材、ステンレス鋼等の機能材料・磁性材料が柱。自動車業界が得意先。27.3期営業利益600億円以上目標。機能材料・磁性材料、自由鍛造品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6013 東証プライム
1,708
8/1 15:00
-50(%)
時価総額 141,764百万円
ごみ処理プラントやバイオマス発電プラント、下水汚泥焼却発電プラント等の設計・施工、メンテナンス等を行う。汎用ボイラの製造・販売等も。中計では27.3期経常利益140億円目標。EPC事業の拡大等に取り組む。 記:2024/06/24
2,078
8/1 15:00
-11(%)
時価総額 5,893百万円
犬・猫向け高度医療を専門に行う総合動物病院(二次診療施設)を展開。画像診断サービス、健康管理機器レンタル・販売サービスも。大阪病院の開院や既存病院の成長で初診件数は増加傾向。既存施設の診療能力増強図る。 記:2024/06/28
6503 東証プライム
2,367
8/1 15:00
-234(%)
時価総額 5,082,427百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6504 東証プライム
8,195
8/1 15:00
-337(%)
時価総額 1,223,489百万円
大手総合電機。パワー半導体やパワーエレクトロニクス機器に強み。地熱発電設備で世界トップシェア。エネルギーマネジメント分野は増収。電源機器の大口案件等が寄与。半導体分野は堅調。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/26
6645 東証プライム
5,421
8/1 15:00
-150(%)
時価総額 1,118,054百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6701 東証プライム
12,845
8/1 15:00
-155(%)
時価総額 3,504,758百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
1,151.5
8/1 15:00
-94.5(%)
時価総額 2,825,847百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6758 東証プライム
13,085
8/1 15:00
-445(%)
時価総額 16,501,258百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6762 東証プライム
10,185
8/1 15:00
-350(%)
時価総額 3,959,643百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
6,863
8/1 15:00
+834(%)
時価総額 5,258,218百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6952 東証プライム
1,186.5
8/1 15:00
-29(%)
時価総額 295,463百万円
「G-SHOCK」シリーズなどの時計事業、関数電卓や電子辞書などのEdTech事業が柱。電子ピアノなどの電子楽器、電子文具等も。関数電卓は世界で高シェア。時計事業では直営店、直販ECビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
6981 東証プライム
3,191
8/1 15:00
-160(%)
時価総額 6,469,571百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7272 東証プライム
1,330
8/1 15:00
-85(%)
時価総額 1,397,367百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
7581 東証プライム
5,890
8/1 15:00
+100(%)
時価総額 307,882百万円
イタリア料理店「サイゼリヤ」をチェーン展開。低価格が売り。海外は中国を中心に開拓。日本は黒字転換。外食需要の回復などで客数は増加傾向。豪州は好調。販管費の増加等をこなし、24.8期1Qは収益伸長。 記:2024/03/05
7731 東証プライム
1,688
8/1 15:00
-47.5(%)
時価総額 638,633百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界的。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。今期3Q累計は映像事業や半導体向け露光装置が増加も、FPD露光装置やコンポーネントが足踏みとなった。 記:2024/03/11
8035 東証プライム
30,740
8/1 15:00
-280(%)
時価総額 14,497,998百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,389
8/1 15:00
-131(%)
時価総額 10,113,046百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9731 東証スタンダード
2,292
8/1 15:00
-38(%)
時価総額 8,939百万円
クリーニング最大手。レストランや工場などのユニフォームやホテル向けリネンレンタル、ハウスクリーニング等も。クリーニング部門は経費減少で大幅増益。23.12期通期は大幅営業増益。24.12期は営業増益計画。 記:2024/04/15
9984 東証プライム
8,555
8/1 15:00
-607(%)
時価総額 14,739,871百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17