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後場に注目すべき3つのポイント~買い先行も前場中ごろにマイナス圏に転落

2023/11/27 12:20 FISCO
*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~買い先行も前場中ごろにマイナス圏に転落 27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、買い先行も前場中ごろにマイナス圏に転落 ・ドル・円は下げ渋り、仲値後の下げ一服 ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は京セラ<6971> ■日経平均は反落、買い先行も前場中ごろにマイナス圏に転落 日経平均は反落。145.82円安の33479.71円(出来高概算6億2730万株)で前場の取引を終えている。 前週末24日の米国株式市場のダウ平均は117.12ドル高(+0.33%)、S&P500は2.72ポイント高(+0.06%)と続伸。ナスダック総合指数は15.00ポイント安(-0.11%)と小幅安。イスラエル及びハマスの休戦で中東情勢悪化への警戒感が緩和したほか、サービス業PMIの予想外の改善で消費に楽観的見方が広がりダウは一段高となった。終盤にかけてクリスマスラリーへの期待にダウは上げ幅を拡大した。一方、長期金利の上昇でハイテク株は軟調に推移、まちまちとなった米株市場を横目に、日経平均は前週末比84.50円高の33710.03円と3営業日続伸でスタートした。その後は、マイナス圏に転落する展開となっている。 個別では、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>などの自動車関連株が軟調に推移。また、JR東<9020>やJR東海<9022>などの陸運株、日本航空<9201>やANA<9202>などの空運株、ソフトバンクG<9984>、サイバーエージェント<4751>、キーエンス<6861>、TOWA<6315>、三菱重工業<7011>なども下落した。ほか、9年ぶりの公募増資実施を発表したゼンショーHD<7550>が大幅下落、Ubicomホールディングス<3937>、クロスキャット<2307>、TSIホールディングス<3608>などが値下がり率上位となった。 一方、川崎船<9107>や日本郵船<9101>など、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株が堅調に推移。また、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、アドバンテ<6857>、JT<2914>なども上昇した。ほか、1対2の株式分割実施を発表したニチモウ<8091>が上昇、ネットプロHD<7383>、システナ<2317>、KOKUSAI<6525>などが値上がり率上位となった。 セクターでは、非鉄金属、電気・ガス、輸送用機器などが下落率上位に並んでいる一方で、海運業、鉄鋼、その他金融業が上昇率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は36%、対して値下がり銘柄は60%となっている。 今日の東京株式市場はやや買いが先行、米年末商戦の出足が好調と伝えられるなか、年末高を期待した展開が意識されている面があった。ただ、買い一巡後は失速して上げ幅を縮小し、前場中ごろにはマイナス圏に転落した。今週は経済・労働統計の発表スケジュールもなく、手掛かり材料難のなか、前週末にかけての上昇に対する利食い売りが広がっている可能性がある。そのほか、アジア市況では、不動産不況を背景とした金融リスクの高まりへの警戒感が根強く、香港ハンセン指数や上海総合指数がともに軟調に推移している。 さて、後場の日経平均はマイナス圏での軟調推移が続くか。勤労感謝の日の休場を挟んだ週の翌週は昨年まで2年連続で日経平均がマイナスパフォーマンスとなっているようだ。年末とクリスマス休暇を控えた機関投資家のポジション整理の売りが一時的に高まる傾向があるという。また、11月30日はMSCI日本株指数に絡む銘柄入れ替えの売買による一時的な波乱が生じる可能性もある。ただ、米国の利上げサイクルが終了したとの投資家の見方は強まっており、ネガティブな材料も乏しい。そのほか、25日移動平均線が75日線を下から上に抜けてゴールデンクロスを形成しており、テクニカル面でも追い風となっている。総じて、下げ幅を大きく広げる展開は想定しにくく、マイナス圏でもみ合う展開となりそうだ。 ■ドル・円は下げ渋り、仲値後の下げ一服 27日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、149円67銭から149円05銭まで下落後は149円20銭付近に戻した。仲値後にやや売り優勢となったが、米10年債利回りは下げ止まりドル売りは後退。日経平均株価の軟調地合いで、クロス円は円買いに振れた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円05銭から149円67銭、ユーロ・円は163円16銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.0926ドルから1.0949ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・ホーブ<1382>、ANAP<3189>の、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は京セラ<6971> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・11月製造業PMI速報値:49.4(予想:49.9、10月:50.0) ・米・11月サービス業PMI速報値:50.8(予想:50.3、10月:50.6) ・米・11月総合PMI速報値:50.7(予想:50.4、10月:50.7) ・カナダ・9月小売売上高:前月比+0.6%(予想:0.0%、8月:-0.1%) ・独・11月IFO企業景況感指数:87.3(予想:87.5、10月:86.9) 【要人発言】 ・デギンドスECB副総裁 「ユーロ圏経済、下半期に停滞」 「第4四半期のユーロ圏GDPはおそらく第3四半期と同水準」 「インフレは今後数カ月に上昇する可能性」 <国内> 特になし <海外> 特になし 《CS》
関連銘柄 33件
1382 東証スタンダード
2,237
7/3 14:48
-21(%)
時価総額 1,705百万円
業務用いちご果実が主力のいちご果実・青果事業が柱。夏秋期に収穫できる自社品種が強み。クリスマス需要のある2Qが商盛期。種馬鈴薯の生産販売等も行う。自社品種「夏瑞」の生食用販売、業務用販売などに注力。 記:2024/06/07
2307 東証プライム
1,373
7/3 15:00
+4(%)
時価総額 23,349百万円
独立系のシステム開発会社。金融や官公庁向けに強み。配当性向は35%以上目安。官公庁や金融向けは売上足踏み。クレジットや通信、公営競技向け売上は堅調。投資有価証券売却益を計上。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/03/04
2317 東証プライム
339
7/3 15:00
+10(%)
時価総額 152,848百万円
独立系システムインテグレーター。車載、社会インフラ、金融、スマートデバイス・ロボット・AIなどが主力。フレームワークデザイン事業やITサービス事業なども展開。金融分野ではDX関連の引き合いが増加。 記:2024/06/04
2914 東証プライム
4,487
7/3 15:00
+55(%)
時価総額 8,974,000百万円
大手たばこメーカー。未開放の中国市場を除けば世界トップ3級。世界で複数のタバコブランドを展開し、国内では紙巻たばこと加熱式たばこに注力。医薬品や加工食品も事業領域。23.12期売上収益は過去最高を更新。 記:2024/02/23
3189 東証スタンダード
376
7/3 15:00
-4(%)
時価総額 1,871百万円
若年女性向けファッションブランド。ANAPやCHILLE、LATINAなどのブランドを展開。卸売り、ライセンス販売等を積極化。不採算店舗の閉店等でコスト削減を図る。事業再生ADR手続の成立を目指す。 記:2024/05/10
3608 東証プライム
952
7/3 15:00
-9(%)
時価総額 76,472百万円
サンエー・インターナショナル、東京スタイルが経営統合して誕生。パーリーゲイツやナノ・ユニバース、マーガレット・ハウエル等のブランドを展開。27.2期営業利益100億円目標。配当性向30%以上目安。 記:2024/05/08
3937 東証プライム
1,328
7/3 15:00
-27(%)
時価総額 15,745百万円
ソフトウェアの設計・開発を手掛けるITソリューション提供会社。開発拠点はフィリピン。医師の働き方改革2024対応や電子カルテシステムの付加価値向上など医療分野に注力。メディカル好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/03/28
4751 東証プライム
982.2
7/3 15:00
+2.3(%)
時価総額 496,919百万円
インターネット広告最大手。「アメブロ」などメディア事業やスマホ向けゲームで成長。インターネットTV「ABEMA」に注力。ゲームは継続的に新規タイトルをリリース予定。主力事業好調で、1Qは営業黒字転換。 記:2024/03/29
8,671
7/3 15:00
-16(%)
時価総額 14,705,669百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6315 東証プライム
11,120
7/3 15:00
+190(%)
時価総額 278,367百万円
半導体製造装置メーカー。後工程用で大手。モールディング装置やシンギュレーション装置を製造、販売する。半導体製造装置用の精密金型も手掛ける。今期3Q累計はPCやスマートフォン等の民生品向けが足踏みとなった。 記:2024/03/07
4,770
7/3 15:00
+170(%)
時価総額 1,099,027百万円
半導体製造装置メーカー。半導体製造の前工程で使う成膜装置に強み。24.3期3Q累計は最先端ノード向けの調整継続。だが成熟ノード向け投資が活発で2Qを底にして受注上向く。富山新工場は24年秋に操業開始予定。 記:2024/04/09
6758 東証プライム
13,910
7/3 15:00
-50(%)
時価総額 17,541,651百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
6,634
7/3 15:00
+154(%)
時価総額 5,082,765百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
72,360
7/3 15:00
+1,270(%)
時価総額 17,598,531百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6971 東証プライム
1,942.5
7/3 15:00
+58.5(%)
時価総額 2,934,096百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7011 東証プライム
1,946.5
7/3 15:00
+118.5(%)
時価総額 6,566,806百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7203 東証プライム
3,325
7/3 15:00
-8(%)
時価総額 54,247,332百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,738.5
7/3 15:00
+3.5(%)
時価総額 9,447,504百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
189
7/3 15:00
+4(%)
時価総額 18,252百万円
BNPL(後払い)決済の総合プロバイダ。NP後払い、NP掛け払いは業界トップシェア。海外向けにローカライズしたBNPL「AFTEE」等も展開。営業体制強化により、atoneなどの新規サービスに注力。 記:2024/05/10
6,282
7/3 15:00
+13(%)
時価総額 972,849百万円
国内外食企業トップ。「すき家」を中核に、「なか卯」や「はま寿司」、「ココスジャパン」、「ジョリーパスタ」などを傘下に収める。グループ店舗数は1万5000店超。新規出店などでグローバルすき家部門は売上順調。 記:2024/06/17
8031 東証プライム
3,746
7/3 15:00
-23(%)
時価総額 11,340,592百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8058 東証プライム
3,340
7/3 15:00
-3(%)
時価総額 14,403,690百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
8091 東証プライム
2,261
7/3 15:00
-2(%)
時価総額 20,369百万円
1910年創業の水産専門商社。すり身やカニ、凍魚、鮭鱒などを扱う食品事業が主力。漁網・漁具資材、建材用・内外装向けフィルム、衛生資材なども。陸上養殖の事業化、バイオマス漁網の実用化などに取り組む。 記:2024/06/17
1,801
7/3 15:00
-10(%)
時価総額 23,920,873百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
11,010
7/3 15:00
±0(%)
時価総額 15,135,348百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
9020 東証プライム
2,604
7/3 15:00
-6(%)
時価総額 2,954,009百万円
国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04
9022 東証プライム
3,479
7/3 15:00
+14(%)
時価総額 3,583,370百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。ジェイアール名古屋タカシマヤ等の流通業、不動産業、ホテル業等も。東海道新幹線は個室を導入予定。台湾高鐵から技術コンサルティングを受託。 記:2024/06/04
9101 東証プライム
5,047
7/3 15:00
+87(%)
時価総額 2,574,803百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9107 東証プライム
2,745
7/3 15:00
+31(%)
時価総額 1,961,928百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9201 東証プライム
2,557.5
7/3 15:00
+3.5(%)
時価総額 1,117,996百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9202 東証プライム
3,025
7/3 15:00
+26.5(%)
時価総額 1,464,989百万円
大手航空会社。国内線と国際線トップの全日空が中核。国内線や国際線、貨物運送を展開する。傘下にLCCのピーチやエアージャパン。今期3Q累計は国際線、国内線が好調だった。営業益は過去最高を大幅に更新した。 記:2024/03/03
9983 東証プライム
41,950
7/3 15:00
+570(%)
時価総額 13,349,371百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
10,705
7/3 15:00
+155(%)
時価総額 18,444,223百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17