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前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした日替わり物色に~

2021/11/2 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした日替わり物色に~ 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:決算を手掛かりとした日替わり物色に ■AGC、21/12上方修正 営業利益2000億円←1800億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:トヨタ、AIで磁石探索、車載モーターの希土類削減 ■決算を手掛かりとした日替わり物色に 2日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。1日の米国市場はNYダウが94ドル高だった。11月に入り新規投資や良好な企業決算を好感した買いが続いた。利益確定の売りから弱含みの場面も見られたが、テスラの上昇などが支援材料となり、主要な株価指数は連日で最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の29570円。円相場は1ドル114円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、前日比変わらずの水準から始まろう。もっとも、日経平均は前日に700円超の上昇で直近のもち合いレンジを一気に上放れてきており、利食いも意識されやすいところ。米国ではFOMCを控えていることもあり、テーパリング開始などは織り込まれているものの、市場の反応を見極めたいところだろう。また、3日は祝日で休場となることもあり、積極的な売買は手控えられやすく、利食い優勢の相場展開になりそうだ。 ただし、一気に直近戻り高値水準を突破したことから、需給状況は一変した。衆院選の結果を受けた昨日の上昇によりショートに傾いていたポジションの巻き戻しは一巡したと想定されるものの、改めてショートポジションを積み上がってくる動きは考えづらいところ。反対に29500円水準での底堅さが意識されてくるようだと、FOMC通過後のアク抜けを想定した押し目買い意欲は強まるだろう。衆院選の結果を受けた長期安定政権による政策期待も引き続き高まりやすいことから、年末高を想定したセンチメントに傾きそうである。 物色については決算を手掛かりとした日替わり物色になりやすく、前日の取引終了後の決算を発表したAGC<5201>、TDK<6762>、ヒロセ電機<6806>、マクニカ富士<3132>、京セラ<6971>などには短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいと見られる。そのほか、政策期待の高まりを背景に、脱炭素に関連したテーマ株などの循環物色も活発化しそうだ。 ■AGC、21/12上方修正 営業利益2000億円←1800億円、コンセンサス上回る AGC<5201>は今期3度目となる2021年12月期業績予想の修正を発表。営業利益は1800億円から2000億円に上方修正した。コンセンサス(1870億円程度)を上回る。第3四半期業績が想定を上回ったほか、塩化ビニル樹脂の市況が高い水準で推移する見込みのため。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29647.08、+754.39) ・NYダウは上昇(35913.84、+94.28) ・ナスダック総合指数は上昇(15595.92、+97.53) ・シカゴ日経先物は上昇(29570、大阪比+20) ・SOX指数は上昇(3506.28、+55.01) ・米原油先物は上昇(84.05、+0.48) ・大型経済対策への期待 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・トヨタ<7203>AIで磁石探索、車載モーターの希土類削減 ・スズキ<7269>国内4輪減産緩和、今月は1割減 ・三菱電機<6503>液晶TV撤退、空調冷熱などに重点 ・東洋紡<3101>富山3工場集約、衣料用繊維を再編 ・荏原<6361>航空宇宙加速、ロケット向けターボポンプ、室蘭工大などと開発 ・トヨタ紡織<3116>トヨタ以外向けシート部品販売、アイシンからトヨタ紡織へ移管検討 ・ソフトバンクG<9984>ソフトバンクGファンド、ドアダッシュ株を売却、2300億円 ・トヨタ<7203>米ケンタッキー工場増強、レクサスESは日本移管 ・豊田合成<7282>歩行者保護エアバッグ開発、スバル車向け供給 ・コマツ<6301>中国合弁で独自路線、現地企業との出資解消 ・NESIC<1973>ローカル5G受注拡大、実証プロ参画積極化 ・洋インキHD<4634>耐熱・耐水インクジェットインク開発、包装フィルム印刷に提案 ・アステラス薬<4503>「細胞医療」実用化へ前進、24年度治験完了 ・花王<4452>CNF利用し防汚剤、食虫植物の潤滑構造に着目 ・三菱マテリアル<5711>パワーモジュール用次世代セラ基板開発、ベンチャーと共同 ・三菱ケミHD<4188>独で精密洗浄強化、半導体装置向けクリーンルーム棟新設 ・神戸鋼<5406>神鋼など、低炭素型セメント代替材、高流動性・強度を両立 ・日本電気硝子<5214>5G向けLTCC用材、誘電正接最大75%低減 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10月マネタリーベース(9月:前年比+11.7%) ・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(9月21-22日開催分) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 22件
1973 東証プライム
2,519
4/25 15:00
-10(%)
時価総額 376,140百万円
NEC傘下のSI。キャリア向け通信工事やDX関連サービスも。24.3期3Q累計はキャリア向けが足踏み。だが豊富な受注残の消化が順調に進む。受注も製造業、公共向けを中心に拡大。通期増収増益・連続増配を計画。 記:2024/02/08
3101 東証プライム
1,100
4/25 15:00
-12(%)
時価総額 97,954百万円
フィルムや自動車用資材、環境関連素材、バイオ・医療等の高機能製品を製造、販売する。16の国と地域で事業展開。今期3Q累計は液晶偏光子保護フィルムが増加も、PCR検査用試薬や放送用フィルムが足踏みとなった。 記:2024/04/08
3116 東証プライム
2,419
4/25 15:00
-53.5(%)
時価総額 453,964百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
6,822
4/25 15:00
-241(%)
時価総額 429,997百万円
大手エレクトロニクス商社。マクニカを中核に、集積回路や電子デバイス、ネットワーク機器、セキュリティ製品等を提供する。今期3Q累計は半導体が堅調に推移した。ネットワーク事業は国内外で好調が持続した。 記:2024/04/08
4188 東証プライム
896.4
4/25 15:00
-13.2(%)
時価総額 1,350,237百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4452 東証プライム
6,407
4/25 15:00
+10(%)
時価総額 3,043,325百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4503 東証プライム
1,455
4/25 15:00
-14(%)
時価総額 2,671,165百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4634 東証プライム
2,838
4/25 15:00
-77(%)
時価総額 165,419百万円
大手インキメーカー。印刷インキで国内トップシェア。液晶ディスプレイカラーフィルター用材料、缶用塗料、高感度UVインキでも高シェア。LiB用カーボンナノチューブ分散体に注力。23.12期は大幅営業増益。 記:2024/03/29
5201 東証プライム
5,724
4/25 15:00
-34(%)
時価総額 1,301,872百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
5214 東証プライム
3,782
4/25 15:00
-87(%)
時価総額 376,396百万円
FPD用ガラスや自動車部品用ガラス繊維で高シェア。電子デバイス用ガラスや耐熱ガラスも。23.12期3Q累計は下期に入り医薬用管ガラスや耐熱ガラスの需要が更に軟化。FPD用ガラスやガラス繊維も低迷を脱せず。 記:2024/01/15
5406 東証プライム
1,880
4/25 15:00
-38.5(%)
時価総額 745,130百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
5711 東証プライム
2,949
4/25 15:00
-87(%)
時価総額 387,764百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。24.3期3Q累計は半導体関連製品が販売減。精錬所の生産トラブルも痛手に。営業外の銅山配当増。セメントの持分益も改善。通期大幅最終増益・増配を計画。 記:2024/03/11
6301 東証プライム
4,337
4/25 15:00
-190(%)
時価総額 4,220,534百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6361 東証プライム
12,635
4/25 15:00
-390(%)
時価総額 1,163,203百万円
ポンプメーカー最大手。風水力機械や浄水・排水等の環境装置を製造。半導体研磨装置やガス化溶融炉でも有力。CMP装置は世界2位。ごみ処理施設・エネルギープラントの受注500件を達成し、23.12期は増収増益。 記:2024/03/30
6503 東証プライム
2,397
4/25 15:00
-91(%)
時価総額 5,146,843百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6762 東証プライム
7,216
4/25 15:00
-141(%)
時価総額 2,805,379百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6806 東証プライム
16,660
4/25 15:00
-250(%)
時価総額 620,202百万円
コネクタが主力の電子部品メーカー。高周波信号をつなぐマイクロコネクタに強み。車載領域に注力。高付加価値新製品の販売強化図る。多極コネクタは売上伸び悩む。24.3期3Q累計は同軸コネクタが営業増益。 記:2024/03/31
6971 東証プライム
1,927.5
4/25 15:00
-22(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,497
4/25 15:00
-121(%)
時価総額 57,053,510百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7269 東証プライム
1,790.5
4/25 15:00
-24.5(%)
時価総額 3,517,591百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7282 東証プライム
3,126
4/25 15:00
-107(%)
時価総額 406,602百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
9984 東証プライム
7,603
4/25 15:00
-152(%)
時価総額 13,099,619百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10