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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は28500円処での攻防、決算を手掛かりとした個別物色に~

2021/2/3 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は28500円処での攻防、決算を手掛かりとした個別物色に~ 3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は28500円処での攻防、決算を手掛かりとした個別物色に ■パナソニック、21/3上方修正 営業利益2300億円←1500億円 ■前場の注目材料:ダイヘン、協働ロボ参入、溶接以外で100億円規模 ■日経平均は28500円処での攻防、決算を手掛かりとした個別物色に 3日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。2日の米国市場ではNYダウが475ドル高と大幅に続伸。投機的な売買による市場混乱が収束に向かうとの見方が広がった。追加経済対策が進展するとの期待や、新型コロナワクチン普及が加速していることなども後押しし、引けにかけて上げ幅を拡大している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の28475円。円相場は1ドル105円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行となり、節目の28500円での攻防となりそうである。米国では投機的な売買による金融システムへの混乱が収束しており、改めて経済対策への期待等が手掛かりにされている。長期金利上昇から金融セクターが買われているほか、円相場は1ドル105円台で推移しており、円安傾向を手掛かりとした自動車など輸出関連への物色が意識されそうである。昨日の東証1部の騰落銘柄では8割近くが上昇しており、TOPIX型優位の展開だった。本日もTOPIX型への物色が意識されやすいだろう。 一方で、前日までの上昇で直近の急落部分を埋めていることもあり、短期的には達成感も意識されやすい水準でもある。決算ピークから積極的に物色は取りづらい需給状況でもあるため、28500円水準では強弱感が対立しやすいところでもある。昨日はTOPIX型のインデックス買いが断続的に入っていたとみられるが、グローベックスの米株先物などの動きを睨みながらの展開といったところであろう。 物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別での日替わり物色が意識されやすい。昨日大引け後の決算については、MonotaRO<3064>、パナソニック<6752>、日電硝<5214>、イリソ電子<6908>、正興電<6653>、日精工<6471>辺りがポジティブ視されよう。 ■パナソニック、21/3上方修正 営業利益2300億円←1500億円 パナソニック<6752>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を従来の1500億円から2300億円に上方修正した。コンセンサス(1800億円程度)を上回る。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ車載機器事業が想定以上のペースで回復しているほか、「巣ごもり消費」で家電販売も好調に推移。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28362.17、+271.12) ・NYダウは上昇(30687.48、+475.57) ・ナスダック総合指数は上昇(13612.78、+209.38) ・シカゴ日経225先物は上昇(28475、大阪比+115) ・1ドル105円00-10銭 ・SOX指数は上昇(3047.33、+47.34) ・VIX指数は低下(25.56、-4.68) ・米原油先物は上昇(54.76、+1.21) ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・ダイヘン<6622>協働ロボ参入、溶接以外で100億円規模 ・椿本チエイン<6371>北里研・東洋紡と、PCR検査大規模に、新手法6月実用化 ・高砂熱<1969>DX加速、システム刷新・人材育成 ・日立造船<7004>JAXAと宇宙で全固体電池実証、年末から半年 ・伊藤忠<8001>ネステと協業拡大、持続可能な航空燃料 ・伊藤忠<8001>三重・桑名市に物流施設、カインズ専用、23年5月完成 ・三菱商事<8058>加カーボンリサイクル社に出資、コンクリ産業で削減 ・雪国まいたけ<1375>ロビットとまいたけカット自動化ロボ開発 ・バンドー化学<5195>EPS向けかみ合い伝動ベルト、和歌山で生産能力倍増 ・コマツ<6301>鉱山機械を商用5Gで遠隔操作、ドコモと共同実証 ・メルカリ<4385>阪大と研究倫理を今春公開、ベンチャーに指針 ・ソニー<6758>音楽配信買収、452億円 ・グンゼ<3002>EC拡大へ基盤システム刷新、直営店と顧客情報共有 ・帝人<3401>帝人など自動運転対応プラットフォーム開発、来年後半にEV実用化 ・ニプロ<8086>ウイルスを空間除菌、次亜塩素酸水に効果 ・三菱ケミHD<4188>三菱ケミなど、欧で車載電池関連特許、容量維持を向上 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 若田部日銀副総裁あいさつ(神奈川) <海外> ・10:45 中・1月財新サービス業PMI(予想:55.5、12月:56.3) 《ST》
関連銘柄 21件
1375 東証プライム
981
5/16 13:59
-2(%)
時価総額 39,153百万円
キノコ大手。まいたけは国内首位。マッシュルームやエリンギ、ぶなしめじも手掛け、キノコ加工品も展開。新規事業として、代替肉の早期事業化に向け試作品開発を推進。エリンギとぶなしめじ好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/29
1969 東証プライム
5,470
5/16 14:02
+90(%)
時価総額 384,207百万円
空調工事で国内首位。空調機器の製造・販売も。24.3期3Q累計は半導体関連などの建設需要が旺盛で工場空調の受注好調。豊富な手持ち案件の消化も順調に進む。通期計画を上方修正し、最高業績の見通しに。増配予定。 記:2024/03/11
3002 東証プライム
5,260
5/16 14:02
-140(%)
時価総額 96,226百万円
大手繊維メーカー。衣料品や繊維資材のアパレルに加え、プラスチックや機能資材、医療材料、不動産、スポーツクラブの運営等を行う。紳士用肌着に強みを持つ。今期3Q累計はフィルムやメディカルが足踏みとなった。 記:2024/02/10
3064 東証プライム
1,636.5
5/16 14:04
-70.5(%)
時価総額 820,453百万円
間接資材のインターネット通販最大手。工場・工事用、自動車整備用等の間接資材を販売。取扱商品は約2200万点。登録会員数は910万6521口座。購買管理システム事業は高成長。23.12期通期は2桁増収増益。 記:2024/04/15
3401 東証プライム
1,427.5
5/16 14:04
-23(%)
時価総額 282,579百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4188 東証プライム
810.7
5/16 14:04
-34.9(%)
時価総額 1,221,148百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4385 東証プライム
1,867
5/16 14:04
-61.5(%)
時価総額 300,346百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
5195 東証プライム
1,795
5/16 14:02
+36(%)
時価総額 84,749百万円
自動車・二輪車用や産機用、農機用の電動ベルト製品を製造・販売。コンベヤベルトや精密機能部品も。24.3期上期は顧客の生産正常化を受けて自動車部品が回復。円安も効き増収増益に。通期最高業績・連続増配を計画。 記:2024/01/15
5214 東証プライム
3,663
5/16 14:03
+1(%)
時価総額 364,553百万円
FPD用ガラスや自動車部品用ガラス繊維で高シェア。電子デバイス用ガラスや耐熱ガラスも。23.12期3Q累計は下期に入り医薬用管ガラスや耐熱ガラスの需要が更に軟化。FPD用ガラスやガラス繊維も低迷を脱せず。 記:2024/01/15
6301 東証プライム
4,617
5/16 14:04
-51(%)
時価総額 4,493,015百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6371 東証プライム
5,910
5/16 14:02
-10(%)
時価総額 226,241百万円
世界トップの産業用スチールチェーンや自動車エンジン用チェーンに強み。減速機や搬送システムも。24.3期3Q累計は産業用チェーンや減速機が足踏み。だが自動車用チェーンが伸びて増収増益に。配当性向は3割目安。 記:2024/04/12
6471 東証プライム
774.6
5/16 14:04
-31.6(%)
時価総額 427,012百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
6622 東証プライム
9,270
5/16 14:03
+160(%)
時価総額 251,245百万円
大手電源機器トメーカー。変圧器や配電用機器、産業用ロボット、クリーン搬送ロボット、溶接機、切断機等を提供する。配電機器、大形変圧器などは堅調。負ののれん発生益を計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/02/10
6653 東証プライム
1,551
5/16 13:59
-23(%)
時価総額 19,549百万円
制御機器メーカー。電力制御や受配電制御等の機器が主力事業。公共インフラや蓄電システム等の環境・エネルギー関連の制御システィムも提供する。23年12月期は電力や情報、電子制御機器部門が堅調に推移した。 記:2024/02/29
1,319.5
5/16 14:04
-26(%)
時価総額 3,238,128百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6758 東証プライム
12,960
5/16 14:04
+10(%)
時価総額 16,343,623百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6908 東証プライム
3,085
5/16 14:03
+45(%)
時価総額 75,842百万円
大手コネクタメーカー。自動車向けを主力に、情報通信やゲーム機器や家電、産業用機械など向けに製造、販売。BtoBは売上堅調。車載市場の回復や高速伝送対応の新製品が売上貢献。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/04/14
7004 東証プライム
1,149
5/16 14:04
+19(%)
時価総額 195,577百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
8001 東証プライム
7,193
5/16 14:04
+61(%)
時価総額 11,400,114百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8058 東証プライム
3,355
5/16 14:04
-38(%)
時価総額 14,468,377百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
8086 東証プライム
1,196.5
5/16 14:04
±0(%)
時価総額 205,151百万円
大手医療器具メーカー。透析や注射、輸液等の関連製品、検査薬、診断薬、循環器関連の医療機器を手掛ける。透析関連に強みを持つ。注射剤や経口剤等の医薬品も提供する。今期3Q累計は経口剤や注射剤が堅調だった。 記:2024/02/08