マーケット
3/29 15:15
40,369.44
+201.37
39,807.37
+47.29
暗号資産
FISCO BTC Index
3/30 1:01:49
10,512,599
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

JAL、ヤマハ発、関西みらいフィナンシなど

2020/11/10 16:07 FISCO
<9416> ビジョン 1139 +150ストップ高。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は0.58億円で前年同期比98.0%の大幅減益となったが、上半期の赤字決算からは黒字に転じ、通期予想は従来の3.2億円の赤字から0.6億円の黒字に上方修正している。各種経費の効率化への取り組みなどが奏効しているもよう。また、ファイザーのコロナワクチン進展を受けて、海外観光客の入国制限早期解除への期待なども本日は高まる格好のようだ。 <7701> 島津製 3485 +300大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、営業利益は135.5億円で前年同期比1.1%増益、市場予想を50億円程度上振れる着地になったとみられる。中国市場の回復やウイルス検出試薬キットの売上増などが寄与したもよう。通期計画は従来の220億円から380億円、前期比9.2%減益にまで大幅上方修正。もともと保守的過ぎるとの見方ではあったが、修正幅は予想以上との見方が強いようだ。 <9201> JAL 1989 +348大幅反発。米ファイザーが新型コロナワクチンで高い有効性を示すデータを発表したこと受けて、経済活動正常化への期待感が高まる展開になっている。旅行関連株などが一斉高となっているが、とりわけ、見通しが不透明であった海外旅客需要の回復への展望が開けたことで、空運株への見直しの動きが進んでいる。前日には公募増資の発表で急落していた経緯もあり、同社にはその反動も強まっているようだ。 <7272> ヤマハ発 1895 +334大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は564億円で前年同期比43.6%の大幅減益だが、4-6月期63億円の赤字に対して7-9月期は373億円の黒字へと急改善している。新興国二輪やマリン事業の上振れを映して、通期予想は従来の200億円から700億円にまで大幅増額修正、市場コンセンサスは300億円程度であったため、想定以上のペースでの収益回復にはサプライズが大きいようだ。 <6897> ツインバード 1018 +150ストップ高。米ファイザーでは、開発中の新型コロナワクチンの臨床試験について、「90%を超える予防効果がある」とする暫定的な結果を発表している。今後のワクチン供給本格化への期待が一気に高まる状況ともなっている。つれて、同社が展開するワクチン輸送・保管用の保冷庫の販売急拡大なども顕在化するタイミングが近づいたとの見方につながっているようだ。 <7266> 今仙電機 759 +100ストップ高。TSテックがTOB実施、並びに第三者割当増資の引き受けを発表した。同社の持分法化を狙ったものであり、TOB、増資後も同社の上場は維持の見通し。TOBによる買付予定数の上限は520万9500株で発行済み株式数の25.00%、TOB価格は930円とされた。前日終値からのアップ率は41.1%であり、全株が買い付けられるわけではないものの、ひとまずはサヤ寄せを目指す動きが優勢となっている。 <9760> 進学会HD 436 +13朝高後、伸び悩む。前日に上半期決算を発表、営業損益は5.8億円の赤字で、前年同期比7億円の損益悪化となっている。従来計画の0.5億円の黒字を下回ったが、第1四半期14.8億円の赤字からは改善する形に。一方、通期予想は従来の1.5億円から11億円にまで上方修正、大幅な経費削減や資金運用事業の売上増などによる収益性の改善を背景としている。想定外の収益急改善がポジティブなインパクトにつながっている。 <7321> 関西みらいフィナンシ 485 +80ストップ高。親会社のりそなHDが同社を完全子会社する方針を固めたと報じられている。月内にTOBを開始し、りそなHD株を割り当てる株式交換も実施するようだ。約24%を保有する三井住友FGも株式放出に応じる見通しであり、来年3月末には上場廃止となる見通し。TOB価格や株式交換比率などは不明であるが、相応のプレミアムの付与を期待する動きが優勢に。 《ST》
関連銘柄 8件
6897 東証スタンダード
500
3/29 14:46
±0(%)
時価総額 5,440百万円
新潟県地盤の家電メーカー。調理家電や白物家電を手掛ける。小型ニッチ商品に強み。ワクチン用運搬庫なども。「匠プレミアム」では全自動コーヒーメーカーの販売が堅調。24.2期3Q累計は家電製品事業が増益。 記:2024/01/28
7266 東証スタンダード
637
3/29 15:00
±0(%)
時価総額 14,954百万円
自動車部品メーカー。ホンダ向けが主力。シート機構部品のアジャスターを中心に、ランプやホーンなどの電装製品も展開。資産効率向上と財務体質強化に向け、政策保有株式の売却を推進。材料高騰の影響で3Q累計は一服。 記:2024/02/09
7272 東証プライム
1,423.5
3/29 15:00
+34(%)
時価総額 1,495,603百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
647
3/29 15:00
-16(%)
時価総額 241,251百万円
りそなHD傘下の関西地銀。みなと銀行と関西みらい銀行の2行体制で、支店網は関西最大。米バンク・オブ・ザ・ウエストと業務提携し、顧客の米国進出を支援。非対面チャネルを拡充。コロナ禍の影響で、中間期は一服。 記:2020/12/14
7701 東証プライム
4,230
3/29 15:00
+27(%)
時価総額 1,252,376百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。新ヒト腸管を人工的に再現した「腸内細菌共培養デバイス」を育成。計測機器事業の好調と円安進行で、中間期は増収・営業増益。 記:2023/12/23
9201 東証プライム
2,917.5
3/29 15:00
+46.5(%)
時価総額 1,275,368百万円
エアライン大手。国際旅客、国内旅客、貨物郵便がコア領域。国内線高シェアで事業基盤安定。インバウンドの寄与等により、国際線の有償旅客数は大幅増。国内線の有償旅客数も増加。24.3期2Qは最終黒字転換。 記:2024/01/14
9416 東証プライム
1,224
3/29 15:00
+1(%)
時価総額 61,637百万円
海外用WiFiルーターレンタルサービスを展開。世界200以上の国と地域で利用可能な定額制Wi-Fiルーターを手掛け、通信サービス取次やOA機器販売、グランピング・ツーリズムも事業領域。3Q累計は利益急伸。 記:2023/12/25
9760 東証スタンダード
259
3/29 15:00
+1(%)
時価総額 5,188百万円
北海道と東北を中心に学習塾やスポーツクラブを運営。「北大学力増進会」が主力。道内でスポーツクラブ「Zip」も展開。自社開発のコンピュータ用学習ソフトやAIオンライン塾Go・KaKuに注力。中間期は足踏み。 記:2023/12/25