マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 4:34:11
14,866,428
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

エーザイ、武蔵精密、ヤマシンFなど

2020/11/5 16:10 FISCO
<3040> ソリトン 2143 +201大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は12.9億円で前年同期比80.9%増益となり、通期予想は従来の11億円から15億円、前期比38.7%増に上方修正している。ITセキュリティ事業におけるクラウドサービス売上の大幅な増加、「GIGAスクール構想」の推進による主力製品の採用増などが背景に。期末配当金を従来計画の5円から7円に引き上げていることも好材料視される。 <2802> 味の素 2306.5 +148.0大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、事業利益は619億円で前年同期比30.0%増益、第1四半期の同22.5%増から増益率が拡大している。通期予想は従来の900億円から1000億円、前期比0.8%増と増益見通しに上方修正。内食需要の増加で家庭用製品の販売が増加したほか、採算性向上や経費削減なども収益上振れ要因に。上方修正した通期予想はなお保守的との見方も強まっているもよう。 <7220> 武蔵精密 1337 +164大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業損益は29.2億円の赤字となっているが、4-6月期58億円の赤字に対して7-9月期は28.8億円の黒字に転じている。7-9月期も赤字が残るとの見方が多かったもよう。自動車生産回復に加えて、欧州での生産性改善も寄与したようだ。通期計画は9億円の赤字から15億円の黒字に上方修正、市場予想も上回る水準となっているが、さらなる上振れ余地は大きいとの見方に。 <4523> エーザイ 9875 +1500ストップ高。FDAスタッフが6日の諮問委員会会合前にまとめた報告書において、米バイオジェンとエーザイが共同開発したアルツハイマー病治療薬アデュカヌマブが有効であると指摘しているもよう。同薬は2019年3月に試験がいったん中断されるなど、市場規模の大きさは期待されていたものの、開発の可否については不透明感が強かった。今回の指摘を受け、承認の可能性が大きく前進したとの見方につながっているようだ。 <6240> ヤマシンF 1106 -131大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業損益は0.5億円の赤字となっている。一方、マスク販売の本格化から通期予想は12.3億円から13億円に上方修正している。補償請求の和解が締結されたことで、最終利益は7.9億円から13.5億円にまで増額。ただ、マスク事業の新規寄与による下半期の収益急回復自体は想定線、建機用フィルタ事業の売上が引き続き伸び悩んでいることなどをマイナス視する動きが優勢のようだ。 <4188> 三菱ケミHD 560.6 -27.8大幅続落。前日の上半期決算発表後は軟調な動きが続く形になっている。7-9月期のコア営業損益は396億円で市場想定を上回ったとみられるが、減損損失計上によって、営業利損益は518億円の赤字に転じている。通期営業利益は従来予想の1370億円から40億円、前期比97.2%減にまで下方修正。減損損失の大きさは想定外との見方から、財務面への影響含めてネガティブな反応が強まっているようだ。 <7453> 良品計画 2100 -69大幅続落。前日に10月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比1.0%増、前月の同1.1%減からプラスに転じたものの、前年のハードルが低かったこともあって、想定よりも伸び悩んだとの見方が優勢のようだ。客数が同11.6%増加した一方、客単価は同9.5%低下している。食品が引き続き大幅増となったほか、衣服もプラスに回復したが、生活雑貨の減少率は拡大している。 <9519> レノバ 1750 +160大幅反発。米大統領選において、バイデン候補が激戦州のウィスコンシンとミシガンで勝利を確実にしたなどと伝わっている。これにより、バイデン候補の勝利がほぼ確実視される形にもなっており、クリーンエネルギー経済実現を目指すバイデン候補の政策関連銘柄として注目が高まる展開のようだ。昨日はトランプ大統領が想定以上に票を伸ばす状況となり、売り優勢となっていた。 <7211> 三菱自 195 -11大幅反落。前日に第2四半期の決算を発表、営業損益は293億円の赤字となり、4-6月期533億円の赤字から赤字幅は縮小しているが、セクター内では回復の鈍さが意識される展開のようだ。通期計画は1400億円の赤字見通しを据え置いている。アジアを中心に小売台数計画を84.5万台から82.4万台に下方修正、主力市場の低迷長期化もネガティブ視される形に。 <7752> リコー 637 -73大幅反落で安値更新。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業損益は93億円の赤字となり、市場予想を60億円程度下回った。通期予想は従来の100億円の黒字から490億円の赤字に下方修正、市場コンセンサスは会社計画をやや上回る水準だっただけに、ネガティブなインパクトが強まったようだ。年間配当予想も26円から15円に引き下げている。オフィス向けの事業環境の厳しさが一段と認識される状況となっている。 《ST》
関連銘柄 10件
2802 東証プライム
6,312
11/22 15:30
+121(%)
時価総額 3,255,294百万円
国内最大手の調味料メーカー。1909年創業。うま味調味料などで国内トップシェア。調味料・食品を主力に、冷凍食品、医薬用・食品用アミノ酸等も。ヘルスケアやフード&ウェルネス、ICTなどを成長領域に位置付け。 記:2024/08/23
3040 東証プライム
1,175
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 23,193百万円
情報漏洩対策やサイバーセキュリティ対策製品の開発・販売等を行うITセキュリティ事業が主力。映像コミュニケーション事業、人感センサーの販売等も。サイバー防衛研究所を設立。自社製品・サービスの販売に注力。 記:2024/07/01
4188 東証プライム
830.8
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 1,251,424百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4523 東証プライム
4,650
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 1,379,037百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
6240 東証プライム
578
11/22 15:30
+29(%)
時価総額 41,223百万円
建設機械向け油圧フィルタ、産業機械向け油圧フィルタ等の建機用フィルタ事業が主力。建機用油圧フィルタで世界シェアトップクラス。エアフィルタの製造・販売も。バイオマス樹脂を用いたナノファイバー開発等を推進。 記:2024/10/09
7211 東証プライム
439.3
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 654,681百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7220 東証プライム
3,460
11/22 15:30
+15(%)
時価総額 226,827百万円
ホンダ系の自動車部品メーカー。パワートレイン、サスペンション部品に強み。e-Mobility、アミノ酸サプリメントなどの新規事業も。配当性向は30%目標。パワートレイン領域では高い仕様要件の製品に注力。 記:2024/06/29
7453 東証プライム
3,025
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 849,360百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1300店舗超。国内では日用品好調。生産管理を効率化。 記:2024/10/20
7752 東証プライム
1,647
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 966,771百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
9519 東証プライム
800
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 72,950百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマス、洋上風力発電事業も。小規模分散型の太陽光発電所も順次運転を開始したことで、発電量は順調に増加。東京ガとの間で資本業務提携、第三者割当増資で資本増強。 記:2024/08/26