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エーザイ、メディシス、蛇の目など

2020/11/9 15:23 FISCO
<7745> A&D 756 +100ストップ高。先週末に上半期決算を発表、営業利益は14.9億円で前年同期比57.5%増となり、従来の通期予想11.3億円を上回る着地になった。つれて、通期計画は従来の11.3億円から35億円に上方修正。新型コロナの拡大に伴う健康意識の高まりで健康機器事業が、半導体業界における設備投資増強を背景として半導体関連事業が、それぞれ想定を上回る売上状況となっている。業績修正率の大きさが買いインパクトに。 <6445> 蛇の目 692 +100ストップ高。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は23.7億円で前年同期比7.5倍の水準にまで膨らんでいる。第1四半期と比較しても収益水準は拡大へ。通期予想は従来の20億円から38億円、前期比3.3倍にまで上方修正、ライフスタイルの変化が潜在需要の掘り起こしにつながり、ミシン需要は高水準の推移が続いているようだ。業績上振れに合わせて、年間配当金計画も従来の15円から25円に増配を発表。 <4350> メディシス 524 +80ストップ高。先週末に上半期決算を発表、営業益は13.5億円で前年同期比70.1%増となり、第1四半期の赤字転落から急回復した。通期予想は従来11.5-21.5億円のレンジ予想としていたが、今回25億円、前期比54.8%増に上方修正した。売上高は従来計画を若干下振れる見通しだが、後発医薬品の切り替え推進や、適正人員配置、残業削減など生産性の向上、経費圧縮への取り組み進展などが収益押し上げ要因に。 <9671> よみランド 5500 +700ストップ高。筆頭株主である読売新聞グループ本社によるTOBの実施が発表されている。同社ではTOBに対する賛同の意を表明している。読売新聞グループ本社はグループを通じて現在33.87%の株式を所有しているが、今回完全子会社化を目的としてTOBを実施するため、TOB価格である6050円に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB期間は11月9日から12月21日まで。 <4536> 参天薬 1764 -270大幅反落。先週末に第2四半期決算を発表、コア営業利益は257億円で前年同期比0.2%増となり、通期計画は据え置いた。一方、中国で販売しているクラビット点眼剤が集中購買の対象となったこと、購買に参加しない意向であることが伝わったもよう。今後はヒアレイン点眼剤も集中購買となる可能性があり、中国事業の先行きに対する警戒感が高まったようだ。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ。 <9432> NTT 2406.0 +111.5大幅続伸。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業益は5110億円で前年同期比7.0%増、4-6月期の減益から増益に転じた。ドコモの決算などからみて大きなサプライズはないが、買い安心感にはつながった。また発行済み株式数の3.23%に当たる1億2000万株、2500億円を上限とする自社株買いの実施も発表、需給面での下支えとして評価材料にされた。取得期間は11月11日から21年3月31日まで。 <9684> スクエニHD 5560 -910大幅安。先週末に上半期決算を発表。営業益は317億円で前年同期比98.9%増と大幅増益になったが、7-9月期は71億円で同18.6%減と減益に転じ、市場予想を40億円近く下回った。開発費や販促費などの負担が膨らんだもよう。通期計画は400億円、前期比22.1%増と公表しているが、市場コンセンサスを150億円程度下振れ。巣ごもり消費による業績期待が高かっただけに、下振れ決算には失望感が広がった。 <4523> エーザイ 7819 -2421大幅反落。先週末の米FDA諮問委員会では、米バイオジェンと共同開発しているアルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」の有効性に対して否定的な見解が公表されている。会合前にまとめられた報告書においては、有効であるとの指摘もなされ、直近で承認期待が急速に高まっていたことから、ネガティブサプライズと受けとめられている。なお、最終的な可否は21年3月までに判断されることとなっている。 <9201> JAL 1641 -202大幅続落。先週末、公募増資などで最大約1680億円を調達すると発表した。新型コロナで業績が悪化した大手企業が公募増資で資本増強するのは初めて。調達額の大きさは今年最大規模の水準に並ぶもよう。国内外で最大1億株を新たに発行、現在の発行済み株式数の3割の水準にあたる。財務体質の強化、並びに、需要回復後を見据えた投資資金に充当する計画。株式価値希薄化や目先の需給懸念をマイナス視する動きが強まる。 <7267> ホンダ 2833.5 +244.0大幅続伸。先週末に第2四半期決算を発表、営業利益は2830億円で前年同期比28.5%増、第1四半期1137億円の赤字からは急改善する形になっている。通期計画は従来の2000億円から4200億円にまで上方修正、市場コンセンサスの2500億円程度も大幅に上回る水準となっている。抜本的な事業体質・経費の見直しに伴うコストの改善が業績上振れの主因に。想定以上の収益改善にポジティブなサプライズが先行。 《ST》
関連銘柄 10件
627
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 19,213百万円
薬局営業支援サービス会社。業務効率化や仕入れ価格の安定化等の薬局の経営をサポート。保険薬局の運営、給食事業等も。賃貸・設備関連事業は黒字転換。建築業務の受注案件が増加。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/04
4523 東証プライム
6,240
4/26 15:00
-19(%)
時価総額 1,850,578百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4536 東証プライム
1,512.5
4/26 15:00
+21(%)
時価総額 606,071百万円
医療用眼科薬で国内トップ。市販用は目薬「サンテ」で有名。24.3期3Q累計は国内の市販用薬が伸長。医療用は中国回復。欧州・アジアの緑内障薬も好調。販管費・開発費減少も利益に効く。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/03/12
6445 東証プライム
659
4/26 15:00
+11(%)
時価総額 12,864百万円
大手家庭用ミシンメーカー。刺しゅう用や業務用のミシンを製造、販売する。サーボプレスや卓上ロボット、ダイカスト品等の産業用機器を育成。今期3Q累計はiT関連が堅調も、家庭用機器と産業用機器が伸び悩んだ。 記:2024/02/12
7267 東証プライム
1,750.5
4/26 15:00
+4.5(%)
時価総額 9,512,716百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
2,711
4/26 15:00
+94(%)
時価総額 75,488百万円
計測・計量機器メーカー。自動車開発に使うDSP機器も。子会社に半導体関連のホロン。医療・健康機器事業では米州が大口案件中心に売上が増加。24.3期3Qは増収増益。半導体関連事業が牽引。堅調な受注等が寄与。 記:2024/02/11
9201 東証プライム
2,841
4/26 15:00
+1.5(%)
時価総額 1,241,926百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9432 東証プライム
168.2
4/26 15:00
-1.2(%)
時価総額 15,230,563百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9671 東証1部
6,050
3/22 15:00
±0(%)
時価総額 50,530百万円
遊園地「よみうりランド」を経営。船橋、川崎競馬場の運営・管理も併営。ゴルフ場、温浴施設等も展開。21.3期3Qは不動産事業が増益。読売新聞グループ本社によるTOB成立。21年3月23日付けで上場廃止予定。 記:2021/02/11
5,731
4/26 15:00
+81(%)
時価総額 702,231百万円
家庭用ゲームソフト大手。ファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどRPGで存在感。知的財産による収益基盤強固。薬屋のひとりごとの大ヒット等で出版事業は堅調。HDゲームは増収。24.3期3Qは小幅増収。 記:2024/02/23