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日経平均は反発、ワクチン懸念後退のほかIMF経済見通しの改定を好感も様子見ムード強まる

2021/1/27 15:59 FISCO
*15:59JST 日経平均は反発、ワクチン懸念後退のほかIMF経済見通しの改定を好感も様子見ムード強まる  日経平均は反発。バイデン大統領がワクチン普及ペースを加速させる計画を発表したことでワクチンを巡る懸念がやや後退したほか、国際通貨基金(IMF)が26日に世界経済見通しを改定し、日本の2021年の成長率見通しを3.1%(+0.8ポイント)へ引き上げたことも海外マネーの日本市場への流入を期待させ、日経平均は反発スタートとなった。前日に270円超と値幅を伴って下落していたこともあり自律反発が入りやすい面もあったと思われる。業績上方修正が好感された日東電工<6988>や、業績改善を期待した先回り買いが入ったファナック<6954>がけん引する形で、日経平均は早い段階で一時200円超と上げ幅を拡げる場面がみられた。ただ一方で、このところ好調だった半導体関連株の下げが目立ったほか、今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やその後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言、明日に控える米アップルやテスラといった主力株の決算を見極めたいムードもあり、次第に様子見ムードが強まり、結局、上げ幅を縮小して小幅な反発にとどまった。  大引けの日経平均は前日比89.03円高の28635.21円となった。東証1部の売買高は11億5958万株、売買代金は2兆6188億円だった。セクター別では、不動産業、電気機器、食料品、その他製品、機械などが上昇率上位に並んだ。一方、海運業、鉄鋼、空運業、精密機器、電気・ガス業が下落率上位となった。東証1部の値上がり銘柄は59%、対して値下がり銘柄は全体の37%であった。  個別では、エレクトロニクス関連や自動車向け部材が想定以上の回復となり通期計画も上方修正された日東電工のほか、年後半以降の市場の急速な回復などを受けて業績が上方修正されたリョーサン<8140>などが決算を手掛かりに急伸した。また、経営体制の刷新が好感されたソフトバンク<9434>のほか、キーエンス<6861>、ファナック、日本電産<6594>、アンリツ<6754>、富士通<6702>などのグロース寄りの銘柄や、パナソニック<6752>、シャープ<6753>、キヤノン<7751>なども大きく買われた。  一方、決算が失望感を誘ったFDK<6955>やタツタ電線<5809>が急落したほか、先日の上振れ観測報道から好業績がすでに織り込み済みだったディスコ<6146>は決算が出尽くし感につながった。そのほか、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ローム<6963>といった半導体関連が大きく利食い売りに押された。また、前日の外資証券による投資判断の引き下げがきっかけになったと思われるエムスリー<2413>は連日の大幅下落となり、東証1部の売買代金トップに躍り出た。 《YN》
関連銘柄 20件
2413 東証プライム
1,905.5
4/24 15:00
+21.5(%)
時価総額 1,293,705百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
5809 東証プライム
716
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時価総額 50,232百万円
ENEOS系列の電線メーカー。電磁波シールドフィルムや導電性ペーストなどの電子材料が稼ぎ頭に。ENEOSHDが完全子会社化に向けたTOBを実施予定も中国当局の審査が進まず。24.3期3Q累計は増収増益に。 記:2024/02/08
6146 東証プライム
48,430
4/24 15:00
+2,030(%)
時価総額 5,245,792百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6594 東証プライム
6,794
4/24 15:00
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時価総額 4,051,153百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6702 東証プライム
2,520.5
4/24 15:00
+52.5(%)
時価総額 5,220,228百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
2,521.5
4/24 15:00
+240.5(%)
時価総額 4,933,133百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
1,393
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時価総額 3,418,501百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6753 東証プライム
831
4/24 15:00
+11.4(%)
時価総額 540,488百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6754 東証プライム
1,228
4/24 15:00
+10(%)
時価総額 166,843百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
6857 東証プライム
5,435
4/24 15:00
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時価総額 4,164,129百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
65,920
4/24 15:00
+1,550(%)
時価総額 16,032,271百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
34,590
4/24 15:00
+740(%)
時価総額 3,261,353百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6954 東証プライム
4,613
4/24 15:00
+213(%)
時価総額 4,657,040百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6955 東証スタンダード
725
4/24 15:00
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時価総額 25,039百万円
富士通系電子部品メーカー。ニッケル水素電池やリチウム電池などを手掛ける。24.3期3Q累計は電池事業が増収。ニッケル水素電池は海外車載用途向けなどが販売増。電子事業ではスイッチング電源の販売が増加。 記:2024/04/07
6963 東証プライム
2,244.5
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+95(%)
時価総額 924,734百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
6988 東証プライム
14,190
4/24 15:00
+335(%)
時価総額 2,125,066百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
7751 東証プライム
4,440
4/24 15:00
+1(%)
時価総額 5,921,908百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
8035 東証プライム
34,810
4/24 15:00
+2,310(%)
時価総額 16,417,545百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8140 東証プライム
4,920
3/27 15:00
-250(%)
時価総額 123,000百万円
半導体・電子部品の専門商社。ルネサス製品を中心に半導体や電子部品、システム機器などを扱う。デバイス事業は伸び悩む。ソリューション事業は情報通信分野の大口案件の終息等が響く。24.3期3Qは業績足踏み。 記:2024/02/24
9434 東証プライム
1,859
4/24 15:00
+10.5(%)
時価総額 8,899,303百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04