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日経平均は反発、米株高に安心感、終値では30年5カ月ぶり高値

2021/1/21 15:54 FISCO
*15:54JST 日経平均は反発、米株高に安心感、終値では30年5カ月ぶり高値 日経平均は反発。20日の米国市場でNYダウは257ドル高となり、主要株価指数が揃って過去最高値を更新した。バイデン大統領の就任式が混乱なく進んだほか、新型コロナウイルスのワクチン接種ペースが加速するとの見方などもあり、投資家心理が上向いた。米国株の動向を注視していた東京市場でも安心感が広がり、本日の日経平均は187円高からスタートすると、朝方には一時28846.15円(前日比322.89円高)まで上昇。ただ、半導体関連株が売られたことが重しとなり、その後は堅調もみ合いといった展開だった。 大引けの日経平均は前日比233.60円高の28756.86円となった。終値としては昨年来高値を更新し、およそ30年5カ月ぶりの高値を付けた。東証1部の売買高は11億4447万株、売買代金は2兆4955億円だった。業種別では、サービス業、情報・通信業、金属製品が上昇率上位だった。一方、その他製品、銀行業、電気・ガス業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の59%、対して値下がり銘柄は36%となった。 個別では、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで3%近い上昇。出資先の中国アリババ集団の株価上昇などが支援材料となったようだ。新型コロナワクチンの輸送・保管向け保冷容器を開発したと報じられたパナソニック<6752>は5%近い上昇。その他売買代金上位ではトヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>がしっかり。太陽誘電<6976>やTDK<6762>といった電子部品株は堅調ぶりが目立った。また、サイバリンクス<3683>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>が3%の下落。東エレク<8035>やアドバンテス<6857>といった半導体製造装置関連株も軟調で、レーザーテック<6920>は2%の下落となった。注目された蘭ASMLの決算内容は良好だったが、本日は材料出尽くし感が優勢だったようだ。また、光世証<8617>などが東証1部下落率上位に顔を出した。 《HK》
関連銘柄 13件
3683 東証スタンダード
744
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 8,473百万円
流通業や官公庁向けに基幹業務システム等を提供するITサービス会社。電子認証サービス、デジタル証明書発行サービス、モバイルネットワーク事業等も。流通クラウド事業はクラウドサービスの提供拡大で定常収入が増加。 記:2024/06/24
1,551
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6861 東証プライム
65,660
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6976 東証プライム
2,149
11/22 15:30
-60.5(%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8617 東証スタンダード
437
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 4,145百万円
独立系証券会社。1961年設立。大阪市北浜に本社。ディーリング、ブローカー、アンダーライティング、セリング業務等を手掛ける。コンサルティング部門ではデリバティブを組み合わせた資産運用の提案等を行う。 記:2024/06/03
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17