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前場に注目すべき3つのポイント~生成AI関連物色が再燃~

2023/8/24 8:55 FISCO
*08:55JST 前場に注目すべき3つのポイント~生成AI関連物色が再燃~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■生成AI関連物色が再燃 ■jig.Jp、24/3増額修正 配当合計 3.28円←0円 ■前場の注目材料:富士電機、千葉に大容量の短絡試験設備、来年度稼働 ■生成AI関連物色が再燃 24日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。23日の米国市場はNYダウが184ドル高、ナスダックは215ポイント高だった。8月の総合購買担当者指数(PMI)速報値が予想を下回ったため、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内の追加利上げ観測が後退した。長期金利の低下を受けてハイテク株が買われ、相場全体を押し上げる格好となった。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比25円高の31995円。円相場は1ドル144円80銭台で推移している。 シカゴ先物は75日線水準での攻防を見せていたが、エヌビディアが取引終了後に発表した四半期決算は、1株利益が予想を上回ったほか売上高見通しも予想を上回り、時間外取引で大きく買われるなか、日経225先物は終了間際に32200円まで急伸し、75日線を上放れてきた。日経225先物の流れにサヤ寄せする格好から、指数インパクトの大きい値がさハイテク株主導での上昇が見込まれる。 日経平均の75日線は32060円辺りに位置しており、これを上放れてくるようだと、32360円辺りに位置している25日線が意識されてくる可能性はありそうだ。ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を控えていることもあり、買い一巡後はこう着感が強まる展開が想定されるものの、75日線水準での底堅さがみられるようだと、足もとで売られていたハイテク株を買い戻す流れが強まる展開も意識されそうだ。商いが膨らみづらい需給状況ではあるが、押し目狙いのスタンスは強まってきそうである。 物色としては半導体株のほか、エヌビディアの決算評価から生成AI関連への物色が再燃する可能性がある。ヘッドウォータース<4011>、PKSHA Technology<3993>、スパイダープラス<4192>、TDSE<7046>、アイリッジ<3917>、CINC<4378>などには個人主体の資金が向かいやすいだろう。 ■jig.Jp、24/3増額修正 配当合計 3.28円←0円 jig.Jp<5244>は配当予想の修正を発表。2024年3月期においては、1株当たり1円64銭の期末配当に加えて、中間配当として創業20周年の記念配当を1株当たり1円64銭を2024年3月期第2四半期末に予定している。あわせて普通株式の売出しを行うことについて決議したと発表。これに関連して主要株主の異動が見込まれる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32010.26、+153.55) ・NYダウは上昇(34472.98、+184.15) ・ナスダック総合指数は上昇(13721.03、+215.16) ・シカゴ日経先物は上昇(31995、大阪比+25) ・SOX指数は上昇(3602.01、+74.32) ・VIX指数は低下(15.98、-0.99) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・富士電機<6504>千葉に大容量の短絡試験設備、来年度稼働 ・KDDI<9433>「金融連携」新プラン、投資機運高まり受け ・商船三井<9104>JX石油開発などと、低温・低圧の液化CO2船開発 ・マイクロ波化学<9227>大平洋金属と、ニッケル製錬技術で共同開発契約 ・アサカ理研<5724>廃電池からレアメタル、事業化加速 ・トヨタ自<7203>新興国向け次世代戦略車、フィリピンで来年生産 ・横河電機<6841>プラント運転支援システム発売、若手が熟練者並み対応 ・日本触媒<4114>三菱重工と、アンモニア分解システム開発へ ・カーリットHD<4275>日本カーリット、電池試験設備を拡充、25―27年度目標 ・アキレス<5142>生分解性農業用フィルム投入、保湿性向上 ・クレハ<4023>いわきに700億円投資、車載電池部材PVDF増強 ・エア・ウォーター<4088>帯広ガスと、LBMでのガス利用実証 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 19件
3917 東証グロース
500
11/25 15:30
-14(%)
時価総額 3,792百万円
スマホアプリの開発・運営支援を通じて実店舗の集客・販促を支援。デジタル地域通貨プラットフォームも。主力のオンラインマーケはアプリ開発支援システム『APPBOX』が好調。ディップに第三者割当増資。 記:2024/08/07
3,835
11/25 15:30
+345(%)
時価総額 122,521百万円
AIソリューションの開発等を行うAI Research&Solution事業、自動応答エンジン「PKSHA Chatbot」等のAI SaaS事業を展開。AI SaaSプロダクトの顧客数は2900社超。 記:2024/10/07
4011 東証グロース
8,680
11/25 15:30
-70(%)
時価総額 16,475百万円
生成AIソリューションやエッジAI開発等を手掛けるAIインテグレーションサービス、DXコンサル等を行うDXサービスが柱。AIプロダクト「SyncLect」の提供も。GPTサービスのラインナップ拡充図る。 記:2024/10/13
4023 東証プライム
2,859
11/25 15:30
+57(%)
時価総額 167,469百万円
中堅化学メーカー。機能樹脂や炭素製品等の機能製品事業、クレラップや釣糸等の樹脂製品事業が柱。医薬品、農薬、工業薬品の化学製品事業等も。PGA樹脂加工品は拡販や収益力の改善、農薬は新剤の開発を進める。 記:2024/08/26
4088 東証プライム
1,863.5
11/25 15:30
-14(%)
時価総額 428,148百万円
大手産業ガスメーカー。産業ガスや機能材料の提供等を行うデジタル&インダストリー部門が柱。医療機器や消火設備の提供、冷凍食品や飲料の製造・販売等も。特殊ケミカル供給などエレクトロニクス関連事業の拡大に注力。 記:2024/08/29
4114 東証プライム
1,878
11/25 15:30
-1(%)
時価総額 292,968百万円
アクリル酸等の基礎化学品、高吸水性樹脂等の機能性化学品を手掛ける化学メーカー。高吸水性樹脂で世界トップシェア。自動車触媒、電池材料等も。エネルギー事業、エレクトロニクス事業等の成長事業にリソース投入。 記:2024/10/09
4192 東証グロース
377
11/25 15:30
+1(%)
時価総額 13,307百万円
建設現場の施工管理SaaS「SPIDERPLUS」の開発・販売等を行う。導入企業数は1800社超。導入企業に大手ゼネコン各社など。解約率は低水準。営業力の強化やパートナーとの協力体制の強化を図る。 記:2024/07/08
4275 東証プライム
1,339
11/25 15:30
+33(%)
時価総額 32,203百万円
化学品、電子材料品等の製造・販売を行う日本カーリットを中核とする持株会社。1918年創業。自動車用緊急保安炎筒でトップシェア。総還元性向は30%目安。過塩素酸アンモニウムは防衛用途の需要が伸びる。 記:2024/06/15
4378 東証グロース
679
11/25 15:30
-5(%)
時価総額 2,283百万円
マーケティングの調査・分析・運用ツール「Keywordmap」の提供等を行う。マーケティングコンサル等のアナリティクス事業も手掛ける。ソリューション事業は営業体制強化により、新規案件の獲得が回復傾向。 記:2024/10/25
5142 東証プライム
1,480
11/25 15:30
-2(%)
時価総額 21,553百万円
車輌内装用資材等のプラスチック事業、ウレタン・断熱資材等の産業資材事業が柱。シューズ事業も展開。1947年設立。運動靴は「瞬足」で知名度。省エネルギー関連製品、防災関連製品などを重点分野に位置付け。 記:2024/10/14
5244 東証グロース
277
11/25 15:30
+5(%)
時価総額 11,791百万円
ライブ配信サービス「ふわっち」が主力。30~40代がメインユーザー。ライブ配信中に視聴者が使用するアイテム販売が主な収入源。VTuber事業等も。総還元性向30%以上目安。テレビCM等で認知拡大図る。 記:2024/08/19
5724 東証スタンダード
857
11/25 15:30
+6(%)
時価総額 4,409百万円
都市鉱山等からの有価金属の回収・再生を行う貴金属事業が主力。使用済みエッチング用薬液の再生・販売、品質管理システムの販売等も。既存事業は新規開拓に注力。リチウムイオン電池再生事業の事業化等に取り組む。 記:2024/07/02
6504 東証プライム
8,733
11/25 15:30
+182(%)
時価総額 1,303,811百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6841 東証プライム
3,522
11/25 15:30
-31(%)
時価総額 946,097百万円
生産制御システム、流量計、差圧・圧力伝送器等の制御事業が主力。1915年創立。波形測定器、光通信関連測定器等の測定器事業も。分散形制御システムに強み。マテリアル部門は化学、マイニングの顧客基盤拡大図る。 記:2024/10/10
7046 東証グロース
1,180
11/25 15:30
±0(%)
時価総額 2,596百万円
AI中心の統合型ソリューションサービスの提供を行うコンサルティングサービスが主力。独自AI製品「KAIZODE」等の提供を行うプロダクトサービスも。コンサルティング事業では工数短縮などで利益率の向上図る。 記:2024/10/12
7203 東証プライム
2,694.5
11/25 15:30
+30(%)
時価総額 42,559,592百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
9104 東証プライム
5,430
11/25 15:30
±0(%)
時価総額 1,968,668百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9227 東証グロース
722
11/25 15:30
-1(%)
時価総額 11,411百万円
電子レンジにも使われるマイクロ波を活用した独自の製造技術を化学業界に提供。グリーン、ヘルスケア、エレクトロニクスが成長分野。ケミカルリサイクル、鉱山プロセス事業を推進。新領域の開発案件獲得などに注力。 記:2024/10/22
9433 東証プライム
4,962
11/25 15:30
-68(%)
時価総額 10,875,940百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04