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【注目銘柄ダイジェスト】:ルネサスが急伸、楽天は大幅反落

2019/4/1 16:46 FISCO
*16:46JST 【注目銘柄ダイジェスト】:ルネサスが急伸、楽天は大幅反落 <6740> JDI 76 +7 大幅高。外部の企業連合からの支援受け入れ交渉について、「今週中の合意を目指している」と発表している。「600-800億円規模の株式と債券の発行」を想定しているようだ。企業連合は中国ファンドの嘉実基金管理グループ、台湾電子部品メーカーのTPKやSOE、台湾金融大手グループなどが参加のもよう。株式価値の希薄化は見込まれるものの、最悪リスクの後退とは捉えられる状況のようだ。 <4974> タカラBIO 2606 +39 続伸。ウイルスを使ってがんを治療するバイオ医薬品の製造・販売の承認申請をしたと発表している。がんの一種とされるメラノーマの治療用で、腫瘍溶解性ウイルス「C-REV」を使う。承認されれば同社としては初めての医薬品になる。今後は膵臓がんなど他の疾患にも対象を広げていく計画。承認申請の方向性は定まっていたとみられるが、正式発表を受けて、あらためて今後の業容拡大期待を先取りする動きが優勢に。 <6723> ルネサス 562 +50 急伸。先週末には、計画している国内主要工場の4-6月の操業停止期間について、当初の約1ヵ月から短縮する見込みであることをCEOが明らかにしたと伝わっている。過度な先行き懸念の後退につながり、ショートカバーの動きなども優勢になっているものとみられる。また、先週末の米国市場では、米中貿易協議の進展期待から半導体関連株が堅調な動きとなっており、同社など国内関連株にも好影響が波及している。 <7022> サノヤスHD 225 +50 ストップ高。先週末に業績予想の上方修正を発表している。通期営業損益は従来予想の8億円の赤字から一転、10億円の黒字になる見通し。間接部門のスリム化や為替相場の円安進、建設工事用エレベーターのレンタル稼働と化粧品製造装置の売上伸長などが背景となる。第3四半期までの進捗から上振れ期待は高かったとみられるが、修正幅の大きさにはインパクトが強まる形になっている。 <4755> 楽天 1008 -40 大幅反落。投資先であるリフトが3月29日に米国ナスダック市場へIPOしたことに伴い、グループ保有株の公正価値評価を行った結果、今第1四半期において有価証券評価益約1100億円を計上する見込みになったと発表している。ただ、リフトのIPOによる含み益拡大を手掛かりに3月以降は株価の上昇ピッチも速まっていただけに、短期的な材料出尽くし感も強まる状況とみられる。 <6730> アクセル 649 +97 一時ストップ高。先週末の前引け後に、NEDOが公募した「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」事業に採択されたと発表しており、その後は買いが殺到する展開になっている。研究開発テーマ名は、「完全自動運転に向けたシステムオンチップとソフトウェアプラットフォームの研究開発」であり、自動運転関連銘柄として急速に浮上する展開にもなっているもよう。 <3784> ヴィンクス 1093 +45 大幅続伸。ローソン<2651>では利用客が自ら精算する「セルフレジ」を導入すると報じられた。10月の消費増税までに全店で利用できるようにするとという。コンビニ業界では、24時間営業を見直す声が加盟店から上がるなど人手不足が深刻さを増しており、こうした店舗運営の省力化の流れは他の大手コンビニも含め、今後も強まっていくとの見方が優勢に。無人レジ関連の材料株として、短期資金の流入が活発化。 <3753> フライトシステム 943 +150 ストップ高。先週末には、マルチ決済装置「インクレディスト・プレミアム」を導入している企業向けに、新たに決済専用アプリケーションプロセッサー「インクレディスト・トリニティ・ミニ」の提供を5月より開始すると発表。同時に、ソフトバンク<9434>がPCI DSSの対面取引準拠に向けて、「インクレディスト・トリニティ・ミニ」を採用とも発表した。今後の展開に対する期待が高まる方向となっているようだ。 <9861> 吉野家HD 1758 -30 反落。先週末に前2月期業績予想の下方修正を発表している。営業利益は従来予想の11億円から1億円に、最終損益は11億円の赤字から58.8億円の赤字にそれぞれ下方修正。客数伸び悩みによる既存店売上高の未達、運営各店舗の減損計上などが背景に。なお、第3四半期までの状況から業績下振れ懸念は強かったとみられ、売り一巡後はアク抜け感も徐々に強まる形となっている。 <3230> スター・マイカ 1643 +228 急騰。先週末に第1四半期決算を発表、営業益は12.9億円で前年同期比26.3%減となった。前年同期に計上したインベストメント事業における物件売却の反動減が響いたが、主力のリノベマンション事業は2ケタ増収増益となった。上半期計画に対する進捗率は69%、通期計画に対しては44%となっており、想定以上に底堅いスタートに。信用取り組みも売り長状態にあり、過度な警戒感後退から買い戻しも優勢。
関連銘柄 12件
2651 東証プライム
10,315
5/2 15:00
-10(-0.1%)
時価総額 1,034,594百万円
コンビニ大手。傘下に高級スーパーの成城石井や映画館のユナイテッド・シネマなど。親会社は三菱商事。店内調理サービス「まちかど厨房」や一般用医薬品取扱い店舗を拡充。業容好調で、24.2期3Q累計は大幅増益。 記:2024/01/27
3230 東証1部
1,280
5/28 15:00
-58(-4.33%)
時価総額 23,333百万円
リノベマンション事業が主力。中古物件を取得し、賃貸運用しつつ退去後にリノベーションして販売するモデル。インベストメント事業等も。インベストメント事業は好調。一部保有物件を売却。18.11期は2桁増収。 記:2019/02/17
3753 東証スタンダード
287
5/2 15:00
-2(-0.69%)
時価総額 2,714百万円
システムコンサルから開発・保守までを一貫展開。物流、金融向けに強み。電子決済ソリューション等も。決済ソリューション事業は好調。無人自動精算機向けマルチ決済端末の大型納品等が寄与。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/03/31
3784 東証スタンダード
2,017
2/14 15:00
-1(-0.05%)
時価総額 35,737百万円
流通システム会社。流通向けの基幹システムやPOS等のプロダクトや、業務効率化やカードシステム、販促・集客等のサービスを提供する。今上期は基幹システムや自動発注システム、POSシステムが堅調に推移した。 記:2023/10/15
4755 東証プライム
752.2
5/2 15:00
-2.8(-0.37%)
時価総額 1,550,292百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4974 東証プライム
1,010
5/2 15:00
-5(-0.49%)
時価総額 121,620百万円
バイオ産業支援会社。研究開発用試薬や診断薬、理化学機器に加え、医薬品受託サービスを提供する。創薬基盤技術の開発、がん治療薬も提供する。今期3Q累計は検査関連製品やライフサイエンス関連が足踏みとなった。 記:2024/02/24
2,608
5/2 15:00
-27.5(-1.04%)
時価総額 5,102,364百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6730 東証スタンダード
1,636
5/2 15:00
-11(-0.67%)
時価総額 18,343百万円
半導体メーカー。パチンコやパチスロ向けグラフィックスLSIに強みを持つ。モジュール製品や組込機器向けLSI、ミドルウエア等も提供する。今期3Q累計はグラフィックスLSIやメモリモジュール製品が伸長した。 記:2024/02/08
6740 東証プライム
20
5/2 15:00
-1(-4.76%)
時価総額 77,608百万円
ディスプレイデバイスメーカー。スマホや車載、医療向けに中小型液晶ディスプレイを開発。24.3期2Qはスマートウォッチ・VR等が増収。新モデル向けスマートウォッチ用OLEDディスプレイなどの販売が増加。 記:2024/01/16
7022 東証スタンダード
184
5/2 15:00
+2(1.1%)
時価総額 6,157百万円
サノヤスエンジニアリングを傘下に収める機械メーカー。工事用エレベーターや立体駐車場、遊園地向け部品、遊戯機械の販売保守も手掛け、真空化粧品製造向け乳化撹拌装置も事業領域。24.3期3Q累計は増収確保。 記:2024/03/30
9434 東証プライム
1,898
5/2 15:00
-4(-0.21%)
時価総額 9,086,001百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04
9861 東証プライム
2,883.5
5/2 15:00
-2(-0.07%)
時価総額 187,802百万円
外食大手。牛丼の「吉野家」を中心に、「はなまるうどん」や「海鮮三崎港」などを展開。吉野家は売上堅調。人流回復や価格改定効果などで既存店売上高が伸びる。海外は収益伸長。24.2期3Qは大幅営業増益。 記:2024/01/28