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【注目銘柄ダイジェスト】リソー教育、壱番屋が急伸、川崎汽は下方修正受け年初来安値更新

2015/11/2 18:00 FISCO
*18:00JST 【注目銘柄ダイジェスト】リソー教育、壱番屋が急伸、川崎汽は下方修正受け年初来安値更新 <6981> 村田製 18120 +765 逆行高。先週末に発表した上半期決算がポジティブ材料につながっている。上半期営業利益は1521億円で前年同期比71%増益、従来計画の1300億円を上回った。通期計画は2500億円から2720億円に上方修正している。上半期は市場コンセンサスを100億円程度上回ったと見られ、通期予想は市場予想未達だが、保守的な予想と捉えられているもよう。過度な先行き懸念が強く払拭される形にも。 <4689> ヤフー 467 -48 大幅反落。第2四半期7-9月期の営業利益は1027億円で前年同期比2.2倍と大幅増益になったが、アスクルの評価益が596億円計上されており、実質ベースでは6%程度の減益となっている。事業成長のための販促費積み増しがコンセンサス比下振れの背景となっているようだ。また、会社側では販促費の増加で10-12月期は2割程度の減益になる可能性を示唆のようであり、短期的なネガティブ要因にもつながる格好へ。 <6632> JVCケンウッド 294 -24 大幅続落。先週末に上半期の決算を発表している。営業損益は9.8億円の赤字で前年同期比21億円の収益悪化となり、通期営業利益予想は従来の80億円から45億円にまで下方修正している。先行開発費が増加しているほか、各地域における市況悪化の影響が強まっているようだ。なお、通期の下方修正値は市場予想を30億円ほど下回っている。 <5214> 電気硝子 612 +15 反発。先週末に第3四半期の決算を発表、通期の営業利益レンジ予想は180-200億円から210-230億円に上方修正しているが、上方修正には意外感なども強まっているもようだ。7-9月期実績は市場コンセンサスを20億円強上回ったほか、通期の市場予想は会社側予想レンジの下限以下であった。液晶ガラスなどの収益性改善は想定以上といった見方になっている。 <5401> 新日鉄住金 2334.5 -136.5 大幅反落。鉄鋼セクターは業種別下落率のトップに。先週末の報道では、アジアの鉄鋼メーカーへ逆風が強まっていると伝わっている。中国の宝山鋼鉄、韓国のポスコなども厳しい決算を発表しており、中国の需要不振に端を発する世界的な鉄鋼不況は深刻との見方があらためて強まる格好にも。神戸製鋼所が再度の下方修正を発表していることも弱材料視へ。また、中国経済指標の伸び悩みなども中国関連としてマイナス材料視。 <4714> リソー教育 321 +45 急伸で上昇率トップ。先週末、東証から特設注意市場銘柄および監理銘柄の指定を解除されたと発表している。指定された原因の改善状況を含め、内部管理体制などに問題があると認められないとされているもよう。上場廃止などといった最悪シナリオの回避で、当面のリバウンド期待などを高める動きになっているようだ。 <7630> 壱番屋 5880 +510 急伸。ハウス食品がTOBを実施して子会社化すると発表している。TOB価格6000円にさや寄せする動きとなっている。ハウス食品は現在19.55%の株式を保有しており、保有比率を51.00%まで引き上げを目指す。同社ではTOBに関して賛同の意を表明している。買い付け上限が設定されており、抽選漏れリスクなどはあるものの、子会社化以降の業績改善期待もあり、TOB価格に近い水準まで買われる格好になっている。 <7148> FPG 870 -89 大幅反落。先週に前9月期の決算を発表している。営業利益は101億円で前期比2.9倍、従来予想の95億円を上振れる着地になっている。一方、今期は111億円で同10%増益の見通し、増益率の鈍化をマイナス視する動きが先行しているようだ。前期末配当金は従来予想の23円から24.5円に引き上げ、今期は27円を計画している。なお、前期の営業利益は期初予想が49.3億円であった。 <4062> イビデン 1811 +133 大幅反発。先週末に発表した決算がポジティブインパクトにつながっている。上半期営業利益は123億円で前年同期比31%増となり、従来計画の90億円を大きく上ぶれている。FCパッケージの収益性改善などで、市場コンセンサスも10億円強上回る格好に。また、発行済み株式数の3.62%に当たる自社株買いの実施を発表したことなども支援材料となっている。 <9107> 川崎汽船 249 -24 大幅反落で年初来安値更新。先週末の前引け後に上半期決算を発表、通期経常利益は400億円から200億円に下方修正している。売り一巡後は切り返す動きとなっていたが、本日は再度売り圧力が強まる展開に。クレディ・スイス証券(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も290円から250円に引き下げている。広範な市場に追随してここ1ヵ月上昇傾向にあるが、今回の決算とガイダンス下方修正で急反落が予想されるとの見方に。
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カレーハウス「CoCo壱番屋」を直営・FCで全国展開。ハウス食品G本社傘下。海外はアジアと北米を軸に開拓。国内外で1450店舗超。中国は不採算店の閉鎖等で立て直し図る。M&A活用で新業態の展開進める。 記:2024/05/17
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