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【注目銘柄ダイジェスト】ピジョン、塩野義が大幅高、エプソン、京セラは下方修正で急落

2015/10/30 19:38 FISCO
*19:38JST 【注目銘柄ダイジェスト】ピジョン、塩野義が大幅高、エプソン、京セラは下方修正で急落 <4661> OLC 7382 +478 買い優勢。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は521億円で前年同期比3.4%減益、従来計画線上での着地となっている。市場コンセンサスは500億円程度であったため、過度な警戒感後退につながる状況へ。諸経費の減少などがコンセンサス上振れの背景と見られる。また、10月の来園者数が回復傾向にあることなども支援材料とされているようだ。 <7956> ピジョン 3415 +330 大幅高。中国の5中全会では「第13次5カ年計画」草案を固め、「一人っ子政策」を撤廃して全ての夫婦に第2子の出産を認める方針を示したと伝わっている。育児用品の国内トップ企業で、中国市場に強みを持っていることから、政策変更におけるメリット期待が高まる状況のようだ。一人っ子政策撤廃の方向性は定まっていたと見られるが、政策目標として掲げられたことで、あらためて期待感が先行する形に。 <4507> 塩野義 4991 +511 買い気配から急伸。インフルエンザを1日で治療できる世界初の新薬を実用化すると報じられ、ポジティブなインパクトにつながっている。厚生労働省では画期的な新薬候補として優先的に審査する方針、早ければ18年にも発売すると伝わっている。大きな市場規模が想定され、中期的な業績インパクトも大といった期待感が先行へ。なお、前日には通期業績上方修正、増配なども発表している。 <6758> ソニー 3480 +14 売り先行も小幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期営業利益は880億円、前年同期比では黒字転換となり、市場コンセンサスレベルでの着地となっている。サプライズは乏しいものの、直近での株価上昇の反動で利食い売りが先行する形となった。ただ、映画事業は想定以上の下振れとなる一方、戦略分野と位置づけられ、市場の注目度が高い画像センサーやゲーム分野が好調に推移していることを評価する動きも優勢に。 <6801> 東光 347 +55 東証1部上昇率トップ。前日に発表した第3四半期決算がポジティブなインパクトにつながっている。累計営業利益は前年同期比14.9%増益の23億円となったが、上半期は同48.4%減益であった。7-9月期は同2.2倍と急拡大しており、一転して通期の上振れ期待なども高まる格好に。 <6674> GSユアサ 462 -58 急落。前日に決算を発表、通期営業利益は従来予想の240億円から210億円に下方修正しており、ネガティブに受け止められている。実績値は市場予想を下回り、下方修正後の通期予想もコンセンサスを下振れへ。リチウムイオン電池の伸び悩みなども弱材料視のようだ。また、パナソニックの鉛蓄電池事業買収が伝わっているが、短期的には資金負担増を懸念か。 <4043> トクヤマ 245 +26 後場に入って急伸。前引け後に上半期の決算を発表、営業利益は55億円の従来予想を上回る75.5億円となり、通期予想は180億円から200億円に上方修正、一転して増益となる見通しに。通期の市場コンセンサスは160億円レベルで会社計画を下振れると見られていただけに、ポジティブなインパクトにつながる。ナフサ価格の下落に伴う石油化学製品の採算改善が業績上振れの背景に。 <6724> エプソン 1857 -195 急落。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は417億円で前年同期比47%減益、従来計画の440億円を下回った。また、通期予想は1000億円の従来予想から910億円に下方修正している。上半期実績は市場想定の下限レンジとみられるが、通期予想の下方修正は想定外との見方で、売り材料視される格好のようだ。中南米通貨下落の影響など響くようだ。 <6971> 京セラ 5503 -412 大幅反落。前日に発表した上半期決算では、営業利益は619億円で前年同期比13%増益、通期予想は1600億円から1100億円に下方修正している。市場コンセンサスとの比較では、上半期が50億円強下振れ、通期では350億円程度の下振れとなっている。通期予想の想定以上の下方修正をネガティブ視する動きが優勢に。なお、電子デバイス関連事業の構造改革費用計上も、下方修正幅が大きくなっている一因にはなっているもよう。 <2229> カルビー 4410 +90 続伸。JPモルガン証券(JPM)では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を5200円としている。リスク・オフムードが蔓延する足元の株式市場の中で、長期投資に耐えうる銘柄として推奨、現在は、短期的な躓きから回復し始める局面と捉えているようだ。今期業績が会社計画を下回る可能性は市場に浸透、今後は来期増益への期待が織り込まれる展開を想定と。国内シェア拡大、海外事業の規模拡大により、マージン改善を伴う2ケタ増益が続くと予想している。
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