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【注目銘柄ダイジェスト】東芝、大林組など大幅高、ファストリは急落で東証1部下落率トップに

2015/10/9 18:21 FISCO
*18:21JST 【注目銘柄ダイジェスト】東芝、大林組など大幅高、ファストリは急落で東証1部下落率トップに <8111> ゴールドウイン 5440 +455 急伸。人工のクモ糸繊維で製作したウェア「ムーン パーカ」の試作品を前日に公開、買い材料視されている。9月に資本業務提携を行っているベンチャーのスパイバーとの共同製作になる。スパイバーの繊維「クモノス」は中長期的な市場規模の拡大期待が高く、業務提携が順調に進展していることを好感する動きが優勢に。 <5401> 新日鉄住金 2541 +127 大幅反発。メリルリンチ日本証券(ML)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げしている。株価は過度な懸念を織り込んでおり、バリュエーション面で割安感が出たとして、同社と神戸鋼<5406>を格上げしているようだ。PBRは金融危機後の2009年の水準を下回り、PERでも新日鐵住金誕生来の低位置にまで低下していると指摘。国内向けを主体とした粗鋼生産量の回復、在庫評価損の解消などから、今期は大幅な増益が展望されるとも。 <6502> 東芝 348.7 +18.7 大幅続伸。中国半導体メーカーの買収目標になる可能性があると海外紙で伝わっており、思惑材料にもつながる格好のようだ。台湾のIT業界紙では、同社や米サンディスクが中国メーカーの紫光集団の買収目標になる可能性があると伝えているもよう。実現可能性は低いとみられるが、短期資金を中心とした思惑買いが優勢になっているとみられる。 <9983> ファストリ 43900 -4740 急落で東証1部下落率トップ。前日に発表した前8月期の決算が売り材料視されている。営業利益は前期比26%増の1645億円、従来計画の2000億円を大幅に下回った。国内ユニクロ事業の粗利益率悪化、減損や除却損の発生などが下振れの背景に。今期は同22%増益の2000億円を予想だが、市場コンセンサスの2300億円レベルを下回っている。足元の相対的な月次伸び悩みに警戒感もあったが、想定以上の収益性悪化にネガティブなインパクトが先行。 <6495> 宮入バルブ 193 +33 急伸。日本初のLNG燃料船に同社のLNG低温弁が採用されたと発表している。日本郵船で建造を進めていた日本初のLNG燃料タグボート「魁(さきがけ)」が竣工、同船のLNG供給機器を開発したエア・ウォーター・プラントエンジニアリングに同社のLNG弁が採用されているようだ。こうした新分野での実績獲得に伴い、今後の展開に対する期待感などが高まる状況と見られる。 <4186> 東京応化 3705 +340 急伸で東証1部の上昇率2位。アナリストの高評価が複数で観測されており、評価を高める動きが優勢となっている。ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価を3500円から4100円に引き上げている。株式市場は、同社のNon-Cutting Edge商品の成長性を織り込んでいないとの判断。また、シティグループ証券でも「2」から「1」に格上げで、目標株価は4200円としている。 <1802> 大林組 1083 +94 後場に入って大幅高。前引け後に上半期の業績予想上方修正を発表している。営業利益は従来予想の210億円から410億円、前年同期比2.4倍の水準にまで増額へ。国内工事の採算改善が背景となっているようだ。業績上振れ期待はあったものの、市場コンセンサスは280億円レベルにとどまっており、想定以上の大幅上方修正となる格好に。ゼネコン大手を中心に、建設セクターには幅広く連想買いが入る形にもなっている。 <8237> 松屋 1538 -156 大幅続落。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は14.1億円で前年同期比84.2%増益、第1四半期決算時に上方修正した従来予想の12億円を上振れる着地となっている。インバウンド需要の拡大などを要因とした百貨店事業の好調が大幅増益の背景に。ただ、業績上振れは十分に織り込まれていたとみられ、通期予想を据え置きとしていることからも、短期的な出尽くし感が先行する格好に。 <6773> パイオニア 295 +9 反発で年初来高値を更新。ドイツ証券では投資判断「バイ」、目標株価370円でカバレッジを開始している。高収益の地図ソフトが想定を上振れて推移など、明るい材料が見えてきていると評価。新規OEM案件の業績寄与が始まる18.3期を基準年度とした株価には上値余地が大きいと判断しているもよう。他社との提携やM&Aなどの選択肢も広がっていると指摘。
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1802 東証プライム
1,839
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時価総額 1,326,857百万円
1892年創業の大手ゼネコン。国内建設事業を中心に、海外建設事業、エンジニアリング事業等を展開。東京スカイツリーなどで施工実績。グループ社数は140社超。建設バリューチェーンの強化などに取り組む。 記:2024/08/09
4186 東証プライム
3,597
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-95(-2.57%)
時価総額 459,697百万円
化学薬品メーカー。微細加工技術や高純度技術をコアに、エレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品を製造、販売する。半導体用フォトレジストで世界シェアトップ。23年12月期は急速な市況の冷え込みが影響した。 記:2024/04/14
5401 東証プライム
3,196
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時価総額 3,037,226百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5406 東証プライム
1,696.5
10/8 15:00
-36.5(-2.11%)
時価総額 672,401百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
6495 東証スタンダード
96
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時価総額 4,690百万円
LPガス容器用バルブメーカー。LPガス容器用弁や自動車用容器用弁などの黄銅弁、設備用や車載用、船舶用などの鉄鋼弁を手掛ける。メンテナンスサービス等も。25.3期はLPガス容器用弁の交換需要回復を見込む。 記:2024/07/02
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21
8111 東証プライム
8,414
10/8 15:00
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時価総額 399,227百万円
アウトドア、アスレチックス関連商品などの製造・販売を行う。「ザ・ノース・フェイス」や「ヘリーハンセン」などのブランドを展開。ダウンジャケットなどが主力アイテム。海外でのブランドプレゼンスの強化図る。 記:2024/06/29
8237 東証プライム
849
10/8 15:00
-38(-4.28%)
時価総額 45,243百万円
1869年創業の老舗百貨店。東京の銀座(本店)、浅草に店舗。飲食業、ビル総合サービス等も。松屋銀座では化粧品、ラグジュアリーブランド、宝飾時計を強化。新規優良個人口座の拡大など外商部門の売上向上に注力。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
50,140
10/8 15:00
-310(-0.61%)
時価総額 15,955,601百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10