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【注目銘柄ダイジェスト】しまむら、商船三井、神戸鋼など大幅安、総合臨床は急伸

2015/9/29 17:22 FISCO
*17:22JST 【注目銘柄ダイジェスト】しまむら、商船三井、神戸鋼など大幅安、総合臨床は急伸 <1861> 熊谷組 358 -1相対的に堅調。東海東京証券ではレーティングを新規に「1」としている。目標株価は550円と設定しているようだ。土木、建築ともに採算重視の受注活動の効果が顕在化しており、利益率が上昇する局面にあると指摘。今期営業利益は会社計画の119億円に対して177億円、前期比10%増益を予想、来期には営業利益が200 億円に乗るとみている。また、世界的な景気減速懸念が強まる中、相対的に影響が乏しい建設セクターには買い安心感も強まりやすいとみられる。 <8227> しまむら 12300 -730大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は179億円で前年同期比6.6%減益となった。会社予想216億円を大きく下振れたほか、先の観測報道値も下振れる形に。6-8月期は同13%の減益となっている。円安による原価の上昇、夏物在庫処分のための値下げなどが粗利益率低下につながった。下半期スタートの9月の販売は好調なスタートになっているが、想定以上の利益率悪化を警戒視する動きが優勢に。 <5707> 東邦亜鉛 278 -28大幅安。亜鉛の国際価格が約6年ぶりの安値をつけているといった観測報道もあり、マイナス材料視されているようだ。とりわけ、亜鉛相場に強い影響力を持つとされているスイスのグレンコアは、財務懸念の強まりから前日に3割近い急落となっており、亜鉛在庫を換金売りしているとの観測がよりクローズアップされる形にもなっている。なお、中国の8月の工業利益の大幅な減少も資源価格下落につながる形へ。 <6770> アルプス 3230 -155軟調。前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の240億円から310億円に上方修正している。車載市場やスマホ市場向け電子部品事業がけん引する格好に。ただ、上方修正数値はほぼ市場の範囲内のものにとどまっており、インパクトは限定的のようだ。一方で、アルパインは想定以上の下方修正を発表しており、VW向けも含めて下半期以降のマイナス影響の強まりを警戒する動きが優勢に。 <7283> 愛三工業 1042 -11伸び悩んだが朝方は買い先行。クレディ・スイス証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を1400円としている。自動車の燃費/排ガス規制関連製品をコア商品としており、自動車の燃費/排ガス規制の強化に伴う需要増加、市場シェアの拡大が期待できると評価。また、トヨタグループ内ではデンソーとシェアを分かつ製品を複数取り扱っており、近年トヨタ内シェアが同社に集約されつつあることから、事業再編の対象となる可能性にも注目と。 <2399> 総合臨床 444 +42急伸で上昇率トップ。EPSHDとの経営統合を発表、株式交換によって同社はEPSHDの完全子会社になるようだ。株式交換比率は1:0.39、EPSHDの前日終値を基準とすると、理論株価は488円程度になり、交換比率にさや寄せする動きが先行へ。なお、EPSHDは売り優勢の展開になっており、経営統合自体を高く評価する動きは限定的のようだ。 <6756> 日立国際 1242 -127下げ目立つ。UBS証券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も2200円から1400円に引き下げている。 装置市場の成長率が来年度はマイナスに転じるとみられること、最大顧客である三星メモリ投資の減少がマイナスに寄与すること、四半期受注額は今後横ばい圏となる見込みであることなどを格下げの背景としている。来期の業績予想を下方修正、営業利益は216億円から185億円に減額しているようだ。 <9104> 商船三井 288 -23大幅続落。同社が筆頭株主となっている第一中央汽船が民事再生法の適用を申請することで最終調整に入ったと報じられている。同社は発行済み株式数の16.6%、6877万株を保有しているほか、優先株にも出資している。出資金の損失が見込まれるほか、中国景気減速の影響など事業環境の厳しさもあらためて意識される状況に。 <5406> 神戸製鋼 128 -16大幅続落。前日に発表した業績予想の下方修正がネガティブなインパクトを強めさせている。通期経常利益は950億円から650億円へ下方修正、市場コンセンサスは会社計画をやや上回る水準であったため、想定外の大幅下方修正と捉えられる格好に。生産トラブルや在庫評価損などの影響による鉄鋼事業のほか、建機の販売不振が下振れの主因に。JFEHDや新日鉄住金など鉄鋼大手の一角の連想売りにもつながっているようだ。
関連銘柄 9件
1861 東証プライム
3,600
10/8 15:00
-40(-1.1%)
時価総額 163,483百万円
1898年創業のゼネコン準大手。住友林業と資本業務提携。名古屋競馬場、ニュートリノ実験施設等で施工実績。台北101など海外でも実績。国内土木事業はインフラ更新、防災・減災、国土強靭化などが注力分野。 記:2024/08/05
479
12/25 15:00
-10(-2.04%)
時価総額 10,321百万円
SMO(治験施設支援機関)事業を展開。臨床研究支援事業をもう1つのコア事業への実現目指す。主力のSMO事業の受注は順調。前期の損失がなくなり15.7期は純利益大幅増。EPSと経営統合し、上場廃止。 記:2016/02/12
5406 東証プライム
1,696.5
10/8 15:00
-36.5(-2.11%)
時価総額 672,401百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
5707 東証プライム
1,031
10/8 15:00
-32(-3.01%)
時価総額 14,007百万円
1937年創業の非鉄金属メーカー。鉛で国内トップシェア。亜鉛は国内シェア3位。環境・リサイクル事業、電子部材・機能材料事業、資源事業等も。鉛事業ではリサイクル原料比率の引き上げによる生産増強を図る。 記:2024/07/26
6756 東証1部
3,110
3/8 15:00
±0(0%)
時価総額 327,237百万円
映像・通信システムと半導体製造装置が2本柱。米投資ファンドが全株取得を目指して実施したTOBが成立。親会社の日立製作所は既に賛同済み。今年2月15日の臨時株主総会を開催し、3月9日付で上場廃止になる予定。 記:2018/02/07
6770 東証プライム
1,529.5
10/8 15:00
-66.5(-4.17%)
時価総額 335,390百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
7283 東証プライム
1,412
10/8 15:00
-31(-2.15%)
時価総額 89,059百万円
トヨタグループの自動車部品メーカー。燃料ポンプなどの燃料系製品、スロットルボデーなどの吸排気系製品が主力。水素供給ユニット等も手掛ける。既存パワートレイン製品事業の競争力強化、新規領域の育成図る。 記:2024/07/04
8227 東証プライム
8,296
10/8 15:00
-17(-0.2%)
時価総額 612,469百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」等も。27.2期売上高7190億円目標。高価格帯商品の拡充などブランド力向上図る。 記:2024/05/06
9104 東証プライム
4,735
10/8 15:00
-92(-1.91%)
時価総額 1,714,122百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29