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【注目銘柄ダイジェスト】スリーエフがストップ高、富士通 、中越パルプなど続伸

2015/8/31 17:36 FISCO
*17:36JST 【注目銘柄ダイジェスト】スリーエフがストップ高、富士通 、中越パルプなど続伸 <6740> JDI 382 -17 反落。先週末には、シャープ<6753>が液晶事業を売却、同社などが交渉先と伝わり、スケールメリットや競争緩和への期待感が先行する動きとなっていた。ただ、本日は「過剰設備に陥る恐れがある」などといった同社サイドの見方なども伝わっており、過度に期待材料視する動きは後退の方向となっているようだ。なお、同社はMSCI組み入れ銘柄から除外となっており、本日の大引けにおけるリバランス売りなどに対する警戒感も。 <7269> スズキ 4129.5 -22 買い先行、伸び悩んだが相対的に下げ幅は小幅に。独VWとの資本提携を解消すると発表している。国際仲介裁判所が同社とVWに仲裁判断を通知したことで、同社にとっては提携解消に進むことが可能となった。VWが保有する全株、19.9%分を買い戻す計画、買い戻し金額は5000億円規模になる見通しと。自社株買いによる一株当たりの価値向上に加えて、新たな資本提携先の模索なども期待材料とされる格好に。 <6702> 富士通 602.1 +13.9 続伸。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、コンビクション・リストに新規採用としているもよう。目標株価は760円に設定のようだ。決算発表以降は大幅に調整しているものの、こうした株価調整は行き過ぎと判断しているもよう。ビジネス構造転換のための費用の詳細が見える、9月下旬から10月中旬に開催予定の経営説明会が一つの契機になると指摘している。 <7544> スリーエフ 478 +80 ストップ高。ローソン<2651>と資本業務提携の交渉を開始と報じられている。ローソンが同社株式の5%程度を取得して、PB商品の共同開発や仕入れの共通化などで連携するもよう。前期は営業赤字と業績が低迷する中、ローソンとの提携による商品開発力強化などを期待する動きが先行へ。コンビニ業界の再編が進展する中、中期的にはさらなる提携強化なども想定される状況か。 <4188> 三菱ケミカル 690.7 -31.3 売り先行。先週末にスモールミーティングが開催されている。足元の業績は堅調推移、次期中計では成長戦略に重点がおかれる方針、化学系事業会社3社の統合堅調などが示されたが、おおむね、サプライズは少ない内容であったもよう。こうしたなか、原油価格下落に伴うMMAモノマーなどの市況悪化を背景に、下半期以降の業績鈍化懸念などを懸念する声も出てきているようだ。 <2450> 一休 2385 +261 後場入り後は大幅高の展開に。レストラン予約で中国旅行大手シートリップと提携すると報じられている。訪日中国人向けに高級和食レストランなどの予約サービスを開始していくようだ。インバウンド関連銘柄としての位置づけを高めていく格好に。また、本日は全般的にリスクオフの流れが再燃しており、外部環境の影響が相対的に乏しいことなども追い風になっているようだ。 <8093> 極東貿易 260 -45 急落で下落率トップ。公募増資の実施を発表、株式価値の希薄化を嫌気する動きになっている。386万株の公募増資、100万株の自己株式処分、72万株のオーバーアロットメントによる売出を実施する計画。公募売出株数は最大で、自己株式を除いた発行済み株式数の約21%の水準となる。なお、調達資金は、新規グループ化した企業の株式取得に伴う借入金の返済に充てるようだ。 <6703> OKI 212 -14 軟調。ゴールドマン・サックス(GS)が投資判断を「買い」から「中立」に格下げしており、弱材料視されているようだ。リサイクルATMの競争力や収益性に対する評価に全く変化はないものの、ブラジルや中国経済に対する不透明感は増している状況であり、ブラジルATM事業の赤字縮小ペースが計画比緩慢である状況を考えると、再評価されるには時間がかかると判断している。 <3877> 中越パルプ 216 +9 買い優勢。本日はパルプ・紙セクターが業種別上昇率の2位になっている。製紙各社が売電事業の収益を伸ばしているとの報道を好材料視する動きのようだ。同社に関しても、発電設備の稼働が増益のけん引役になるとされており、今期は電力事業の営業利益が2.2倍の12億円強と稼ぎ頭になる見込みと。 <6367> ダイキン 7238 -168 さえない。中国関連としての位置づけが高い機械セクターは、本日は総じて戻り売りが優勢の展開になっている。モルガン・スタンレー(MS)では、株式市場の大幅調整に伴って同社株価も下落し、株価の割高感は消えたとしているが、同社の業績は「牽引役がこれまでの中国から北米への切り替わる過渡期にある」とみており、反発余地は相対的に小さいと考えているもよう。
関連銘柄 12件
2450 東証1部
3,420
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-10(-0.29%)
時価総額 99,625百万円
上場廃止 記:2016/06/07
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(0%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
3877 東証プライム
1,473
11/26 15:30
-12(-0.81%)
時価総額 19,672百万円
総合紙パルプメーカー。新聞用紙や印刷用紙、包装用紙、特殊紙・板紙等の製造を行う。富山県高岡市に本社。発電事業、紙断裁選別包装・紙運送事業等も。家庭紙抄紙機の収益貢献、包装用紙・衛生用紙の拡販等に注力。 記:2024/08/23
4188 東証プライム
842
11/26 15:30
-16.2(-1.89%)
時価総額 1,268,294百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
6367 東証プライム
18,505
11/26 15:30
-235(-1.25%)
時価総額 5,424,075百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6702 東証プライム
2,744.5
11/26 15:30
-49.5(-1.77%)
時価総額 5,684,156百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
6703 東証プライム
943
11/26 15:30
-17(-1.77%)
時価総額 82,247百万円
ATM、現金処理機等のエンタープライズソリューション事業が主力。1881年創業。道路関連システムや航空関連システム、AIエッジコンピューター等も。パブリックソリューションは消防、防災等で順調に案件を確保。 記:2024/10/08
6740 東証プライム
19
11/26 15:30
-1(-5%)
時価総額 73,727百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も。eLEAP、HMO、メタバースなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/20
6753 東証プライム
1,009.5
11/26 15:30
-4(-0.39%)
時価総額 656,586百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,631
11/26 15:30
+2.5(0.15%)
時価総額 3,204,240百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
7544 東証スタンダード
398
11/26 15:30
±0(0%)
時価総額 3,067百万円
南関東地盤のコンビニチェーン。ローソンとの共同ブランド店が主力。新型フォーマット「gooz」も展開。ローソン・スリーエフの総店舗数は320店舗超。総菜アイテム数を拡充。27.2期当期純利益3億円以上目標。 記:2024/10/26
8093 東証プライム
1,595
11/26 15:30
+12(0.76%)
時価総額 20,722百万円
機械商社。鉄鋼や自動車等の関連機械装置、電気機械設備、資源開発機器等の産業設備に加え、樹脂や塗料、複合材料の産業素材、機械部品も扱う。プラント向け重電事業が堅調。ねじ関連も売上伸長。M&Aを進める。 記:2024/11/04