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【注目銘柄ダイジェスト】資源価格上昇で住友鉱、国際帝石、伊藤忠など大幅高

2015/8/28 17:30 FISCO
*17:30JST 【注目銘柄ダイジェスト】資源価格上昇で住友鉱、国際帝石、伊藤忠など大幅高 <7270> 富士重 4242 +174.5 続伸。世界的なリスク回避姿勢の後退に伴い、前日の為替市場ではドル売り・円買いが進む形となっており、円安メリットが大きい自動車株も全面高の展開に。三菱UFJでは、現在の局面では同社をセクターのトップピックとして再強調としている。「円高に弱い輸出企業」とのイメージが強いものの、下期予想営業利益へのマイナス影響は20億円程度に過ぎないと試算しているようだ。 <6740> JDI 405 +33 急伸。シャープ<6753>が主力の液晶パネル事業を売却する検討に入ったと伝わっている。新たに作る合弁会社に事業を移管、出資比率を50%未満に引き下げる方向であり、近く同社と交渉に入るもよう。同社の出資が実現すれば、中小型パネルで世界シェアは3割超となる。スケールメリット、競争緩和による収益性の向上などを期待する動きが優勢に。 <5713> 住友鉱 1535 +117 大幅反発。資源価格の上昇がストレートに好感される格好とみられる。ここ2日間の戻りは相場全体と比較して極めて限定的にとどまっていた。中国景気の先行き懸念に伴う、資源価格の先行き不透明感が背景となっていた。ただ、前日の商品相場では、銅やニッケルなどが5%前後の急伸となり、同社にも見直しの動きが鮮明化する状況になっている。 <1811> 銭高組 434 +80 ストップ高。リニア中央新幹線(品川−名古屋)の本格的な土木工事の第1弾として、JR東海では、大成建設、佐藤工業、同社の共同企業体と契約したと発表している。同社の場合、リニア関連としての位置づけは相対的には高くなかったとみられ、ポジティブなインパクトが強まる格好に。大型工事の受注獲得による業績寄与を期待する動きが先行。 <1605> 国際帝石 1237.5 +73 大幅続伸。原油市況の大幅上昇を受けて、原油高メリットの最右翼銘柄として関心が高まっているようだ。前日のNY原油相場は10%超の上昇、約6年ぶりの大幅高となっている。米GDP改定値が想定以上の上方修正となったほか、中国株式市場の上昇で世界的な株安の連鎖に歯止めが掛かってきたことで、リスクオンの流れが原油などの商品相場にも波及した。 <6375> 日コンベヤ 215 +29 朝方から急伸。リニア関連の低位材料株として位置づけられている銘柄であるが、リニア工事第1弾の契約がJR東海<9022>と大成建設<1801>などのJVとの間で締結されたことで、今後の工事本格化が想定される状況になっているようだ。同社のほか、古河機金<5715>なども同様の観点から、短期資金中心に物色の矛先が向かっている。 <3769> GMOペイメント 3885 +270 大幅高。三菱UFJでは投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も2600円から5800円にまで引き上げている。20.9期までの営業利益成長率は、年率平均19.2%と予想、強い価格競争力とボリューム戦略が安定した利益成長に寄与すると考えているようだ。今後も、決済手段のワンストップサービスを可能にする決済代行事業者の存在価値は高まっていくとみているもよう。 <8001> 伊藤忠 1488 +116 大幅高。資源価格の大幅上昇が好感されて、本日は総合商社を中心に資源関連株の上昇が目立っている。同社に関しては、今期純利益が従来予想の3300億円を上回りそうだとの観測報道が伝わっていることも支援材料。中国の国有複合企業への出資が前倒しとなり、税引き前利益の段階で200億円規模の上乗せ要因になる見通しと伝わっている。 <3659> ネクソン 1712 +117 大幅高。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1750円から2000円に引き上げている。新経営体制による事業プロセス見直しなどトランスフォメーション効果は、株価にまだ十分織り込まれていないと判断しているもよう。モバイル新作動向のほか、潜在的には北米における戦略的提携加速の可能性にも期待としている。 <4768> 大塚商会 6270 -270 さえない。メリルリンチ(ML)では投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も6100円から5800円に引き下げている。複写機やPCに次ぐ収益拡大を牽引するIT商材がなく、第2四半期決算は中堅・中小企業のシステム更新需要を喚起することの難しさを印象づける内容であったと。つれて、業績予想を下方修正、今12月期営業利益は401億円から389億円に減額修正している。
関連銘柄 14件
1605 東証プライム
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国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
1801 東証プライム
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11/27 15:30
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時価総額 1,211,094百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
1811 東証スタンダード
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時価総額 29,044百万円
1705年創業の老舗総合建設会社。インフラ整備から各種施設の建設等を手掛ける。橋梁工事に強み。東京都議会議事堂で施工実績。北海道新幹線遊楽部高架橋工事などを受注。機動的な人員配置等で建築工事量の増大図る。 記:2024/06/24
3659 東証プライム
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時価総額 1,799,284百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
8,038
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時価総額 615,373百万円
決済代行サービス、金融機関や事業者向けBaaS支援等の決済代行事業が柱。早期入金サービス等の金融関連事業等も。GMOグループ。24年10月にアメリカン・エキスプレスと請求書カード払いサービスを開始。 記:2024/10/24
4768 東証プライム
3,714
11/27 15:30
+17(0.46%)
時価総額 1,411,335百万円
独立系SI大手。システム設計や開発、ネットワーク構築等を手掛ける。中小企業向けに強み。オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」等も。たのめーる、サポート事業「たよれーる」などのストックビジネスに注力。 記:2024/06/03
5713 東証プライム
3,728
11/27 15:30
-37(-0.98%)
時価総額 1,084,155百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
5715 東証プライム
1,566
11/27 15:30
-30(-1.88%)
時価総額 63,338百万円
ロックドリルやユニック等の機械事業、金属部門や化成品等の素材事業が柱。1875年創業。トンネルドリルジャンボ、高純度金属ヒ素などで国内トップシェア。機械事業ではエンジニアリング力の更なる強化に注力。 記:2024/07/26
6375 東証1部
149
3/28 15:00
-1(-0.67%)
時価総額 9,769百万円
大型コンベアのトップメーカー。立体駐車装置なども手掛ける。コンベア、立体駐車装置とも受注伸長も、低採算案件が利益圧迫。16.3期3Q営業利益は赤転。通期も大幅減益見込む。16年4月に持ち株会社体制に移行。 記:2016/02/18
6740 東証プライム
19
11/27 15:30
±0(0%)
時価総額 73,727百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も。eLEAP、HMO、メタバースなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/20
6753 東証プライム
986.1
11/27 15:30
-23.4(-2.32%)
時価総額 641,366百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7270 東証プライム
2,443
11/27 15:30
-58.5(-2.34%)
時価総額 1,841,783百万円
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8001 東証プライム
7,325
11/27 15:30
-125(-1.68%)
時価総額 11,609,319百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
9022 東証プライム
3,091
11/27 15:30
-43(-1.37%)
時価総額 3,183,730百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。ジェイアール名古屋タカシマヤ等の流通業、不動産業、ホテル業等も。東海道新幹線は個室を導入予定。台湾高鐵から技術コンサルティングを受託。 記:2024/06/04