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前場に注目すべき3つのポイント~指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する流れ~

2024/1/30 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する流れ~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する流れ ■キヤノンMJ、23/12営業利益 5.1%増 524億円、24/12予想 2.9%増 540億円 ■前場の注目材料:ソディック、新殺菌方式の包装米飯製造システム、常温で長期保存 ■指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する流れ 30日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感が強まりやすい相場展開が意識されそうだ。29日の米国市場は、NYダウが224ドル高、ナスダックは172ポイント高だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか調整色が強まり、朝方はまちまちの動きだった。その後、1月のダラス連銀製造業活動指数が予想を下回ったことで米長期金利の低下につながり、堅調に推移した。終盤にかけ米財務省が四半期入札規模予想を予想外に引き下げると、金利の一段の低下につながり、上げ幅を広げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の36125円、円相場は1ドル147円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36150円まで買われる場面が見られており、節目の36000円での底固めの動きになりそうだ。主要企業の決算発表が本格化するなか、積極的な売買は手控えられやすいだろうが、米国市場の流れを引き継ぐ格好から、指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する流れになりそうだ。 また、昨日はインデックス買いが断続的に入っており、東証33業種はすべて上昇し、東証プライムの8割超の銘柄が買われていた。押し目待ち狙いの買い意欲が意識されやすく、売り仕掛け的な動きは手控えられそうだ。ただし、米国ではFOMCの結果を受けた市場反応を見極めたいところである。また、大型テック株の決算も控えている。国内では主要企業の決算が本格化するなか、決算期待からの先回り的な動きは避けておきたい。 そのほか、昨日は自動車株の強さが目立っていた。しかし、豊田自動織機<6201>は、フォークリフト用エンジンの排ガス試験不正問題を巡り、新たに自動車用エンジン3機種でも不正が判明したと発表した。これを受けてトヨタ<7203>は「ランドクルーザー」など国内外10車種のディーゼル搭載車の出荷停止を決めた。人気の高いランクルの出荷停止は嫌気されやすく、株価の動向を見極めたいところだろう。 そのほか、昨日の引け後に決算を発表したところでは、jGroup<3063>、大倉工<4221>、東光高岳<6617>、丸大食<2288>、船場<6540>、三社電機製作所<6882>、アース製薬<4985>、ニッキ<6042>などの動向が注目されそうだ。 ■キヤノンMJ、23/12営業利益 5.1%増 524億円、24/12予想 2.9%増 540億円 キヤノンMJ<8060>が発表した2023年12月期業績は、売上高が前期比3.6%増の6094.73億円、営業利益は同5.1%増の524.95億円だった。利益については、売上増加に伴う売上総利益の増加により、営業利益は増加、経常利益は増加、純利益は増加となった。2024年12月期業績は、売上高が前期比3.4%増の6300億円、営業利益は同2.9%増の540億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(36026.94、+275.87) ・NYダウは上昇(38333.45、+224.02) ・ナスダック総合指数は上昇(15628.05、+172.68) ・シカゴ日経先物は上昇(36125、大阪比+85) ・SOX指数は上昇(4388.28、+46.17) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・ソディック<6143>新殺菌方式の包装米飯製造システム、常温で長期保存 ・豊田自動織機<6201>「エンジン不正」車に拡大、トヨタ10車種出荷停止 ・出光興産<5019>千葉に新研究所、500億円超投資、国内拠点8割集約 ・キヤノンMJ<8060>100億円規模のCVCファンド設立 ・イオン<8267>ツルハ株取得へ香港系と交渉 ・長瀬産業<8012>バイオ素材の開発拡充、神戸に新研究所 ・丸紅<8002>木質バイオマス利活用、フィンランド社と協業 ・GSユアサ<6674>リチウム電池事業統合、LEJを清算 ・三井住友FG<8316>航空機投資で合弁、カナダ年金基金と ・リックス<7525>ロボハンド用開閉つめ発売、格子構造で繊細なつかみ ・アンリツ<6754>米社と連携、NTN適合を測定器で検証、スマホ向け ・ヤマハ発<7272>独電動船外機メーカーを買収、今春に完全子会社化 ・興研<7963>米大学に清浄機納入、半導体研究向け ・KDDI<9433>アンテナ支持柱4割軽量化、GFRP製を本格導入 ・京セラ<6971>社長・谷本秀夫氏、5G用ミリ波向け機器注力 ・NTT<9432>ドコモ、遠い場所から味覚共有、再現技術開発 ・メタウォーター<9551>太平洋セメントなどと、下水汚泥からリン回収、肥料化を検証 ・Jパワー<9513>タイの発電設備更新完了、効率化でGHG削減 ・コスモエネHD<5021>グループのコスモ石油、VBと溶融塩電解でCO2炭素化 ・東京製鐵<5423>厚板など3品目でEPD認証取得、7品目に ・KHネオケム<4189>ESG投資指数の構成銘柄に ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 12月有効求人倍率(予想:1.28倍、11月:1.28倍) ・08:30 12月失業率(予想:2.5%、11月:2.5%) ・岸田首相の施政方針演説など政府4演説(衆参両院) <海外> ・09:30 豪・12月小売売上高(前月比予想:-1.7%、11月:+2.0%) 《ST》
関連銘柄 30件
2288 東証プライム
1,608
4/26 15:00
-5(-0.31%)
時価総額 42,622百万円
食肉加工品メーカー。ハム・ソーセージで大手。惣菜やスープ、カレー等の調理加工品、牛肉や豚肉等の食肉を製造、販売する。今期3Q累計は増収、利益は大幅改善した。外食やコンビニエンスストア向けが好調だった。 記:2024/02/10
630
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 7,714百万円
居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」を中心に、レストランやカフェを運営。不動産賃貸やバーベキューも事業領域。新型コロナの影響緩和等により、飲食事業は黒字転換。その他事業は損益改善。24.2期3Qは黒字転換。 記:2024/01/27
4189 東証プライム
2,373
4/26 15:00
+35(1.5%)
時価総額 88,155百万円
機能化学品メーカー。エアコン向け冷凍機油原料に強み。化粧品原料や半導体フォトレジスト原料なども。24.12期は冷凍機油原料の拡販を想定。海外向け化粧品原料や半導体関連も回復の見通し。増収・利益反発を計画。 記:2024/02/07
4221 東証プライム
3,090
4/26 15:00
+5(0.16%)
時価総額 38,362百万円
包装用合成樹脂フィルムや液晶向け光学フィルムを製造・販売。建材も。合成樹脂事業は収益堅調。製品価格の上昇等が奏功。自動車用途等の機能材料は堅調。23.12期通期は2桁増益。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/07
4985 東証プライム
4,380
4/26 15:00
+5(0.11%)
時価総額 96,702百万円
殺虫剤などの虫ケア用品が主力。洗口液や入力剤などの日用品も。大塚HD系列。23.12期3Q累計は虫ケア用品が最盛期に復調。だが入浴剤や家庭用マスクが冴えず。中国での販売も低調。今年2月に次期中計を公表へ。 記:2024/01/17
5019 東証プライム
1,048
4/26 15:00
+25.5(2.49%)
時価総額 1,560,812百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
7,545
4/26 15:00
+154(2.08%)
時価総額 639,597百万円
石油元売りで国内3位。石化、石油開発、再エネも。昨年12月に投資ファンドから当社株取得の岩谷産業が筆頭株主に。岩谷とは水素事業で関係強化へ。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や石化の市況軟化で足踏み。 記:2024/03/09
5423 東証プライム
1,680
4/26 15:00
+35(2.13%)
時価総額 260,508百万円
大手電炉メーカー。鉄スクラップをリサイクルし、鉄鋼製品を製造、販売。建設分野向けなどにH形鋼や電炉ホットコイル等を提供。その他地域は売上伸長。24.3期3Q累計は増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/03/04
6042 東証スタンダード
2,790
4/26 11:16
±0(0%)
時価総額 5,580百万円
燃料供給機器メーカー。CNG車のエンジンに燃料を供給するレギュレータやインジェクタ、電子制御ユニット等のシステムを開発、製造、販売する。今期3Q累計は北米向け販売が堅調に推移した。円安も寄与した。 記:2024/03/07
6143 東証プライム
715
4/26 15:00
+2(0.28%)
時価総額 41,321百万円
NC放電加工機で世界首位の工作機械メーカー。世界初のワイヤ回転機構搭載ワイヤ放電加工機を開発。中国に新工場を建設し、産業機械と食品機械の市場競争力を強化。放電加工機、射出成形機の停滞で23.12期は一服。 記:2024/02/22
6201 東証プライム
14,570
4/26 15:00
+100(0.69%)
時価総額 4,747,503百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。海上や空港向け物流機器や繊維機械も事業領域。産業車両・自動車事業の売上増や円安により、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/04
6540 東証スタンダード
1,267
4/26 15:00
-5(-0.39%)
時価総額 13,083百万円
商業施設や飲食店、オフィス、ホテルなど商空間の企画やコンサル、設計、施工を展開。国内売上は増加。大型オフィス、スポーツ関連施設などの案件獲得が寄与。23.12期通期は大幅増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/08
6617 東証プライム
2,057
4/26 15:00
-500(-19.55%)
時価総額 33,480百万円
東京電力系列の電力設備メーカー。スマートメーターにも強み。EV用急速充電器も。24.3期3Q累計は計器失効替工事やスマートメーターが好調。変電機器も伸びて増収増益に。4月に新中計とPBR改善計画を公表へ。 記:2024/04/10
2,909.5
4/26 15:00
-12.5(-0.43%)
時価総額 278,785百万円
自動車用鉛電池で世界大手。車載用Li電池や産業電池電源も。国内は新車用電池の販売数量が増加。産業電池電源では蓄電用リチウムイオン電池は販売が増加。24.3期3Q累計は大幅増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/03/05
6754 東証プライム
1,185
4/26 15:00
-32(-2.63%)
時価総額 161,001百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
6882 東証スタンダード
1,526
4/26 15:00
-5(-0.33%)
時価総額 22,814百万円
パワーエレクトロニクスメーカー。電源機器とパワー半導体が主力。金属表面処理用電源と太陽光発電の接続箱用半導体で国内シェアトップ。今上期は半導体の旺盛な需要を追い風にパワーモジュールが増加。電源機器も増加。 記:2024/01/15
6971 東証プライム
1,927.5
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(0.37%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7272 東証プライム
1,406.5
4/26 15:00
-20(-1.4%)
時価総額 1,477,742百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
7525 東証プライム
4,425
4/26 15:00
-80(-1.78%)
時価総額 38,232百万円
産業用機器や精密計測・検査機器の専門商社。メーカー機能も有し、回転継手や洗浄装置などの自社製品を製造。電池・モーター分野やデジタル領域に重点。海外向け洗浄装置などの好調もあり、3Q累計は増収・営業増益。 記:2024/03/31
7963 東証スタンダード
1,630
4/26 15:00
-6(-0.37%)
時価総額 8,320百万円
防塵・防毒マスクを製造・販売。環境関連機器・設備も。24.12期は産業用マスクの拡販を想定。クリーンシステムも納入回復の見込み。クリーンシステムは米スタンフォード大学半導体研究所への展示設置・活用が決定。 記:2024/03/10
8002 東証プライム
2,706
4/26 15:00
+35.5(1.33%)
時価総額 4,649,482百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8012 東証プライム
2,684.5
4/26 15:00
+87.5(3.37%)
時価総額 324,578百万円
老舗大手化学商社。機能素材や加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連の領域で事業展開する。電子材料や合成樹脂に強みを持つ。今期3Q累計は半導体向け材料や樹脂等が堅調も、機能素材や加工材料が足踏み。 記:2024/03/31
4,363
4/26 15:00
+93(2.18%)
時価総額 571,902百万円
国内でキヤノン製品を販売。SIや保守・運用などのITサービスに力注ぐ。24.12期はオフィス複合機や半導体関連装置の増販を想定。企業向けSIも伸長する見込み。前期買収の旧TCSも上乗せ。連続最高益を計画。 記:2024/03/10
8267 東証プライム
3,288
4/26 15:00
-4(-0.12%)
時価総額 2,866,889百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。PB「トップバリュ」は値下げに重点。タカキューとは資本業務提携を解消。全セグメント好調で、3Q累計営業利益は過去最高更新。 記:2024/01/26
8,787
4/26 15:00
-9(-0.1%)
時価総額 12,079,410百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
9432 東証プライム
168.2
4/26 15:00
-1.2(-0.71%)
時価総額 15,230,563百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
+33(0.76%)
時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9513 東証プライム
2,628
4/26 15:00
+26(1%)
時価総額 481,058百万円
電力会社への電力供給を展開。大規模石炭火力発電所や大規模水力発電所を手掛け、風力発電所の建設で国内トップレベルの実績。送変電や広域送電線の運営・開発も事業領域。販売電力量の減少もあり、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/04
9551 東証プライム
1,930
4/26 15:00
-85(-4.22%)
時価総額 92,175百万円
大手水環境設備会社。国内外の浄水場や下水処理施設の電気設備や機械、機器を提供する。施設の運転や維持管理等のサービスも行う。今期3Q累計はEPC事業の大型案件が寄与した。海外は北米子会社が好調に推移した。 記:2024/03/05