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前場に注目すべき3つのポイント~主要企業の決算発表が本格化するなか神経質な相場展開~

2024/1/29 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~主要企業の決算発表が本格化するなか神経質な相場展開~ 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■主要企業の決算発表が本格化するなか神経質な相場展開 ■信越化、3Q営業利益 30.8%減 5595億円 ■前場の注目材料:アイダ、高速精密プレス向けシステム今春投入、稼働情報を管理・分析 ■主要企業の決算発表が本格化するなか神経質な相場展開 29日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりやすい相場展開が意識されそうだ。26日の米国市場は、NYダウが60ドル高、ナスダックは55ポイント安だった。朝方発表された23年12月の個人消費支出(PCE)コア指数は、前年比で2.9%の上昇で市場予想(3.0%上昇)を下回り、伸びは21年3月以降で最小となった。消費が好調な中でもインフレの鈍化が確認された。前日引け後に発表した決算が失望されたインテルが大幅安となり、半導体株を中心にハイテク株の一部が連れ安。シカゴ日経225先物清算値は大阪比235円高の35915円、円相場は1ドル148円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36080円まで買われる場面が見られており、節目の36000円での攻防になりそうだ。主要企業の決算発表が本格化するなか、先週末に決算を発表した信越化<4063>はサプライズがなかった。主要企業の決算がコンセンサスを上回ってくるような状況がみられないと、神経質な相場展開に向かいそうである。 日経平均についても足もとの調整でボリンジャーバンドの+1σを下回ってきており、過熱感は和らいできたものの、+1σ水準での戻りの鈍さが意識されてくるようだと、持ち高調整の流れが強まる可能性がありそうだ。また、決算発表が本格化するなかで機関投資家は動きづらくなるため、短期筋の売買の影響を受けやすくなる。また、今週は指数インパクトの大きい値がさハイテク株の決算が予定されているほか、米国の大型テック株の決算が予定されていることもあり、結果を見極めたいところであろう。 物色は決算を手掛かりとした個別対応に向かいやすく、先週末の引け後に発表された企業では、インソース<6200>、アルゴグラフ<7595>、靜甲<6286>、シンシア<7782>、アジアパイル<5288>、UFHD<4235>、ミスミG<9962>などが注目されそうだ。その他、中小型株には相対的に出遅れ感が意識されていることもあり、短期的な値幅取り狙いに向かわせる可能性がありそうである。 ■信越化、3Q営業利益 30.8%減 5595億円 信越化<4063>が発表した2024年3月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比15.7%減の1兆8234.03億円、営業利益は同30.8%減の5595.28億円だった。塩化ビニルに関しては、中国メーカーによる輸出圧力が収まらない状況が続いたが、価格水準の維持に努めた。2024年3月期業績は、売上高が前期比18.1%減の2兆3000億円、営業利益は同29.9%減の7000億円を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(38109.43、+60.30) ・1ドル=148.00-10円 ・シカゴ日経先物は上昇(35915、大阪比+235) ・VIX指数は低下(13.26、-0.19) ・米原油先物は上昇(78.01、+0.65) ・米国のインフレ沈静化観測 ・アイダ<6118>高速精密プレス向けシステム今春投入、稼働情報を管理・分析 ・NTTデータG<9613>M&Aに1000億円、23―25年度で国内事業を拡大 ・トヨタ自<7203>ダイハツ、不正キャンセル10%以下、販売停止の影響公表 ・キヤノン電子<7739>グループのスペースワン、小型ロケット打ち上げ、3月に和歌山から ・TSテック<7313>新車シート量産実証、埼玉にパイロットライン ・住友商事<8053>「戦略軸」で4月に新組織、脱炭素と都市開発部門 ・兼松<8020>スパイバーと、人工たんぱく質の用途開発で協力 ・エスペック<6859>EVバッテリーの新試験所、年500件、全固体も対応 ・ホンダ<7267>GMと、FCシステムを米で量産、年内に搭載車投入 ・ヤマハ発<7272>水素で走るゴルフカー、米で世界初公開 ・IHI<7013>インドからグリーンアンモニア購入、基本合意 ・熊谷組<1861>アクティオと軌道装置の接近警報システム、トンネル施工で人物検知 ・IHI<7013>米社とアンモニア専焼ガスタービン開発契約 ・山洋電気<6516>中国子会社を5月設立 ・井関農機<6310>日立製作所などと、北海道岩見沢でエネ地産地消実証 ・リコー<7752>共創拠点刷新、DX支援加速へ試金石 ・大日本印刷<7912>UBE子会社を買収、素材分析で価値創出 ・旭化成<3407>発泡PEで東南ア開拓、営業担当の配置検討 ・東京ガス<9531>浮体式洋上風力を低コスト化、ブロック分割工法で量産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・06:45 NZ・12月貿易収支(11月:-12.34億NZドル) 《ST》
関連銘柄 26件
1861 東証プライム
4,130
4/26 15:00
+60(1.47%)
時価総額 187,552百万円
ゼネコン準大手。住友林業が筆頭株主。名古屋競馬場などで実績。チャンギ国際空港駅など海外でも実績。受注高は官庁、民間ともに大幅増。手持ち工事は順調に消化。完成工事総利益率は改善。24.3期3Qは業績改善。 記:2024/03/05
3407 東証プライム
1,068
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 1,488,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
4063 東証プライム
5,906
4/26 15:00
-402(-6.37%)
時価総額 11,954,470百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
1,171
4/26 15:00
+4(0.34%)
時価総額 19,704百万円
湿式ポリウレタンレザーメーカー。製造販売は国内の第一化成、販売は米国子会社のUltrafabrics。自動車用は2桁増収。シート用素材が売上牽引。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/02/25
819
4/26 15:00
-7(-0.85%)
時価総額 31,196百万円
建設基礎の製造・施工で国内首位のジャパンパイルが中核の持株会社。海外は現法を通じてベトナムを開拓。24.3期3Q累計はパイルの需要減退。ベトナムも冴えず。ただ施工効率改善が想定超。通期利益計画を上方修正。 記:2024/03/11
6118 東証プライム
912
4/26 15:00
+12(1.33%)
時価総額 63,337百万円
サーボ駆動式プレス機で世界トップクラス。各種プレス機械、搬送装置、コイル材供給装置などを展開。製品ミックスの改善等で日本は黒字転換。中国は高速プレス機などプレス機械売上が増加。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/02/26
6200 東証プライム
779
4/26 15:00
+59(8.19%)
時価総額 66,404百万円
社会人教育・研修大手。新人研修、管理職研修、プレゼン研修、クレーム対応研修を展開。「GA4活用研修」、「金融・生活リテラシーアセスメント」など時流に合わせたサービスを拡充。ユーザー数増加し1Qは増収増益。 記:2024/02/22
6286 東証スタンダード
747
4/26 15:00
+5(0.67%)
時価総額 4,843百万円
包装機械や冷間鍛造部品の製造・販売等を行う。FA・空調機器などを扱う商事部門も。車両関係事業は売上堅調。産業機械事業は収益伸長。改造工事、保守メンテナンス等の売上が増加。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
6310 東証プライム
1,035
4/26 15:00
+10(0.98%)
時価総額 23,789百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6516 東証プライム
7,330
4/26 15:00
+110(1.52%)
時価総額 95,085百万円
電子機器向け冷却ファンやFA向けサーボモータを製造・販売。無停電電源装置も。24.3期3Qはクーリングシステム事業が増収。EV用急速充電器、高性能サーバ向け需要が増加。パワーシステム事業は受注増。 記:2024/04/07
6859 東証プライム
2,925
4/26 15:00
+27(0.93%)
時価総額 69,559百万円
環境試験器で世界トップ。エナジーデバイス装置や半導体関連装置、植物育成装置事業等も手掛ける。環境試験器は国内市場で標準製品、カスタム製品の売上が増加。サービス事業は収益伸長。24.3期3Qは収益好調。 記:2024/04/14
7013 東証プライム
3,564
4/26 15:00
+25(0.71%)
時価総額 551,280百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(0.37%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,750.5
4/26 15:00
+4.5(0.26%)
時価総額 9,512,716百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7272 東証プライム
1,406.5
4/26 15:00
-20(-1.4%)
時価総額 1,477,742百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
7313 東証プライム
1,897.5
4/26 15:00
-7(-0.37%)
時価総額 258,060百万円
ホンダ系自動車部品メーカー。四輪・二輪車シートが主力製品。車内空間全体にも事業領域を拡大。軽自動車用シートなどホンダ外拡販にも注力。増産効果や為替換算効果の発現で、24.3期3Q累計は増収・各利益急伸。 記:2024/03/22
7595 東証プライム
3,975
4/26 15:00
-30(-0.75%)
時価総額 88,857百万円
PLMソリューションが中核。3次元CADソフト導入実績は国内トップ。サーバー・ストレージの販売も手掛ける。DX支援のソリューションは受注増。24.3期3Q累計は2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/03
7739 東証プライム
2,177
4/26 15:00
-15(-0.68%)
時価総額 91,885百万円
キヤノンの製造子会社。デジカメ用シャッターユニットやビジネス向けドキュメントスキャナー、環境関連機器などを展開。超小型人工衛星の販売など宇宙事業に注力。カメラ・プリンター部品好調で23.12期は営業増益。 記:2024/03/25
7752 東証プライム
1,338.5
4/26 15:00
+22(1.67%)
時価総額 853,251百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
7782 東証スタンダード
490
4/26 15:00
-3(-0.61%)
時価総額 3,362百万円
使い捨てコンタクトレンズを製造・販売。PB向けOEMも。配当性向30%目安。シンシア1DAYSの取扱店舗数の増加等により、クリアレンズは売上堅調。23.12期通期は収益伸長。24.12期は営業増益見通し。 記:2024/02/14
7912 東証プライム
4,555
4/26 15:00
+62(1.38%)
時価総額 1,445,028百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8020 東証プライム
2,491
4/26 15:00
+12(0.48%)
時価総額 210,490百万円
総合商社。電子・デバイスや食料、鉄鋼・素材・プラント、車両・航空事業を展開。官公庁向け航空機ビジネス等に強み。電子・デバイス部門は堅調。モバイル事業などが貢献。24.3期3Qは増収、2桁営業増益。 記:2024/04/13
8053 東証プライム
3,909
4/26 15:00
+52(1.35%)
時価総額 4,892,395百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9531 東証プライム
3,589
4/26 15:00
-67(-1.83%)
時価総額 1,560,766百万円
首都圏を中心に関東1都6県に都市ガスを供給。新電力としては国内最大級の発電能力も有す。水素・アンモニアなどの次世代エネ開発を強化へ。24.3期3Q累計は暖冬の影響などでガス販売量が伸びず。期末増配を予定。 記:2024/02/07
9613 東証プライム
2,432.5
4/26 15:00
-4(-0.16%)
時価総額 3,411,581百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9962 東証プライム
2,407.5
4/26 15:00
+59.5(2.53%)
時価総額 684,982百万円
機械部品商社。FA用部品や金型用部品、製造副資材、消耗品を提供。取扱メーカーは3000社以上。FA事業は海外が伸び悩む。VONA事業はアジア等における需要低迷が響く。24.3期3Q累計は業績足踏み。 記:2024/02/04