マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,352.75
+341.16
暗号資産
FISCO BTC Index
10/7 13:28:39
9,446,738
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ヤクルト、宮越HD、島津製作所など

2014/11/11 16:44 FISCO
<5713> 住友金属鉱山 1602 +75買い気配スタート。前日に発表した上半期決算内容が好感されている。経常利益は799億円で前年同期比41.2%増益、従来計画の570億円を上回った。通期予想も従来の1120億円から1550億円、前期比35.5%増益の水準にまで上方修正している。実績値は市場予想を180-190億円程度上回り、通期上方修正値も同様にコンセンサスを200億円近く上回る格好に。年間配当金も35円の従来予想から48円にまで引き上げており、想定以上の好決算をポジティブサプライズと捉える声もあるようだ。 <7550> ゼンショーHD 950 -48大幅安。前日に発表の業績下方修正がネガティブなインパクトにつながっている。上半期営業利益は18.8億円から11.7億円に、通期では80.5億円の黒字から17.7億円の赤字に下方修正。年間配当金も無配になるとしている。深夜営業の休止、食材価格の高騰などが業績下振れの背景に。警戒感は強まっていたが、想定以上の収益の落ち込みと捉えられる状況へ。 <7762> シチズンHD 846 +87急伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は124億円で前年同期比30%増益、従来予想の125億円に近い水準での着地となった。通期予想は270億円から277億円にわずかに上方修正している。会社計画比でのインパクトは限定的であるが、時計事業の下振れ傾向が確認されていたため、上半期の市場コンセンサスは切り下がっていたようだ。計画通りの利益計上で安心感が優勢となる形に。電子デバイスや工作機械の好調がカバーしたもようだ。 <7701> 島津製作所 1069 +99急伸。国立長寿医療センターなどと共同で、アルツハイマー病の前兆を捉える検査法を開発したと報じられており、材料視される展開になっている。同社が開発した質量分析装置を使って、従来は検出できなかったアミロイドベータに関する微量のたんぱく質を検出するようだ。早期診断の実用化、治療薬の開発などにつながっていくとの期待感が先行へ。 <4203> 住友ベークライト 421 -25軟調。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は47.6億円で前年同期比18.9%増、従来予想の50億円をやや下回ったが市場予想の範囲内。通期予想は前期比2.8%増の110億円を据え置いている。決算数値のインパクトは限定的だが、中期的な収益ドライバーへの期待が高い半導体パッケージ基板材料「LαZ」の苦戦がマイナス材料視されている。上期売上高は前年同期比でほぼ半減のもよう、短期的な大幅拡大への期待は低下方向に。 <2267> ヤクルト 6400 +340買い優勢。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も5600円から7200円に引き上げている。国内飲料食品事業の戦略転換の兆し、中国やインドネシアの成長加速見通し、設備投資一巡による株主還元ポテンシャル拡大などが新たなポジティブ要因と指摘している。今期以降の業績予想を上方修正、営業利益は2ケタ成長が当面続く予想となっている。 <6620> 宮越HD 688 +100ストップ高。前日に日中首脳会談が開催され、日中両国の戦略的互恵関係を発展させることで合意と伝わっている。中国での不動産開発や賃貸が収益の中心となっており、映像・音響機器のOEM製造を中国で展開している同社には、中国関連の材料株として思惑物色の流れが強まる状況ともなっているようだ。 <6366> 千代建 1171 +83前引け後に決算発表、後場は買いが優勢の展開となっている。上半期営業利益は98.2億円で前年同期比11.5%減益、75億円程度であった市場予想を上回った。第1四半期は市場予想を大幅に下回っていたことで、ポジティブな反応が強まる格好に。なお、通期予想は190億円で前期比9.9%減益見通し、従来予想を据え置いている。 <7532> ドン・キホーテ 7410 +310しっかり。前日に10月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比8.3%増となり4ヶ月連続でのプラス成長、消費増税前の駆け込み需要があった3月に続く高い伸び率となっている。訪日外国人の需要急拡大、ハロウィン関連商品の好調が押し上げ要因になったようだが、とりわけ、今後も急拡大が望まれるインバウンド需要関連としての位置づけを高める状況にも。 <6390> 加藤製 821 -2伸び悩む。前日に業績上方修正を発表、上半期営業利益は31億円から39億円、前年同期比90%増益に増額へ。増益率は第1四半期の70%増益から一段と拡大する形に。また、通期予想は66億円から80億円に増額修正。上半期だけでなく、下半期も上方修正の格好になっている。建設用クレーンの需要が国内外で堅調に推移しているようだ。年間配当金も従来の12円予想から15円に引き上げへ。朝方はストレートに好感する動きが先行したものの、建設関連株が総じて好決算発表後に利食い売り優勢ともなっていることで、次第に出尽くし感が台頭する流れにも。 《FA》
関連銘柄 10件
2267 東証プライム
3,413
10/4 15:00
+110(3.33%)
時価総額 1,167,557百万円
「Newヤクルト」シリーズなどを展開する乳酸菌飲料メーカー。1935年創業。栄養ドリンクや化粧品、医薬品の製造・販売等も行う。米国など海外にも進出。ヤクルトレディの採用活動推進で宅配組織の強化図る。 記:2024/08/02
4203 東証プライム
4,056
10/4 15:00
-38(-0.93%)
時価総額 380,282百万円
プラスチック製品メーカー。半導体材料や高機能プラスチック、医療機器を製造、販売する。半導体向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体関連材料が堅調に推移した。高機能プラスチックは緩やかな回復傾向となった。 記:2024/04/14
5713 東証プライム
4,584
10/4 15:00
+15(0.33%)
時価総額 1,333,091百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6366 東証スタンダード
307
10/4 15:00
+3(0.99%)
時価総額 79,920百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG受入基地建設で国内トップシェア。三菱商事が筆頭株主。世界中でプラント建設実績。水素サプライチェーンの構築等も。主要案件のインドネシア銅製錬は2024年に完工予定。 記:2024/06/29
6390 東証プライム
1,231
10/4 15:00
+13(1.07%)
時価総額 14,457百万円
1895年創業の総合建設機械メーカー。建設用クレーンや油圧ショベル、路面清掃車、万能吸引車等の製造・販売を行う。国内売上高比率が高い。中国におけるミニショベル事業を見直し。環境対応型建機の国内普及推進。 記:2024/08/06
6620 東証プライム
1,946
10/4 15:00
+74(3.95%)
時価総額 77,869百万円
中国・深センで不動産の賃貸管理、開発事業を展開。深センでワールド・イノベーション・センタープロジェクトを進める。深セン市政府の委嘱を受けて企業誘致を行う。不動産賃貸管理事業の収益基盤強化などを図る。 記:2024/07/28
3,682
10/4 15:00
-56(-1.5%)
時価総額 2,335,868百万円
国内最大級の総合ディスカウントストアを展開するドン・キホーテ、総合スーパー「アピタ」等を展開するユニーなどを傘下に収める持株会社。グループ総店舗数は国内外で740店舗超。PB商品の商品数拡大を図る。 記:2024/08/22
8,046
10/4 15:00
+80(1%)
時価総額 1,246,028百万円
国内外食企業トップ。「すき家」を中核に、「なか卯」や「はま寿司」、「ココスジャパン」、「ジョリーパスタ」などを傘下に収める。グループ店舗数は1万5000店超。新規出店などでグローバルすき家部門は売上順調。 記:2024/06/17
7701 東証プライム
4,874
10/4 15:00
-26(-0.53%)
時価総額 1,443,045百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7762 東証プライム
936
10/4 15:00
+6(0.65%)
時価総額 230,256百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。国内はインバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。海外も高価格帯を中心に拡販、出店強化。工作機械事業は低調。 記:2024/06/18