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前場に注目すべき3つのポイント~ソニーGや富士通の決算反応に注目~

2022/8/1 8:33 FISCO
*08:33JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソニーGや富士通の決算反応に注目~ 8月1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ソニーGや富士通の決算反応に注目 ■ソニーG、23/3下方修正 営業利益1兆1100億円←1兆1600 ■前場の注目材料:キョウデン、110億円投じ長野・大阪でプリント基板増産 ■ソニーGや富士通の決算反応に注目 1日の日本株市場は、買い先行で始まるものの、次第にこう着感が強まりそうである。7月29日の米国市場でNYダウは315ドル高だった。連邦準備制度理事会(FRB)が注目しているインフレや期待インフレ指標の上昇を警戒し売りが先行したものの、前日引け後に決算を発表したアマゾンやアップルの好決算を受けてハイテクセクターが強く、相場全体を押し上げ終日堅調に推移した。また、金利の低下も支援し、主要株式指数は上げ幅を拡大して取引を終えた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円高の27975円。円相場は1ドル133円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになろう。ただし、決算発表がピークを迎えるなか、29日取引終了後にはソニーG<6758>が通期予想を下方修正したほか、富士通<6702>の1Q業績はコンセンサスを下回っており、神経質にさせる可能性があるだろう。日経平均は5日線での底堅さは意識される一方で、28000円水準では利益確定の動きにも向かわせやすいため、まずは5日線水準での底堅さを見せてくるかを見極めたいところであろう。 5日線を下回ってくるようだと、利食いの動きが強まりやすく、27500円辺りが意識されてくる可能性はありそうだ。もっとも、ナスダックは6月戻り高値を突破してきており、ハイテク株への見直しの動きは継続。日経平均についても6月の急落部分を埋める動きが意識されていると見られ、利食いに押される局面においては、押し目待ちの買い意欲は強そうである。そのため、5日線辺りでの底堅さが意識されてくるようであれば、28000円を捉えてくる動きから、6月9日の高値28389.75円を目先的なターゲットとしたリバウンド基調を強めてくる可能性はあるだろう。 また、ナスダックの戻り高値突破により、足元でリバウンド基調を強めてきているマザーズ指数の動向も注目されよう。先週までのリバウンドで25日、75日線とのゴールデンクロス示現のほか、13週線をサポートに変えて26週線を突破してきた。週足の一目均衡表では雲を下回って推移しているものの、転換線を支持線に基準線を捉えてきている。また、遅行スパンは実線に接近してきており、上方シグナル発生が意識されてきていることもあり、相対的に出遅れているグロース銘柄を見直す動きなども見られてきそうだ。 ■ソニーG、23/3下方修正 営業利益1兆1100億円←1兆1600 ソニーG<6758>は2023年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を1兆1600億円から1兆1100億円に下方修正した。ゲームは新型コロナウイルス下での巣ごもり消費で伸ばしてきたが、経済再開を受けソフト販売が想定を下回る。半導体や家電でもインフレによる需要減速懸念がでてきている。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(32845.13、+315.50) ・ナスダック総合指数は上昇(12390.69、+228.10) ・シカゴ日経先物は上昇(27975、大阪比+225) ・1ドル=133.30-40円 ・SOX指数は上昇(2967.14、+22.63) ・VIX指数は低下(21.33、-1.00) ・米原油先物は上昇(98.62、+2.20) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・キョウデン<6881>110億円投じ長野・大阪でプリント基板増産 ・ミネベアミツミ<6479>コネクター2社買収、200億円規模 ・芝浦機械<6104>日精エー・エス・ビー機械とインドでの射出成形機提携協議中止 ・関西電力<9503>蔵王・北海道の風力2計画断念、環境・事業性の両立困難 ・渋谷工業<6340>ボトリングシステムの生産能力2割増強、石川・能美の新工場竣工 ・島津製作所<7701>塗装工程を自動化、製造子会社に新棟、DX推進 ・ニチコン<6996>コンデンサー増産、3拠点に新棟建設、回路製品も増強 ・三井化学<4183>バイオ医薬CDMO参入、3ー4年後めど、酵素・精密有機合成技術活用 ・住友化学<4005>JERAと正極材ダイレクト再生、非焙焼で環境負荷低減 ・住江織物<3501>車用合皮売上高100億円に拡大、メキシコで内製、競争力強化で拡販 ・三菱ケミG<4188>米新興に出資、5G対応製品の技術開発で協力 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:45 中・7月財新製造業PMI(予想:51.5、6月:51.7) 《ST》
関連銘柄 13件
3501 東証プライム
2,063
10/2 15:00
-31(%)
時価総額 15,848百万円
自動車・車両内装事業が主力。カーペットやカーテン等のインテリア事業、繊維系暖房商材等の機能資材事業も展開。鉄道車両シート地で国内トップシェア。JR東日本の山形新幹線新型車両E8系が同社内装材を採用。 記:2024/05/08
4005 東証プライム
410
10/2 15:00
-6.2(%)
時価総額 678,903百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4183 東証プライム
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-51(%)
時価総額 771,141百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4188 東証プライム
891.8
10/2 15:00
-27.4(%)
時価総額 1,343,308百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
6104 東証プライム
3,835
10/2 15:00
-135(%)
時価総額 97,321百万円
射出成形機やダイカストマシン、押出成形機等を手掛ける機械メーカー。旧社名は東芝機械。ダイカストマシンは国内外でトップシェア。27.3期売上2000億円目標。システムエンジニアリング販売の増強等に取り組む。 記:2024/06/28
6340 東証プライム
3,775
10/2 15:00
-80(%)
時価総額 106,266百万円
充填・包装設備を製造・販売。国内首位の飲料用充填システムに強み。半導体装置なども。メカトロシステム事業は堅調。半導体製造装置は横ばいだが、医療機器は海外向け売上が増加。24.6期2Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
6479 東証プライム
2,852.5
10/2 15:00
-88.5(%)
時価総額 1,218,249百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6702 東証プライム
2,969
10/2 15:00
-73(%)
時価総額 6,149,120百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6758 東証プライム
2,750.5
10/2 15:00
-83.5(%)
時価総額 17,171,641百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6881 東証スタンダード
599
10/25 14:53
-1(%)
時価総額 31,315百万円
大手プリント基板メーカー。半導体製造装置や産業機器、インフラ、医療機器向けで高シェア。タイ工場などからグローバルに製品を提供。今期1QはEMSやアミューズメントが増加も、原材料価格やエネルギー価格が上昇。 記:2023/08/14
6996 東証プライム
975
10/2 15:00
-3(%)
時価総額 76,050百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7701 東証プライム
4,722
10/2 15:00
-103(%)
時価総額 1,398,043百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
9503 東証プライム
2,365.5
10/2 15:00
-21.5(%)
時価総額 2,220,573百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17