マーケット
12/23 15:15
39,161.34
+459.44
42,342.24
+15.37
暗号資産
FISCO BTC Index
12/23 22:34:34
15,010,883
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグループに市場の関心が集まる

2020/2/7 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグループに市場の関心が集まる 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ソフトバンクグループに市場の関心が集まる ■前場の注目材料:NTT、3Q営業利益5%減 1兆4504億円、コンセンサス範囲内 ■トヨタ自、「通期」上方修正、北米好調、4—12月は売上高最高 ■ソフトバンクグループに市場の関心が集まる 7日の日本株市場は、こう着ながらも日経平均の24000円を意識した底堅い相場展開が見込まれる。6日の米国市場はNYダウが88ドル高と続伸。中国政府が14日より米国からの輸入品750億ドル相当に対する関税を半減させることを発表したことが材料視されている。これについては、前日の市場で材料視されていた面もあり、改めて上値を買っていく流れには向かいづらいところではある。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の23945円。円相場は1ドル109円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い先行になりやすいところ。また、円相場は1ドル110円台に近づいているが、株高や金利上昇を背景としたドル買いの流れであり、為替相場がけん引する流れにもなりづらいところ。円相場は108-110円処でのレンジが想定されていることもあり、明確にレンジを上放れる動きをみせてくるかを見極めたいところであろう。 一方で、本日は指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が指数をけん引する格好になりそうである。アクティビスト(物言う株主)の米エリオット・マネジメントが水面下でソフトバンクグループ株を買い集め、保有株は25億ドル(約2700億円)以上になっていることが関係者の話で明らかになったと報じられている。株価浮揚につながるような変革を促しているとも伝えられており、思惑的な値動きをみせてくる可能性がありそうだ。 また、昨日の日経平均はマドを空けての上昇となり、25日線を回復して始まると、その後の上昇で直近の急落で空けていたマド上限レベルを突破する格好となった。一方で下にマドを空ける格好でのアイランドリバーサル形状を残す形状をみせており、テクニカル的にはシグナルが好転した格好である。 日経平均は年初来高値に再び接近する動きをみせており、米雇用統計の上振れが意識されてくるようだと、足元で減らしていたロングポジションを、若干でも積み上げてくる可能性も出てきそうである。また、新型コロナウイルスの感染拡大が引き続き警戒されるものの、治療薬に関する報道も出てきやすいと考えられ、ショートポジションについても、カバーしておきたい動きが意識されやすいだろう。 ■NTT、3Q営業利益5%減 1兆4504億円、コンセンサス範囲内 NTT<9432>が発表した第3四半期決算は、営業利益は前年同期比5%減の1兆4504億円だった。好採算の移動通信事業の減速が響いたほか、海外事業の再編に伴うリストラ費用なども利益を押し下げた。ただし、コンセンサス(1兆4400億円)の範囲内である。2020年3月期通期の業績予想は据え置いており、進捗率は93%となる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23873.59、+554.03) ・NYダウは上昇(29379.77、+88.92) ・ナスダック総合指数は上昇(9572.15、+63.47) ・1ドル109円90-00銭 ・SOX指数は上昇(1909.64、+0.12) ・VIX指数は低下(14.96、-0.19) ・米長期金利は低下 ・米原油先物は上昇(50.95、+0.20) ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・トヨタ自<7203>「通期」上方修正、北米好調、4—12月は売上高最高 ・東ガス<9531>工業団地を省エネに、東ガスなど5社、ガスコージェネ開始 ・SUBARU<7270>トヨタの持ち分法適用会社に ・三井物産<8031>“空のタクシー”実用化へ、夢洲—空港ヘリで結ぶ ・パナソニック<6752>電材・住設の海外売上高3倍に、30年度1兆円 ・リコー<7752>柔らかな植物由来100%プラ、食品容器など提案 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 12月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:-0.1%、11月:+0.1%) ・08:30 12月家計支出(前年比予想:-1.7%、11月:-2.0%) <海外> ・時間未定 中・1月輸出(前年比予想:-4.2%、12月:+7.9%←+7.6%) ・時間未定 中・1月輸入(前年比予想:-5.8%、12月:+16.5%←+16.3%) ・07:30 ロウ豪準備銀行総裁が半期議会証言 ・09:15 クオールズ米FRB副議長が討論会出席(金融政策と経済見通し関連) ・09:30 豪準備銀行が四半期金融政策報告発表 《SF》
関連銘柄 8件
1,619
12/23 15:30
+31(%)
時価総額 3,973,748百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,837
12/23 15:30
+65.5(%)
時価総額 44,810,378百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7270 東証プライム
2,641.5
12/23 15:30
+42(%)
時価総額 1,991,432百万円
1917年創業の中堅自動車メーカー。北米の販売台数比率が高い。トヨタと資本業務提携。アイサイトなどに特徴。航空機の中央翼などの製造を行う航空宇宙事業も手掛ける。28年、米国でBEV販売40万台目標。 記:2024/10/10
7752 東証プライム
1,796.5
12/23 15:30
+18.5(%)
時価総額 1,054,526百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。オフィスサービス事業は国内売上順調。オフィスプリンティング事業の構造改革図る。 記:2024/11/28
8031 東証プライム
3,217
12/23 15:30
+70(%)
時価総額 9,739,104百万円
大手総合商社。金属資源、エネルギー、機械・インフラ、化学品、鉄鋼製品、生活産業など多角的に事業展開。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。LNG、モビリティ、ヘルスケアなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/11/09
9432 東証プライム
155.4
12/23 15:30
-0.2(%)
時価総額 14,071,519百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10
9531 東証プライム
4,335
12/23 15:30
+144(%)
時価総額 1,735,959百万円
国内最大手の都市ガス会社。1885年創立。電力小売、海外資源開発・投資、不動産開発・賃貸等も行う。豊富なLNG取扱量などが強み。都市ガスの顧客件数は880万件超。事業ポートフォリオマネジメントを強化。 記:2024/11/11
9984 東証プライム
8,936
12/23 15:30
+176(%)
時価総額 13,135,875百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27