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前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグループに関心が集まる~

2024/12/17 8:52 FISCO
*08:52JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグループに関心が集まる~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ソフトバンクグループに関心が集まる ■パーク24、24/10営業利益 21.0%増 386億円、25/10予想 0.8%増 390億円 ■前場の注目材料:三井化学<4183>医療領域を育成、30年度にコア営業益100億円超 ■ソフトバンクグループに関心が集まる 17日の日本株市場は、ハイテク株主導での底堅さが意識される相場展開になりそうだ。16日の米国市場はNYダウが110ドル安、ナスダックは247ポイント高だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げへの期待が根強いが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペース減速の思惑などからNYダウは8日続落。一方でナスダック指数はブロードコムへの買いが続くなか、最高値を更新した。シカゴ日経225先物(3月)清算値は大阪比165円高の39625円。円相場は1ドル154円10銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まりそうだ。米国ではNYダウが8営業日続落となったが、景気敏感株が売られる一方で、ハイテク株の一角が買われるなど、リバランスの動きが中心とみられる。また、ブロードコムへの買いが続いたことがセンチメントを明るくさせそうだ。SOX指数の上昇率が2%を超えるなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株へは資金が向かいやすいと考えられる。 全体としてはFOMCの結果待ちのなか、積極的な売買は手控えられやすく、上値追いの動きも期待しづらいところである。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時39390円まで売られたが、同水準に位置するボリンジャーバンドの+1が支持線として意識されている。その後39720円まで買われる場面もみられており、押し目買い意欲は強そうである。日経平均株価においても+1σでの底堅さがみられたほか、12月のSQ値(39434.85円)が引き続き心理的なサポートになりそうだ。 また、トランプ次期大統領とソフトバンクグループ<9984>の孫正義会長兼社長は16日、ソフトバンクグループが向こう4年で米国に少なくとも1000億ドル(約15兆4000億円)を投資すると共同発表したと報じられている。ハイテクセクターやAI関連などへ資金が向かいやすいと考えられ、アドバンテスト<6857>などが日経平均株価を 牽引する形になりそうだ。 ■パーク24、24/10営業利益 21.0%増 386億円、25/10予想 0.8%増 390億円 パーク24<4666>が発表した2024年10月期業績は、売上高が前期比12.4%増の3709億1300万円、営業利益は同21%増の386億9700万円だった。プロモーションの実施等によるタイムズカーの認知度向上と、会員プログラムの改良やアプリケーションにおけるユーザーインターフェースの整備による利便性向上、利用促進に向けたキャンペーン等の実施により、会員数及び利用は順調に増加した。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(20173.89、+247.17) ・1ドル=154.10-20円 ・シカゴ日経先物は上昇(39625、+165) ・SOX指数は上昇(5256.06、+106.28) ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・ENEOS<5020>グループのJX石油開発、ヨウ素を増産、ペロブスカイト需要に先手 ・三井化学<4183>医療領域を育成、30年度にコア営業益100億円超 ・日立<6501>社長に徳永氏、デジタル・社会インフラを拡大 ・日立<6501>新経営体制、社会課題解決を柱に、AI導入、世界に挑む ・住友商事<8053>インド工業団地拡張へ、車・半導体関連呼び込む ・椿本チエイン<6371>独社買収へ、欧スチールチェーン拠点に ・TOPPAN<7911>グループのTOPPANデジタル、コンテンツ真正性の実証開始 ・住友ゴム工業<5110>白河にMES、来年稼働、26年内外展開 ・住友ゴム工業<5110>国内市販タイヤと関連品を来年4月値上げ ・大同メタル工業<7245>中国で船舶用軸受市場開拓へ、現地受賞を弾みに ・CKD<6407>パルスブローバルブ開発、エア消費75%減 ・ホーチキ<6745>月額制で防災クラウド提供開始、火災情報を迅速通知 ・キッツ<6498>ベトナム新工場の稼働開始、生産性向上 ・大日本印刷<7912>EUV露光対応フォトマスク、微細パターン解像に成功 ・FDK<6955>ニッケル亜鉛電池を増強、高崎で月産10倍 ・立花エレテック<8159>インドに販売・技術サポート拠点開設 ・日本触媒<4114>ナノ粒子事業を拡大、北大発新興を買収 ・東京ガス<9531>大阪ガスなどと、e―メタン普及推進、国際組織を設立 ・UBE<4208>CO2削減前倒し、アンモニア・CPL国内生産を28年度停止検討 ・東京建物<8804>タイで2プロ参画、分譲マンション開発 ・五洋建設<1893>洋上風力本格化見据え、作業船建造に790億円 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 22件
1893 東証プライム
661.2
1/10 15:30
+3.1(%)
時価総額 189,112百万円
海洋土木で国内トップ。陸上土木工事や建築工事も。東京国際クルーズターミナルなどで実績。シンガポールや香港など海外でも実績多数。1896年に広島県呉市で創業。国内土木事業では大型港湾工事などが順調に進捗。 記:2024/11/12
4114 東証プライム
1,897
1/10 15:30
-9(%)
時価総額 295,932百万円
アクリル酸等の基礎化学品、高吸水性樹脂等の機能性化学品を手掛ける化学メーカー。高吸水性樹脂で世界トップシェア。自動車触媒、電池材料等も。エネルギー事業、エレクトロニクス事業等の成長事業にリソース投入。 記:2024/10/09
4183 東証プライム
3,279
1/10 15:30
-39(%)
時価総額 658,567百万円
総合化学大手。エラストマー、エチレン、ビジョンケア材料、半導体・電子部品工程部材等を製造・販売。メガネレンズ材料、燃料タンク材料で世界トップシェア。事業ポートフォリ変革推進。総還元性向30%以上目指す。 記:2024/10/09
4208 東証プライム
2,347
1/10 15:30
-17(%)
時価総額 249,251百万円
コンポジット、ナイロンポリマーなどの製造・販売を行う樹脂・化成品部門が主力。ポリイミド等の機能品、産業機械等も。1897年創業。旧社名は宇部興産。ポリイミドフィルムで世界トップシェア。事業構造改革推進。 記:2024/10/09
4666 東証プライム
2,036.5
1/10 15:30
-22(%)
時価総額 348,339百万円
時間貸駐車場「タイムズパーキング」、月極駐車場の運営を行う。英国、豪州などにも進出。モビリティサービス「タイムズカー」の提供等も。国内タイムズパーキング件数は1.8万件超。モビリティ事業は会員数が順調増。 記:2024/10/07
5020 東証プライム
806.6
1/10 15:30
-1.2(%)
時価総額 2,446,298百万円
ENEOS、JX石油開発、JX金属などを傘下に収める持株会社。石油元売り国内トップ。機能材事業、電気事業、再生可能エネルギー事業等も手掛ける。機能材事業の収益改善図る。JX金属が東証に新規上場申請。 記:2024/10/14
5110 東証プライム
1,731.5
1/10 15:30
-26(%)
時価総額 455,459百万円
1909年創業の大手タイヤメーカー。兵庫県神戸市に本社。「DUNLOP」ブランドなどを展開。ゴルフクラブ等のスポーツ用品、制振ダンパー等の産業品も手掛ける。高機能商品の開発・増販等で競争力の強化を図る。 記:2024/10/14
6371 東証プライム
1,836
1/10 15:30
-28(%)
時価総額 204,244百万円
産業用チェーン、タイミングチェーンシステムで世界トップシェア。1917年創業。減速機、搬送・仕分け・保管システム等も。自動車メーカー等が主要取引先。価格競争力向上により、ニッチトップ商品の販売拡大図る。 記:2024/10/07
6407 東証プライム
2,506
1/10 15:30
-10(%)
時価総額 170,180百万円
空気圧機器、駆動機器、自動機械装置等を手掛ける機械メーカー。愛知県小牧市に本社。空気圧機器で国内シェアトップクラス。流体制御技術などが強み。配当性向40%目安。グローバル化の加速で海外市場の拡大図る。 記:2024/10/04
6498 東証プライム
1,126
1/10 15:30
-7(%)
時価総額 101,787百万円
国内最大手の総合バルブメーカー。ステンレス鋼製バルブで国内高シェア。「KITZ」ブランドを展開。バルブのラインナップ数は9万種類超。流体制御技術が強み。販売会社設立でインド市場向け販売力の強化を図る。 記:2024/08/10
6501 東証プライム
3,810
1/10 15:30
-99(%)
時価総額 17,665,328百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。連結子会社数は610社超。グリーンエナジー&モビリティセグメントなどは売上順調。 記:2024/11/26
6745 東証プライム
2,416
1/10 15:30
-7(%)
時価総額 69,610百万円
1918年設立の総合防災設備メーカー。国内で初めて火災報知機を開発。火災報知設備の製造・販売のほか、保守点検、消火設備、防犯設備等も。海外事業、保守事業などが注力事業。27.3期売上高1000億円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
10,380
1/10 15:30
+506(%)
時価総額 7,952,544百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6955 東証スタンダード
589
1/10 15:30
+19(%)
時価総額 20,342百万円
富士通傘下の電池・電子部品メーカー。ニッケル水素電池、リチウム電池等の電池事業が主力。各種モジュール、スイッチング電源等の電子事業も。ニッケル水素電池は高付加価値市場に注力。新規ビジネス開拓にも取り組む。 記:2024/09/02
7245 東証プライム
498
1/10 15:30
-4(%)
時価総額 23,665百万円
すべり軸受メーカー。自動車用エンジン軸受で世界トップシェア。船舶など非自動車用軸受、アルミダイカスト製品、精密金属加工部品等も手掛ける。自動車用エンジン軸受は北米需要が堅調。原価改善活動などに取り組む。 記:2024/12/07
7911 東証プライム
4,315
1/10 15:30
+18(%)
時価総額 1,375,216百万円
国内印刷大手のTOPPANを中核とする持株会社。デジタルビジネス、BPO、セキュアメディア関連等の情報コミュニケーション事業が主力。マーケティングDXは順調。建装材関連では家具向け化粧シートの拡販図る。 記:2024/12/22
7912 東証プライム
2,226.5
1/10 15:30
-18.5(%)
時価総額 1,234,552百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。有機ELディスプレイ製造用メタルマスクなどで世界トップシェア。事業領域の拡張図る。 記:2024/11/27
8053 東証プライム
3,248
1/10 15:30
-28(%)
時価総額 3,933,650百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。総還元性向40%以上目安。27.3期当期利益6500億円目標。事業ポートフォリオの変革進める。 記:2024/11/10
8159 東証プライム
2,545
1/10 15:30
-31(%)
時価総額 63,689百万円
FAシステム事業、半導体デバイス事業が柱の技術商社。1921年創業。ビル用マルチエアコン等の施設事業、電子機器製造受託サービス等も。半導体デバイス事業は営業力等を強化。施設事業は太陽光発電システムを拡販。 記:2024/10/08
8804 東証プライム
2,506.5
1/10 15:30
-12.5(%)
時価総額 524,280百万円
1896年創業の総合不動産デベロッパー。旧安田財閥系。東京・八重洲、日本橋周辺が最重点エリア。マンションはBrilliaブランドで展開。賃貸等不動産の含み益は5000億円超。ビル事業の稼働率は高水準維持。 記:2024/12/20
9531 東証プライム
4,260
1/10 15:30
-56(%)
時価総額 1,705,926百万円
国内最大手の都市ガス会社。1885年創立。電力小売、海外資源開発・投資、不動産開発・賃貸等も行う。豊富なLNG取扱量などが強み。都市ガスの顧客件数は880万件超。事業ポートフォリオマネジメントを強化。 記:2024/11/11
9984 東証プライム
9,251
1/10 15:30
-78(%)
時価総額 13,598,924百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27