マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/14 9:27:32
9,353,094
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~先高期待から押し目買い意欲は強そう~

2023/12/29 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~先高期待から押し目買い意欲は強そう~ 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■先高期待から押し目買い意欲は強そう ■平和堂、3Q営業利益 18.4%増 82.75億円 ■前場の注目材料:王子HD、環境素材を拡販、欧ワルキの技術導入 ■先高期待から押し目買い意欲は強そう 29日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識されやすいだろう。28日の米国市場は、NYダウが53ドル高、ナスダックは4ポイント安だった。NYダウは連日で過去最高値を更新した。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ期待からの買いが続いており、堅調な展開だった。ただし、過熱感からの利食いも入りやすく、ハイテク株の一角が終盤にかけて軟化したことから、ナスダックは5日ぶりに反落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の33425円、円相場は1ドル141円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。昨日の東証プライムの売買高は10億株程度と薄商いであり、海外勢のフローが限られているなかでは、大きなトレンドは出にくいだろう。ただし、米国では早期利下げ期待から強い値動きを見せているほか、国内では新NISAによる需給が心理的な下支えとなりやすく、先高期待から押し目買い意欲は強そうである。昨日の日経平均は反落だったが、連日で陽線を形成している。 売り一巡後は33500円を挟んでの推移になりそうだが、同水準での底堅さがみられてくるようだと、バブル崩壊後の高値を意識したセンチメントに向かう可能性はあるだろう。指数インパクトの大きい値がさハイテク株などは利食いが入りやすいだろうが、断続的なインデックス買いから底堅さが意識されそうだ。また、日米金利差縮小によるバリュー株からグロース株へのリバランスの動きなども、ハイテク株の底堅い値動きにつながることが期待される。 商いが膨らみづらいなかでこう着感を強めてくるようだと、個人主体の資金は出遅れ感の強い中小型株での値幅取り狙いに向かわせよう。依然としてボトム圏での推移を継続している銘柄も多く、来年の株高を狙った押し目拾いの動きが入りやすい。また、テーマ性のある銘柄への物色も意識されるため、値動きの強い銘柄などへは資金が集中しやすいと考えられる。 ■平和堂、3Q営業利益 18.4%増 82.75億円 平和堂<8276>が発表した2024年2月期第3四半期業績は、営業収益が前年同期比2.2%増の3124.98億円、営業利益は同18.4%増の82.75億円だった。外出需要回復や客数増加、継続的な物価上昇による一品単価上昇により、営業収益は増加した。利益面については、光熱費の使用量削減の取り組みや燃料調整費が想定ほど上昇しなかったことに加え、広告宣伝費と人件費の効果的運用により、増益となった。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(37710.10、+53.58) ・1ドル=141.40-50円 ・米国のインフレ沈静化観測 ・王子HD<3861>環境素材を拡販、欧ワルキの技術導入 ・ANA<9202>MSJの代替機選定、来年度に本格化 ・トヨタ自<7203>日産など12社で先端半導体開発で新組織、30年量産車に搭載へ ・日野自<7205>物流最適化へ協業広がる、グループ会社のNLJの運送スキーム活用 ・豊田自動織機<6201>コンプラ・品質を強化、来月から新体制 ・エスペック<6859>半導体熱変形を可視化、計測システム、過酷な温度環境を再現 ・島津製作所<7701>有害物処理・規制、国際標準化で存在感 ・パナソニックHD<6752>多様な見た目を高精度認識、画像AI技術開発 ・ENEOS<5020>枯渇油田で水素製造、グループのJX石油開発、NEDOと調査委託契約 ・出光興産<5019>独自エンプラ生産2倍、マレーシアに装置新設 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
3861 東証プライム
579
10/11 15:00
+1(%)
時価総額 587,327百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
5019 東証プライム
1,080.5
10/11 15:00
-15(%)
時価総額 1,609,215百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5020 東証プライム
842.2
10/11 15:00
+1.9(%)
時価総額 2,720,544百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
6201 東証プライム
11,295
10/11 15:00
-50(%)
時価総額 3,680,374百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1926年設立のトヨタグループの母体。フォークリフト、カーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。貴金属やコバルトを使用しないアルカリ水電解式水素製造装置向けの電極を開発。 記:2024/06/04
1,298.5
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 3,186,593百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6859 東証プライム
2,656
10/11 15:00
-10(%)
時価総額 63,162百万円
環境試験器で世界トップ。エナジーデバイス装置や半導体関連装置、植物育成装置事業等も手掛ける。環境試験器は国内市場で標準製品、カスタム製品の売上が増加。サービス事業は収益伸長。24.3期3Qは収益好調。 記:2024/04/14
7203 東証プライム
2,562
10/11 15:00
-19(%)
時価総額 41,798,997百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7205 東証プライム
462.3
10/11 15:00
-7(%)
時価総額 265,629百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
7701 東証プライム
4,855
10/11 15:00
-42(%)
時価総額 1,437,420百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
8276 東証プライム
2,295
10/11 15:00
+5(%)
時価総額 120,593百万円
滋賀県地盤の総合スーパー。「アル・プラザ」や「フレンドマート」などを展開。飲食店・アミューズメント施設の運営、惣菜等の製造・販売も。グループ店舗数は370店舗超。重点エリアへの出店拡大等に取り組む。 記:2024/08/12
9202 東証プライム
2,899
10/11 15:00
-7.5(%)
時価総額 1,403,968百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02