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前場に注目すべき3つのポイント~個別に材料が出ている銘柄のほか、テーマ性のある銘柄などに短期資金が向かいやすい~

2023/2/20 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~個別に材料が出ている銘柄のほか、テーマ性のある銘柄などに短期資金が向かいやすい~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:個別に材料が出ている銘柄のほか、テーマ性のある銘柄などに短期資金が向かいやすい ■第一パン、22/12業損失 ▲6.69億円、23/12予想 黒字転換 1.40億円 ■前場の注目材料:横浜ゴム、インドで乗用車タイヤ増産、6割増、年450万本体制へ ■個別に材料が出ている銘柄のほか、テーマ性のある銘柄などに短期資金が向かいやすい 20日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。17日の米国市場はNYダウが129ドル高となった一方で、ナスダックは68ポイント安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派発言を受けた利上げ加速を懸念から売りが先行した。その後、リッチモンド連銀のバーキン総裁が柔軟な対応のため0.25%の利上げに支持を表明したため大幅利上げへの懸念が緩和し、売りの勢いも弱まった。終盤にかけては連休を控えた買戻しが先行し、ダウは上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の27505円。円相場は1ドル134円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで一時27380円まで売られる場面が見られたものの、その後は底堅い値動きを見せるなか、終盤にかけて買い戻されていた。5日線が27540円辺りで推移しており、同線に上値を抑えられる可能性はありそうだが、27500円辺りでの底堅さは意識されそうだ。また、20日の米国市場はプレジデントデーの祝日で休場になるため、海外勢のフローは限られそうだ。先物主導での仕掛け的な商いについても早い段階でカバーの動きに向かわせよう。 また、為替市場では1ドル134円20銭台と足もとで円安傾向を見せている。今週は22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、24日に1月の米個人消費支出(PCEデフレーター)が予定されていることもあり、米長期金利の上昇が意識されやすく、金利と為替動向を横目でにらみながらの相場展開に向かわせよう。物色としては米ハイテク株の弱い値動きのほか、足もとでは配当志向の物色が見られていることもあり、バリュー株にシフトしやすいと考えられる。その他、個人主体の売買は個別に材料が出ている銘柄のほか、テーマ性のある銘柄などに短期資金が向かいやすいだろう。 先週は日本民間放送連盟が、「放送分野における外資規制等に係る法令改正に対する意見」を総務省に提出したと報じられた。これを受けてTBSHD<9401>など民放各社が軒並み急伸していたことから、引き続き関心が向かいやすいだろう。また、経産省は経済安全保障推進法に基づき安定供給を図る「特定重要物資」に指定した蓄電池の支援内容を定めたと報じられており、EV関連への手掛かり材料になりそうだ。 ■第一パン、22/12業損失 ▲6.69億円、23/12予想 黒字転換 1.40億円 第一パン<2215>が発表した2022年12月期業績は、売上高が243.90億円、営業損益は6.69億円の赤字だった。小麦などの主原料及び糖類、油脂などの副原料に加え包装材料の高騰や物流費並びにエネルギー価格が著しく上昇したことが大きな負荷となり、商品の価格改定を実施したが、価格転嫁が遅れ、コスト上昇分を補えなかった。2023年12月期業績は、売上高が前期比11.4%増の265.20億円、営業損益は1.40億円の黒字を計画。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33826.69、+129.84) ・シカゴ日経先物は上昇(27505、大阪比+45) ・VIX指数は低下(20.02、-0.15) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・横浜ゴム<5101>インドで乗用車タイヤ増産、6割増、年450万本体制へ ・日野自<7205>中国BYD製のEVバス発売凍結、協業は維持 ・千代化建<6366>米ビジョナイズと協業、3Dデジタルツインでプラント保守効率化 ・ホーチキ<6745>欧州で生産能力増強、工場用地・建物取得 ・コニカミノルタ<4902>国内生産機能を再編、会社分割で意思決定迅速化 ・旭化成<3407>指輪型コントローラーでAR・VR、3軸磁気センサーをサンドイッチ構造 ・日本製鉄<5401>大型高炉で水素還元実証、千葉・君津で26年開始 ・三菱ケミG<4188>量子計算機で物質エネ計算、光機能性物質向け新手法開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.65%) 《ST》
関連銘柄 10件
2215 東証スタンダード
629
10/4 15:00
-1(%)
時価総額 4,359百万円
1947年創業の製パン会社。豊田通商と資本業務提携。アップルリングなどがロングセラー商品。ポケモンパンなど子供向け商品が強み。不動産事業も展開。自社ブランド商品では主力商品のリニューアルを継続実施。 記:2024/08/13
3407 東証プライム
1,072
10/4 15:00
+1.5(%)
時価総額 1,494,295百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4188 東証プライム
900.1
10/4 15:00
+3.7(%)
時価総額 1,355,810百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4902 東証プライム
447.9
10/4 15:00
+5.6(%)
時価総額 225,143百万円
カラー複合機、ITサービス等を手掛けるデジタルワークプレイス事業が主力。デジタルカラー印刷機、X線関連機器に強みを持つヘルスケア事業等も展開。オフィスユニットではコスト低減等で収益力の強化を図る。 記:2024/07/05
5101 東証プライム
3,246
10/4 15:00
+18(%)
時価総額 550,356百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
5401 東証プライム
3,236
10/4 15:00
+13(%)
時価総額 3,075,239百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
6366 東証スタンダード
307
10/4 15:00
+3(%)
時価総額 79,920百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG受入基地建設で国内トップシェア。三菱商事が筆頭株主。世界中でプラント建設実績。水素サプライチェーンの構築等も。主要案件のインドネシア銅製錬は2024年に完工予定。 記:2024/06/29
6745 東証プライム
2,105
10/4 15:00
+53(%)
時価総額 60,649百万円
1918年設立の総合防災設備メーカー。国内で初めて火災報知機を開発。火災報知設備の製造・販売のほか、保守点検、消火設備、防犯設備等も。海外事業、保守事業などが注力事業。27.3期売上高1000億円目標。 記:2024/08/29
7205 東証プライム
474.5
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時価総額 272,639百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
9401 東証プライム
3,927
10/4 15:00
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時価総額 673,838百万円
民法大手のTBSテレビを中核とする持株会社。TBSラジオ、BS-TBS、スタイリングライフHDなども傘下に持つ。赤坂サカスが収益の柱。配当性向40%目処。コンテンツIPの企画・制作力の強化等に取り組む。 記:2024/08/01