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前場に注目すべき3つのポイント~指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均のけん引役に~

2023/2/15 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均のけん引役に~ 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均のけん引役に ■JT、22/12営業利益 31.0%増 6535億円、23/12予想 6.4%減 6120億円 ■前場の注目材料:東芝、株式非公開化を来年度に延期、JIP案の交渉に時間 ■指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均のけん引役に 15日の日本株市場は、買い一巡後はこう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。14日の米国市場はNYダウが156ドル安だった一方で、ナスダックは68ポイント高。1月の米消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化継続を証明したものの、予想を上回ったことから金利上昇に伴う売りが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)の高官も事前に想定されていた以上の利上げが必要になる可能性に言及したため、利上げ長期化懸念が再燃した。ただし、午後にかけて買戻しの動きが見られたことから、NYダウは下落幅を縮めた。半導体株の一角が買われるなか、ナスダックはプラス圏を回復。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円高の27745円。円相場は1ドル133円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。日経225先物は米CPIの結果を受けてナイトセッションで荒い値動きとなる場面も見られたが、27500円を割り込まなかったことから、下値を売り込みづらくさせそうである。一方で、AMDやエヌビディアが強い値動きだったことから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。昨日の日経平均は27700円を回復して始まったものの、寄り付きをほぼ高値水準に利食い優勢だったが、5日線水準での底堅さは見られていた。前日の調整部分を吸収してくる展開から、直近戻り高値の27820円水準を意識させよう。 2月SQ値の27779.75円が心理的な抵抗として意識されやすいため、同水準では強弱感が対立する可能性はあるだろう。ただし、VIX指数は18.91に低下してきたことからリスク選好に向かわせやすく、SQ値をクリアしてくるようだと、先物主導でショートカバーを強めてくる可能性はあるだろう。引き続き米国では重要な経済指標の発表を控えていることから積極的な上値追いの流れにはならないだろうが、日経平均の5日線水準ではその後のリバウンドを狙った押し目買いに向かわせよう。 なお、決算発表は昨日で概ね一巡した。昨日の引け後の決算では、アウトソシング<2427>、すかいらーく<3197>、山崎パン<2212>、日ペHD<4612>、メドレー<4480>、堀場製<6856>、ベース<4481>、ビジョン<9416>、富士ソフト<9749>、テスホールディングス<5074>などが注目されそうだ。また、ピークを通過したことから、改めて見直す動きなどもありそうだ。 ■JT、22/12営業利益 31.0%増 6535億円、23/12予想 6.4%減 6120億円 JT<2914>が発表した2022年12月期業績は、売上収益が前期比14.3%増の2兆6578.32億円、営業利益は同31.0%増の6535.75円だった。国内外で紙巻きたばこの値上げが浸透。為替の円安も寄与した。23年12月期は、売上収益が前期比1.1%減の2兆6290億円、営業利益は同6.4%減の6120億円を計画。サプライチェーンのコスト上昇、高温加熱型の加熱式たばこの地理的拡大による投資増加が響く。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27602.77、+175.45) ・ナスダック総合指数は上昇(11960.15、+68.36) ・シカゴ日経先物は上昇(27745、大阪比+125) ・1ドル=133.00-10円 ・SOX指数は上昇(3121.63、+64.32) ・VIX指数は低下(18.91、-1.43) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・東芝<6502>株式非公開化を来年度に延期、JIP案の交渉に時間 ・椿本チエイン<6371>福井に植物工場、28億円投資、25年稼働 ・豊田通商<8015>ケニアで地熱発電受注、3万5000kW規模、25年完工 ・伊藤忠<8001>韓国・化粧品ブランドを国内独占販売 ・日産自<7201>4輪制御技術を高度化、走りの質で差別化 ・日揮HD<1963>グループ3社のコーポレート機能集約、新会社を4月設立 ・三菱ケミG<4188>再生医療用「ミューズ細胞」開発中止、事業戦略見直しで ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 19件
1963 東証プライム
1,319.5
10/7 15:00
-5.5(%)
時価総額 342,291百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
2212 東証プライム
2,900.5
10/7 15:00
+0.5(%)
時価総額 638,931百万円
国内最大の製パン会社。1948年設立。菓子パンに強み。コンビニ「デイリーヤマザキ」の運営等も。不二家、東ハトなどを傘下に持つ。配当性向30%目標。食パン部門は主力の「ロイヤルブレッド」などの販売が順調。 記:2024/06/25
2427 東証プライム
1,749
6/5 15:00
-1(%)
時価総額 220,288百万円
製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10
2914 東証プライム
4,333
10/7 15:00
+52(%)
時価総額 8,666,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
2,326
10/7 15:00
+15(%)
時価総額 529,170百万円
レストランチェーン最大手。ファミリーレストラン「ガスト」と中華の「バーミヤン」が主力。2976店舗展開。27店舗の新規出店実施。値上げ効果などで23.12期通期は黒字転換。24.12期は大幅最終増益計画。 記:2024/04/15
4188 東証プライム
910.2
10/7 15:00
+10.1(%)
時価総額 1,371,023百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4480 東証プライム
4,010
10/7 15:00
+115(%)
時価総額 130,951百万円
人材採用システム「ジョブメドレー」など医療・介護領域に特化した人材紹介サービスを手掛ける。調剤薬局向けシステム「Pharms」等も。顧客事業所数は33万件超。29.12期売上高1000億円目指す。 記:2024/05/08
4481 東証プライム
3,060
10/7 15:00
±0(%)
時価総額 55,527百万円
独立系システム開発会社。受託開発や保守・運用のほか、SAP導入・保守支援、e-KYC/オンライン本人確認サービス等も。日本、中国の拠点を融合した体制が強み。配当性向50%目安。大手SIerとの取引は順調。 記:2024/05/08
1,150.5
10/7 15:00
+18.5(%)
時価総額 2,727,274百万円
塗料世界大手。日本ペイントを中核とする持株会社。シンガポール塗料大手のウットラムグループ傘下。47の国・地域で事業展開。配当性向は30%目途。日本では高機能・サステナビリティ製品の拡充等に取り組む。 記:2024/05/08
5074 東証プライム
308
10/7 15:00
+6(%)
時価総額 21,779百万円
エネルギープラント等の設計・調達・施工を行うエンジニアリング事業、再生可能エネルギー発電所の運営等を行うエネルギーサプライ事業を展開。蓄電システム関連事業などが注力領域。27.6期営業利益64億円目標。 記:2024/08/19
6371 東証プライム
1,928
10/7 15:00
+17(%)
時価総額 214,478百万円
世界トップの産業用スチールチェーンや自動車エンジン用チェーンに強み。減速機や搬送システムも。24.3期3Q累計は産業用チェーンや減速機が足踏み。だが自動車用チェーンが伸びて増収増益に。配当性向は3割目安。 記:2024/04/12
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6856 東証プライム
9,847
10/7 15:00
+142(%)
時価総額 418,822百万円
分析計測機器の総合メーカー。エンジン排ガス測定装置で世界トップシェア。大気汚染監視用分析装置、血球計数装置等も手掛ける。京都府京都市に本社。エネルギー・環境等が注力分野。28.12期売上4500億円目標。 記:2024/08/10
7201 東証プライム
420.9
10/7 15:00
+6.6(%)
時価総額 1,776,499百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
8001 東証プライム
7,991
10/7 15:00
+114(%)
時価総額 12,664,856百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8015 東証プライム
2,761
10/7 15:00
+43(%)
時価総額 2,932,651百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8035 東証プライム
25,650
10/7 15:00
+295(%)
時価総額 12,097,386百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9416 東証プライム
1,214
10/7 15:00
+20(%)
時価総額 61,133百万円
海外用WiFiルーターレンタルサービスを展開。世界200以上の国と地域で利用可能な定額制Wi-Fiルーターを手掛ける。インバウンド需要の改善等でグローバルWiFi事業は好調。23.12期通期は大幅増益。 記:2024/04/14
9749 東証プライム
8,950
10/7 15:00
+30(%)
時価総額 603,230百万円
独立系のソフト開発会社。FA・自動車関連の組込み系に強み。24.12期は最高業績・連続増配を計画。中計では28.12期に営業益450億円を目指す。筆頭株主の3Dが出した非公開化などの株主提案は総会で否決。 記:2024/04/11