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前場に注目すべき3つのポイント~引き続きウクライナ情勢を警戒しつつディフェンシブ系の物色に~

2022/3/7 8:58 FISCO
*08:58JST 前場に注目すべき3つのポイント~引き続きウクライナ情勢を警戒しつつディフェンシブ系の物色に~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:引き続きウクライナ情勢を警戒しつつディフェンシブ系の物色に ■ローム、22/3上方修正 営業利益690億円←630億円 ■前場の注目材料:東芝、GEと協業拡大、“陸上風力”国内受注狙う ■引き続きウクライナ情勢を警戒しつつディフェンシブ系の物色に 7日の日本株市場は、米株安の流れを受けて不安定な相場展開が続きそうである。4日の米国市場ではNYダウが179ドル安だった。ロシアがウクライナの欧州で最大の原発を制圧したことを警戒したアジアや欧州市場の流れを継いで売りが先行した。その後、2月雇用統計の予想以上に強い結果を受けて、下げ幅を縮小する場面が見られたものの、ウクライナ戦争激化への懸念を拭えず終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円安の25870円。円相場は1ドル114円90銭台で推移している。 シカゴ日経225先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることになりそうだ。引き続きウクライナ情勢の緊迫化のなかで、関連する報道に振らされやすい相場展開になりそうだ。ロシア軍が新たに3か所目の原発に向けて進軍しているとの見方が報じられたほか、ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は会談を行ったが、即時停戦の呼びかけに対して、強硬姿勢を崩していないことから、リスク回避姿勢は強まりやすいだろう。 また、今週は週末にメジャーSQを控えていることから、基本的には限月交代に伴うロールオーバー中心の取引となるため、大きなトレンドは出にくいタイミングである。ただし、短期のヘッジファンドなどによるウクライナ情勢に関連した報道で荒い値動きとなるようだと、ヘッジに伴う動きが強まりやすく、先物主導による荒い値動きが警戒されやすい。3カ所目の原発が制圧といったニュースフローには警戒する必要があるほか、米欧による一段の規制強化による世界経済への影響などが高まる局面においては、日経平均は2月24日安値とのダブルボトムを下回ってくる可能性も警戒してきたいところであろう。 物色の流れとしては指数インパクトの大きい値がさ株が指数の重荷となる可能性があることから、ディフェンシブ系の物色に向かいやすいだろう。また、防衛関連のほか再生エネルギー関連などのテーマ株などへの短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすい。そのほか、中小型株については先週半ば以降の調整で手掛けづらくなったが、調整トレンドの中での自律反発の動きだったこともあり、短期的な資金が中心の中においては、押し目狙いの動きは改めて入りやすいだろう。 ■ローム、22/3上方修正 営業利益690億円←630億円 ローム<6963>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は4400億円から4500億円、営業利益を630億円から690億円に上方修正した。自動車関連市場や産業機器関連市場が引き続き好調に推移することにより売上高は予想を上回る見通し。 ■前場の注目材料 ・米原油先物は上昇(115.68、+8.01) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・海外のコロナ感染沈静化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・東芝<6502>GEと協業拡大、“陸上風力”国内受注狙う ・日野自<7205>排ガス・燃費試験で不正行為、11万台超 ・京セラ<6971>ロームのタンタルコンデンサー設備・知財を取得 ・塩野義<4507>コロナワクチン、ブースター効果確認、ファイザーに劣らず ・パナソニック<6752>米で新型EV電池の工場用地取得へ ・アーレスティ<5852>30年度に売上高72%増、電動車向け部品拡大 ・クラボウ<3106>対象物追いかけ認識、ロボハンド向け3Dビジョンセンサー開発 ・日立建機<6305>部品再生事業を拡大、車体も再生、中古車販売 ・三菱マテリアル<5711>生物模倣技術活用の新材料“金属ゴム”、23年度投入 ・カネカ<4118>アクリル系繊維を増産、アフリカ向け頭髪装飾需要好調 ・レンゴー<3941>ヒロパックスを子会社化、関東で段ボール事業拡充 ・日清紡HD<3105>AMIと資本業務提携、医療・ヘルスケア強化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・時間未定 中・1-2月輸出(前年比予想:+14.5%、21年1-2月:+60.6%) ・時間未定 中・1-2月輸入(前年比予想:+17.0%、21年1-2月:+22.2%) 《ST》
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日清紡ブレーキ、日清紡メカトロニクス、日清紡ケミカル、日本無線等を傘下に持つ持株会社。1907年に紡績会社として創業。経営資源の重点投入により、無線・通信及びマイクロデバイス事業を軸にした成長加速図る。 記:2024/07/29
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大手繊維メーカー。化成品や環境メカトロニクス、食品等の分野で事業展開。ホテル等の運営や不動産開発も。軟質ウレタンは自動車内装材向けの国内受注が順調。断熱材も販売順調。24.3期3Qは化成品事業が堅調。 記:2024/04/15
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段ボール原紙や白板紙、紙管原紙等を生産・販売する板紙メーカー。1909年創業。段ボールの生産量で国内トップ。国内取引企業数は7000社超。25.3期は増収増益計画。段ボール、紙器製品の価格改定等が寄与へ。 記:2024/07/08
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時価総額 261,868百万円
苛性ソーダ・塩ビから発砲樹脂、電子材料、医療機器、食品素材等を手掛ける。液状樹脂は建築用シーリング材として国内トップシェア。26.3期売上高9000億円目標。コエンザイムQ10の能力増強等に取り組む。 記:2024/06/11
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製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
5711 東証プライム
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時価総額 344,701百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
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時価総額 15,229百万円
大手アルミダイカストメーカー。1938年創業。エンジンブロックなどが主要製品。トヨタ自動車などが主要取引先。フリーアクセスフロア「モバフロア」等も。生産体制の合理化、電動車向け売上比率の向上図る。 記:2024/08/09
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時価総額 767,745百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
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時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
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時価総額 3,187,820百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
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時価総額 2,585,176百万円
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時価総額 272,639百万円
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