マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/5 6:23:02
9,281,459
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~こう着も新政権への期待感から押し目買い意欲は強い

2020/9/16 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着も新政権への期待感から押し目買い意欲は強い 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:こう着も新政権への期待感から押し目買い意欲は強い ■パーク24、3Q営業赤字転換▲118億円、コンセンサスは上回る ■前場の注目材料:シャープ、白山工場を年内再稼働、アップル向け供給急ぐ ■こう着も新政権への期待感から押し目買い意欲は強い 16日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。15日の米国市場はNYダウが2ドル高と小動き。中国8月小売売上高が予想以上に回復したほかドイツの9月ZEW景気期待指数も20年ぶりの高水準に達するなど、世界経済の順調な回復が好感された。しかし、連邦公開市場委員会(FOMC)参加者による最新の四半期経済予測の公表を前に引けにかけて様子見姿勢となったようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の23330円。円相場は1ドル105円40銭台とやや円高に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から前日比変わらずの水準から始まり、FOMC待ちのほか、ティックトックのオラクルへの売却審査を見極めたいところであろう。一方で、世界経済の順調な回復がみられてきているほか、新政権への期待感から押し目買い意欲も強く、全体としては下値を徐々に切り上げてくる展開が期待されそうである。足元でのもち合いレンジの上限突破は厳しいだろうが、レンジ上限レベルでの底堅い値動きにより、アンダーウエイトとしている海外勢のショートカバーに流れが次第に意識されてくる可能性もありそうだ。 日経平均は23500円処がレンジ上限レベルとなるが、一方で下限は23000円から23200円辺りまで切り上がってきており、5日線辺りが支持線として意識されてきている。楽観視は出来ないだろうが、次第に煮詰まり感が意識されてきていること、新政権への期待などからレンジ上限の突破への可能性は高まっていると考えられる。4連休を控えていることから週末にかけては商いが細りそうであるが、短期筋の売り仕掛けなどで弱含む局面があれば、押し目拾いのタイミングとなりそうである。 そのほか、底堅さが意識されるもののこう着感の強い相場展開となるなかで、個人主体の資金は成長期待の大きい新興市場の中小型株にシフトしやすいだろう。新政権の経済対策等に関連するテーマ性のある銘柄などは循環的に物色されやすいだろう。また、バリュー株への比率引き上げの動きも引き続き注視しておく必要があると考えられる。 ■パーク24、3Q営業赤字転換▲118億円、コンセンサスは上回る パーク24<4666>が発表した第3四半期業績は、売上高が前年同期比13.8%減の2004.36億円、営業損失は118.25億円(前年同期は146.20億円の黒字)だった。コンセンサス(130億円程度の赤字)は上回っている。通期計画の242億円の営業赤字は据え置き。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23559.30、+152.81) ・NYダウは上昇(27993.33、+327.69) ・ナスダック総合指数は上昇(11056.65、+203.11) ・SOX指数は上昇(2181.75、+45.38) ・VIX指数は低下(25.85、-1.02) ・日銀のETF購入 ・米経済対策効果への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・シャープ<6753>白山工場を年内再稼働、アップル向け供給急ぐ ・三井住友<8316>医療アプリの新興買収 ・フェローテク<6890>296億円で中国子会社売却、財務改善 ・パナソニック<6752>米国でファンド組成、VB投資158億円 ・日立<6501>英の原発建設、撤退へ ・大日本印刷<7912>車用サイドバイザーの金型製造期間を半減 ・日立建機<6305>中古建機を新車同様にして販売、東南アで展開 ・SBテク<4726>オンライン営業可視化、効率会議・商談 ・NEC<6701>「dotData」再販、IoT基盤と連携 ・昭電線HD<5805>溶融銅の酸素濃度測定センサー開発、製造装置に組み込み ・ソフトバンク<9434>ソフトバンクなど、看板に5Gアンテナ内蔵 ・住友化学<4005>中国・無錫にPPコンパウンド製造拠点、車生産拡大に対応 ・宇部興産<4208>9月のCPL価格30ドル上げ、1060ドル ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 8月貿易収支(予想:-150億円、7月:+109億円) ・臨時国会召集(首班指名選挙) ・日銀金融政策決定会合(17日まで) <海外> ・07:45 NZ・4-6月期経常収支(予想:+6.90億NZドル、1-3月期:+15.57億NZドル) 《ST》
関連銘柄 14件
4005 東証プライム
421.6
10/4 15:00
+2.3(%)
時価総額 698,111百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4208 東証プライム
2,666
10/4 15:00
+3(%)
時価総額 283,129百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
4666 東証プライム
1,816.5
10/4 15:00
+19(%)
時価総額 310,709百万円
時間貸し駐車場「タイムズ」を運営。英国や豪州などにも進出。カーシェアが成長。レンタカーも。23.10期1Qは交通量回復により駐車場の稼働率改善。外出機会増でカーシェアも好調続く。通期最高業績・復配を計画。 記:2024/04/12
4726 東証プライム
2,945
9/5 15:00
+1(%)
時価総額 67,022百万円
ICTサービス会社。通信やエンタープライズ、公共、個人向けにクラウドソリューション、セキュリティソリューション等の提供を行う。通信領域は生産性向上推進。ソフトバンクによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/07/02
5805 東証プライム
5,660
10/4 15:00
+60(%)
時価総額 174,481百万円
電線準大手。電線ケーブルや送電システム用電力機器、免震装置等を手掛ける。旧社名は昭和電線ホールディングス。アルミ架空送電線事業からの撤退を決定。27.3期営業利益150億円目標。海外事業の新展開等に注力。 記:2024/06/04
6305 東証プライム
3,569
10/4 15:00
+28(%)
時価総額 767,745百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6501 東証プライム
3,761
10/4 15:00
-20(%)
時価総額 17,438,136百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6701 東証プライム
14,070
10/4 15:00
-80(%)
時価総額 3,839,000百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
1,299
10/4 15:00
+15(%)
時価総額 3,187,820百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6753 東証プライム
1,013.5
10/4 15:00
+31.8(%)
時価総額 659,187百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
2,538
10/4 15:00
-8(%)
時価総額 119,136百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
7912 東証プライム
2,719.5
10/4 15:00
+46.5(%)
時価総額 1,507,911百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
3,089
10/4 15:00
+57(%)
時価総額 12,122,879百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9434 東証プライム
193.5
10/4 15:00
+3.6(%)
時価総額 9,222,029百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05