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日経平均は小幅続伸、企業決算見極めムードで上値重い

2020/2/13 12:23 FISCO
*12:23JST 日経平均は小幅続伸、企業決算見極めムードで上値重い  日経平均は小幅続伸。14.54円高の23875.75円(出来高概算6億1698万株)で前場の取引を終えた。前日の米国株式市場では、コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあると伝わったほか、米大統領選の民主党候補者指名争いが難航しているとの見方が優勢になるなか、トランプ大統領有利の公算が高まったことで主要3指数は揃って上昇。  一方、東京市場寄り付き前に中国湖北省での新型肺炎感染症例の急増が報じられたことで、225先物に対して機械的な売りが入り、為替相場でも1ドル=110円台を割り込んだ。また、週末に控える2月SQ(特別清算指数)値算出を前にしたポジション調整の売買も観測されており、本日の日経平均はマイナススタートとなった。しかし、アジア株式市場が底堅い推移をみせるなか、明日にかけて約800社近くある企業決算の内容を見極めたいとするムードが強まり、売り一巡後の日経平均はプラス圏での動きになった。  セクターでは、金属製品、鉱業、空運業が1%超の上昇となった一方で、鉄鋼やパルプ・紙、機械はさえない展開であった。売買代金上位銘柄では、過度な株価下落を反映した米系証券による投資判断の格上げ観測を受けたファーストリテ<9983>のほか、東京エレクトロン<8035>、資生堂<4911>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、大幸薬品<4574>、オリエンタルランド<4661>、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>、アドバンテスト<6857>、ホンダ<7267>、ソフトバンク<9434>が上昇。一方で、任天堂<7974>、ソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>、ダイキン工業<6367>、コマツ<6301>はさえない。なお、前日に大幅減益決算を発表したソフトバンクG<9984>は前引け時点では小幅安に留まった。  本日の東京市場での反応が注目されていたソフトバンクGに関しては、朝方の売り先行後には一時プラスに転じる場面があった。同社は前日に第3四半期決算を発表、10-12月期業績は7-9月期の大幅赤字からは営業黒字に転換した格好となる。出資先企業の公正価値下落によってビジョンファンド事業が2251億円の赤字となった一方で、ソフトバンク事業が2440億円の収益を計上。自社株買いは資金に余裕があれば実施するとしているほか、ファンド事業は株価上昇で1月以降損益は改善しているもようであることから、株価への悪影響は限定的であったようだ。  ソフトバンクG株が底堅い動きを見せている点は、多くの投資家にとってもひとまず安心感を誘う材料として意識されよう。前述した新型肺炎感染症例急増のヘッドラインを受けた機械的な売りや2月SQ前のポジション調整的な売買が意識されたことで、日経平均も朝方こそ5日移動平均線を割り込む場面があったが、前引けにかけては同水準を取り戻す展開となっている。  日経平均が節目の24000円を本格的に突破するには日本企業の業績底入れを確認する必要があるといった見方が現状は大勢であるなか、明日にかけて発表される企業決算を前に積極的に上値を追いにくい地合いが想定される。このような状況下では、決算に絡んだ物色を除くと、東証1部の中小型株や、出遅れ感の意識されている新興市場銘柄に対する幕間つなぎ的な商いが主体になりやすいとみられる。 《AK》
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半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
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時価総額 16,816百万円
正露丸、セイロガン糖衣Aなど一般用医薬品の製造・販売を行う医薬品事業が主力。「クレベリン」シリーズ等の感染管理事業も展開。1946年設立。医薬品事業は京都工場の医薬品ライン立ち上げなど増産施策に取り組む。 記:2024/09/01
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時価総額 6,804,644百万円
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4911 東証プライム
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時価総額 1,263,200百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6301 東証プライム
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時価総額 3,891,349百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6367 東証プライム
18,400
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-250(%)
時価総額 5,393,298百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
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時価総額 3,725,330百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
2,674.5
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時価総額 16,697,166百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
8,745
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時価総額 6,699,903百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6920 東証プライム
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半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
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電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
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7203 東証プライム
2,615.5
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7267 東証プライム
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自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
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8035 東証プライム
22,485
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時価総額 10,604,668百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9434 東証プライム
191.3
11/1 15:00
-1.5(%)
時価総額 9,117,179百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
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時価総額 15,319,159百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
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8,964
11/1 15:00
-534(%)
時価総額 15,444,560百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17