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注目銘柄ダイジェスト(前場):共同PR、AIinside、ルネサスなど

2020/2/13 12:04 FISCO
*12:04JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):共同PR、AIinside、ルネサスなど ルネサス<6723>:798円(+66円) 急伸。10-12月期Non-GAAPベースでの営業利益は315億円となり、会社計画の中心値である261億円を上振れた。売上高の増加に加えて、為替メリットも寄与した。一方、1-3月期売上高は1750-1830億円のレンジ予想、前四半期比減収となり、産業やIoTなどの落ち込みを想定している。前期実績の上振れ、在庫圧縮の進展などを評価する動きが優勢になっているようだ。 シチズン<7762>:500円(-44円) 急反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は55億円で前年同期比43.7%減、会社側では通期予想を従来の160億円から90億円、前期比59.8%減に下方修正している。市場予想は従来会社計画をやや下回る水準であった。時計事業を中心に全セグメントで下方修正を行っている。年間配当金も24円から12円に引き下げ、前期比8円の減配となる。想定以上の事業環境の厳しさが改めて認識される形に。 ファーストリテ<9983>:60280円(+1100円) 続伸。メリルリンチ日本証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価は66000円を継続している。新型肺炎感染の広がりによる収益への打撃に比べて、株価下落は過度に大きいと判断している。メリルリンチ日本証券では純利益への影響額を290億円と推測のもよう。なお、収益拡大や利益率改善で、21年8月期以降の数年間は営業利益で2ケタ成長を見込むとしている。 共同PR<2436>:1387円(+191円) 一時ストップ高。映像制作などを手掛けるアーツエイハン(東京都新宿区)と資本業務提携契約を締結し、持分法適用関連会社化すると発表している。第三者割当増資で発行される331株(議決権所有割合33.4%)を取得する。取得価額は非公表。動画作成などで協業するほか、顔認識技術での製品開発や拡販を行う。20年12月期の営業利益予想は前期比29.6%増の6.50億円。19年12月期の営業利益は12.9%増の5.01億円だった。 ポート<7047>:921円(+29円) 大幅に続伸。20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)の営業利益を前年同期比35.4%増の4.40億円と発表している。キャリア系メディア「キャリアパーク!」、ファイナンス系メディア「マネット」などのインターネットメディア事業の業績が堅調に推移した。通期予想は前期比26.5%増の6.85億円で据え置いた。進捗率は64.2%。3日に上場来安値(831円)を付けており、値頃感があることも買いやすさにつながっているようだ。 ソフトバンクG<9984>:5719円(-32円) もみ合い。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は26億円で前年同期比99.4%減益、7-9月期大幅赤字から黒字に転換している。出資先企業の公正価値下落によってビジョンファンド事業が2251億円の赤字となった一方、ソフトバンク事業が2440億円の収益を計上。ファンド事業は株価上昇で1月以降損益は改善しているもようで、コンセンサス下振れ決算も悪影響は限定的。自社株買いは資金に余裕があれば実施するとしている。 AIinside<4488>:15530円(+1740円) 大幅に続伸。20年3月期の営業損益を従来予想の2.11億円の黒字から3.33億円の黒字(前期実績1.81億円の赤字)に上方修正している。代理店による顧客獲得件数が想定を上回り、「DX Suite」クラウド版の新規契約数が増加した。また、「AI inside Cube」の需要が高く、本番利用での導入台数が計画を上回ったことも利益を押し上げる見通し。第3四半期累計(19年4-12月)の営業損益は2.99億円の黒字で着地した。前年同期比増減率は非開示。 《ST》
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7047 東証グロース
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7762 東証プライム
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9983 東証プライム
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9984 東証プライム
8,964
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時価総額 15,444,560百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17