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ドル円は緩やかなドル高円安へ、SMBC日興証券動画レポート(花田浩菜)

2017/9/29 11:30 FISCO
*11:30JST ドル円は緩やかなドル高円安へ、SMBC日興証券動画レポート(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になる動画レポート」です。 今回は、国内外の投資環境や日本株の主な見通しを解説する動画「Marketアウトルック」に、新たに追加されたコンテンツをご紹介したいと思います。 9月27日に配信された最新動画は、「ドル円は緩やかなドル高円安へ」です。SMBC日興証券投資情報部の龍 翔太さんが解説されています。 動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=wSHttm9FZ_s 龍さんはまず、足元のドル円の状況について、『北朝鮮リスクなどを背景に9月8日に一時107円台前半まで下落しましたが、その後切り返すとチャート分析上の節目を次々に突破し、一時112円台を回復するなど底を打った可能性が高まっています。北朝鮮リスクには引き続き注意が必要になりますが、ドル円は底堅い推移が期待されます』と伝えています。 ドル円が112円台を回復した背景にはFOMCの影響が大きいと分析しており、政策金利の据え置きやバランスシート縮小開始決定など9月のFOMCの内容を整理しています。バランスシート縮小については緩やかなペースで行われる見通しであることから金利やドル円への影響は限定的だと見ているようです。一方で政策金利については、年内の利上げ予想を支持するFOMCメンバーが増えたことに言及し、メンバーの大半が引き続き追加利上げに自信を持っていることが示されたとしています。さらに、ハリケーンの米経済への影響やインフレ指標などの面からも追加利上げについて考察しています。 また、利上げの市場への織り込みについては、『9月FOMCを受けて高まりましたが、それでも依然として十分ではありません』と分析、加えて『来年にかけてはFOMCメンバーの大半が4回の利上げを予想しているのに対し、市場は2回程度に留まっています』と市場の慎重姿勢に注目しています。慎重姿勢の背景にあるリスク要因の織り込みや解消が進むことで、ドル円の上昇に寄与する見込みだと龍さんは述べています。 これを踏まえた今後のドル円の見通しとしては、『今後利上げ期待が高まればドル高余地は大きいとみており、ドル円は年末110円台半ば、年度末には110円台後半への上昇を予想しています』とまとめています。 この動画はSMBC日興証券のウェブサイトはもちろん、youtubeでも見ることができますので、ぜひご覧になってみてください。また、SMBC日興証券のオンライントレードのログイン後の画面では、より詳しい解説を加えた同動画の完全版も公開されています。 また、面白い動画を発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になる動画レポート」は公開された各種動画を花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。動画の発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人の動画を御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター花田浩菜 《FA》