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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の押し目狙いのスタンスに~

2024/7/10 8:52 FISCO
*08:52JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の押し目狙いのスタンスに~ 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株の押し目狙いのスタンスに ■イオンディライ、1Q営業利益 5.2%減 32.67億円 ■前場の注目材料:三菱電機、遠隔操作ロボ今夏実証、体験提供し事業性探る ■ハイテク株の押し目狙いのスタンスに 10日の日本株市場は、利食い優勢の相場展開ながら、底堅さが意識されそうだ。9日の米国市場は、NYダウが52ドル安、ナスダックは25ポイント高だった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で早期利下げ期待が高まる反面、最近のデータで経済や労働市場の減速が見られると言及したため、NYダウは下落に転じた。ナスダックはハイテクの買いが継続し、6日連続で過去最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円安の41515円。円相場は1ドル161円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い先行で始まることになりそうだ。ナスダック指数は6日続伸で連日の最高値を更新しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。ただし、エヌビディアは続伸となったが、アームホールディングスは下落するなどまちまちの展開だったため、インパクトは限られそうである。 日経平均株価は前日の大幅上昇で過熱感が警戒されやすく、利益確定の売りも入りやすいだろう。ただし、日経225先物はナイトセッションで41460円辺りでの底堅さが意識されていた。押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。また、本日はパッシブ型ETFの決算となり、分配金を捻出するため、現物と先物に売り需要が発生するとみられている。ただし、8日の決算時の影響は限定的だったこともあり、売り需要で下げる局面においては、押し目買いの好機になる可能性はありそうだ。 売り需要の影響から上値追いは慎重ながら、底堅さが意識される相場展開になるようだと、押し目狙いの買い方においてはエントリータイミングを引き上げてくる展開も想定しておきたい。週末にはオプションSQを控えていることもあり、ヘッジ対応の動きなども活発になりそうだ。物色としてはハイテク株の押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。また、週末には米国で大手銀の決算発表が予定されており、メガバンクの押し目を拾う動きなども意識されてきそうである。 ■イオンディライ、1Q営業利益 5.2%減 32.67億円 イオンディライ<9787>が発表した2025年2月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比2.5%増の811.21億円、営業利益は同5.2%減の32.67億円だった。売上高は、顧客内シェア拡大や新規受託物件の増加に加え、設備管理や警備、清掃といった施設管理業において人件費の高騰が課題となる中、前期より注力する顧客との交渉を通じた単価見直しが奏功した。更なる人件費の上昇を主因に警備、清掃の2事業で減益となったことにより、営業減益となった。2025年2月期業績は、売上高が前期比4.7%増の3400億円、営業利益は同5%増の160億円とする期首計画を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(41580.17、+799.47) ・ナスダック総合指数は上昇(18429.29、+25.55) ・1ドル=161.20-30円 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・トヨタ自<7203>金型保管で新方針、量産終了15年、廃却・継続を再協議 ・三菱電機<6503>遠隔操作ロボ今夏実証、体験提供し事業性探る ・ホンダ<7267>タイ車工場集約、来年に年産能力55%減へ ・シャープ<6753>三重工場に半導体後工程ライン構築、アオイ電子と合意 ・NEC<6701>ソフトバンクと、生体認証領域で提携、自治体などに提案 ・オリエンタルランド<4661>28年度に「ディズニークルーズ」就航 ・JCU<4975>熊本に全自動生産設備、半導体向け表面処理薬の競争力向上 ・伊藤忠<8001>航空機向け水素燃料電池エンジン開発、米社に出資 ・日本ハム<2282>JA全農と協定、持続可能な畜産推進 ・パナソニックHD<6752>ポーランド社買収、欧で冷凍機生産強化 ・富士通<6702>顧客情報流出の可能性公表 ・三菱重<7011>ミタル製鉄所でCO2再利用技術の実証 ・不二越<6474>耐電食軸受を拡販、EV設計自由度アップ ・日本製鋼所<5631>ゴム用射出成形機を電動化 ・トプコン<7732>3Dスキャナーなど発売、自動化し誰でも簡単に ・新明和工業<7224>小野工場に大型水中ポンプ検査施設 ・日本信号<6741>JR西に多機能鉄道重機、鉄道設備のメンテナンス向け採用 ・TDK<6762>車載向けコモンモードノイズフィルター、通信回路内を低容量化 ・インフォコム<4348>「データウオッチ」で湿度センサー対応 ・マクセル<6810>中村啓次社長「全固体で先頭に」 ・清水建設<1803>鉄筋を高強度・高耐久化、新工法で認定取得 ・三井不動産<8801>豪の高層ビル開発に参画、シドニー中心部最大級 ・ノリタケカンパニーリミテド<5331>多孔質部材を開発、CO2直接吸着・回収 ・アイデミー<5577>デジタルグリッドなどと、グリーン人材育成で協議会設立 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月国内企業物価指数(前年比予想:+2.9%、5月:+2.4%) ・10:10 日銀・国債買い入れオペ通知 <海外> ・10:30 中・6月消費者物価指数(前年比予想:+0.4%、5月:+0.3%) ・10:30 中・6月生産者物価指数(前年比予想:-0.8%、5月:-1.4%) ・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(5.50%に据え置き予想) 《ST》
関連銘柄 25件
1803 東証プライム
950.7
7/31 15:00
+47.7(%)
時価総額 749,641百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
2282 東証プライム
4,976
7/31 15:00
+72(%)
時価総額 512,324百万円
食肉・食肉加工品で国内首位。水産事業や乳製品事業、健康食品事業、ボールパーク事業等も手掛ける。加工事業本部ではシャウエッセンが回復傾向。食肉事業本部では外食向け販売が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/03/04
4348 東証プライム
6,070
7/31 15:00
+30(%)
時価総額 349,632百万円
国内最大級の電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を運営。介護領域向けITソリューション等も。電子コミック配信サービスは従量課金コースの利用が伸びる。特別損失は減少。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/26
4661 東証プライム
4,282
7/31 15:00
-267(%)
時価総額 7,786,607百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
4975 東証プライム
3,770
7/31 15:00
+85(%)
時価総額 103,852百万円
プリント基板用や電子部品・半導体用、自動車部品用のめっき薬品・装置を製造・販売。表面処理技術に強み。24.3期3Q累計は自動車分野向けが堅調。だが電子分野向けの需要が冴えず。ワイン用葡萄農園子会社は譲渡。 記:2024/04/12
5331 東証プライム
4,000
7/31 15:00
+55(%)
時価総額 118,744百万円
1904年創業の総合セラミックスメーカー。祖業は洋食器の製造・販売。現在は研削研磨用素材等の工業機材、電子ペースト等のセラミック・マテリアルが柱。配当性向30%以上目安。攪拌装置は化学向けが堅調。 記:2024/06/28
5577 東証グロース
1,308
7/31 15:00
+4(%)
時価総額 5,190百万円
オンラインDXラーニングを通じて企業のIT人材育成を支援。個人向けAI学習サービスも。24.5期上期はAI開発需要を追い風に売上伸長。1月買収のWebサイト構築会社は3Qから上乗せ。通期営業最高益を計画。 記:2024/03/13
5631 東証プライム
4,300
7/31 15:00
+46(%)
時価総額 319,868百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。販売価格の改善等で素形材・エンジニアリング事業は黒字転換。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
6474 東証プライム
3,350
7/31 15:00
+30(%)
時価総額 83,479百万円
総合機械メーカー。ベアリングや油圧機器等の部品事業が主力。工具・ロボット等の機械工具事業、特殊鋼事業も手掛ける。1928年設立。富山県富山市に本社。工場再編や内製拡大など事業構造改革の推進等に取り組む。 記:2024/05/17
6503 東証プライム
2,601
7/31 15:00
±0(%)
時価総額 5,584,872百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
13,000
7/31 15:00
-60(%)
時価総額 3,547,050百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6702 東証プライム
2,732.5
7/31 15:00
+70(%)
時価総額 5,659,303百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6741 東証プライム
1,052
7/31 15:00
+15(%)
時価総額 71,894百万円
信号機最大手。鉄道信号や交通情報システム等の交通運輸インフラに加え、駅務機器やホームドア等のICTソリューションも提供する。鉄道や道路の信号機に強みを持つ。今期3Q累計はICTソリューションがけん引した。 記:2024/03/10
1,246
7/31 15:00
+40(%)
時価総額 3,057,755百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6753 東証プライム
878.2
7/31 15:00
+4.8(%)
時価総額 571,187百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6762 東証プライム
10,535
7/31 15:00
+390(%)
時価総額 4,095,713百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6810 東証プライム
1,733
7/31 15:00
-3(%)
時価総額 92,442百万円
各種リチウム電池やIoT電源システム、産業用テープ等の機能性部材料、車載用光学部品、理美容機器等を手掛ける。LEDヘッドランプレンズ、耐熱コイン形リチウム電池等で世界トップシェア。全固体電池などに注力。 記:2024/04/30
7011 東証プライム
1,830
7/31 15:00
+9.5(%)
時価総額 6,173,776百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7203 東証プライム
2,949
7/31 15:00
-47.5(%)
時価総額 48,112,897百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7224 東証プライム
1,483
7/31 15:00
+41(%)
時価総額 103,810百万円
大手特装車メーカー。ダンプトラック、塵芥車などで国内トップシェア。パーキングシステムや産機・環境システム、水中ポンプ等も。機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋は受注順調。27.3期売上高3200億円目指す。 記:2024/06/17
7267 東証プライム
1,647
7/31 15:00
+11(%)
時価総額 8,950,267百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7732 東証プライム
1,570
7/31 15:00
-174(%)
時価総額 169,978百万円
光学精密機器メーカー。衛星測位や三次元計測などを駆使したITソリューションを手掛ける。眼科医療機器等も。24.3期3Qは増収確保。ポジショニング事業は足踏みだが、好調な販売が続くアイケア事業が売上下支え。 記:2024/04/13
8001 東証プライム
7,783
7/31 15:00
+202(%)
時価総額 12,335,199百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8801 東証プライム
1,573.5
7/31 15:00
-4.5(%)
時価総額 4,422,533百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
9787 東証プライム
3,915
7/31 15:00
+65(%)
時価総額 198,373百万円
商業施設やオフィスビル、病院等で施設管理を行う。国内業界で売上トップ。イオングループ。内装工事等の建設施工、警備、清掃などを展開。グループ外の企業、団体からの受託は順調。営業強化で市場シェア拡大図る。 記:2024/05/16