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前場に注目すべき3つのポイント~利益確定の売りは出やすいが押し目狙いのスタンスに~

2023/11/20 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~利益確定の売りは出やすいが押し目狙いのスタンスに~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■利益確定の売りは出やすいが押し目狙いのスタンスに ■東京海上、24/3上方修正 経常利益7650億円←7500億円 ■前場の注目材料:パナソニックHD、車部品子会社を米ファンドへ売却 ■利益確定の売りは出やすいが押し目狙いのスタンスに 20日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。17日の米国市場はNYダウが1ドル高、ナスダックは11ポイント高だった。米住宅着工件数が予想を上回り、ソフトランディング期待が下支えとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)の高官がインタビューで、引き続き追加利上げの選択肢も除外しない慎重な姿勢を再表明し、一時下落に転じた。しかし、市場の利上げ終了観測も根強く、金利が安定したため終盤にかけて、主要株式指数はかろうじてプラス圏を回復し終了した。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比70円安の33530円。円相場は1ドル149円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い先行で始まることになりそうだ。NY原油先物相場が上昇したことから、エネルギー株が物色されやすいだろう。また、前日にはウォルマートの慎重な見通しが嫌気されたが、週末にはギャップが買われており、消費関連への物色も意識されやすい。また、アプライドマテリアルズが時間外で急落した影響については、17日の取引で下落したものの、売り一巡後は買い戻しから下落幅を縮めており、ハイテク株への見直しに向かわせよう。 米国市場は小動きではあったが、東京市場同様に過熱感が意識されるなか、利益確定の売りも出やすいところである。ただし、強いトレンドは継続しており、売り方の買い戻しは入りやすい需給であるとみておきたい。もっとも、今週は日米ともに23日が祝日となることから、積極的な売買は手控えられやすいだろう。また、21日のエヌビディアの決算を見極めたいとする様子見姿勢も強まりやすく、こう着のなかで押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。 また、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが、円債で1220億円を調達したと伝わるなか、バリュー株には思惑的な資金が流入しやすいところも底堅さにつながろう。日経平均は9月の戻り高値に接近するなか、いったんは利益を確定させておく動きは意識されやすいだろうが、日経225先物は既に9月の戻り高値を突破し、6月の年初来高値に接近している。先高期待が高まるなか、売り仕掛け的なトレードは避けておきたいところである。 ■東京海上、24/3上方修正 経常利益7650億円←7500億円 東京海上<8766>は2024年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を7500億円から7650億円に上方修正した。コンセンサス(7350億円程度)を上回る。海外での保険引き受けが堅調なほか、株価上昇により政策保有株の売却益が上振れする。同時に最大700億円、4000万株を上限とする自社株買いを実施するとも発表。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(33585.20、+160.79) ・NYダウは上昇(34947.28、+1.81) ・ナスダック総合指数は上昇(14125.48、+11.81) ・SOX指数は上昇(3748.65、+24.55) ・VIX指数は低下(13.80、-0.52) ・米原油先物は上昇(76.04、+2.95) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・パナソニックHD<6752>車部品子会社を米ファンドへ売却 ・ホンダ<7267>全方位安全運転支援システムの新機能追加 ・ニッパツ<5991>メキシコにモーターコア新工場、75億円投資 ・日本紙パルプ商事<8032>ベトナム子会社売却、現地企業に ・丸紅<8002>インドネシア社に出資、東南アで医療消費財拡大 ・ウェルスナビ<7342>預かり資産を10年後20兆円に ・ACSL<6232>小型空撮用ドローン「SOTEN」の米輸出許可取得 ・日揮HD<1963>炭素鋼を3D造形、プラント建設工事向け ・IHI<7013>大容量水素再循環装置の実証運転に成功、航空機の燃料電池用 ・NISSHA<7915>ガスセンサーの売上高を2倍の100億円に ・レゾナックHD<4004>川崎でLiB向け導電助剤を増産、51億円投資 ・三菱製鋼<5632>特殊合金グリーン粉末を来年度投入、モーター部品向け ・大林組<1802>3D造形プレキャスト部材を大型構造物に初適用、工期を大幅短縮 ・東京ガス<9531>英の洋上風力ファンドに350億円出資 ・日本板硝子<5202>有害物質含まない「ゴム補強材用接着剤」開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.45%) 《ST》
関連銘柄 16件
1802 東証プライム
2,120
11/22 15:30
+86.5(%)
時価総額 1,529,601百万円
1892年創業の大手ゼネコン。国内建設事業を中心に、海外建設事業、エンジニアリング事業等を展開。東京スカイツリーなどで施工実績。グループ社数は140社超。建設バリューチェーンの強化などに取り組む。 記:2024/08/09
1963 東証プライム
1,318
11/22 15:30
+14.5(%)
時価総額 342,178百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
3,978
11/22 15:30
+177(%)
時価総額 735,536百万円
昭和電工、旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体・電子材料、石油化学等のケミカルが柱。自動車部品、セラミックス等も。半導体後工程材料で世界トップシェア。事業ポートフォリオ改革等に取り組む。 記:2024/10/13
5202 東証プライム
344
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 31,487百万円
大手ガラスメーカー。1918年創業。住友グループ。2006年に英国ピルキントン社を買収。建築用ガラス、自動車用ガラスが柱。取引先の生産回復で自動車用ガラス事業は売上順調。27.3期営業利益640億円目標。 記:2024/06/15
5632 東証プライム
1,400
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 21,993百万円
三菱グループの特殊鋼メーカー。1917年創業。自動車や建機、鉄道向け等の特殊鋼鋼材、ばねが柱。素形材事業、磁力選別機などの機器装置事業等も。25.3期はばね事業で精密部品の大型案件の量産開始等を見込む。 記:2024/07/26
5991 東証プライム
1,799.5
11/22 15:30
+25.5(%)
時価総額 439,197百万円
自動車用ばねメーカー。自動車用懸架ばね、ハードディスクドライブ用サスペンションで世界トップシェア。大手自動車メーカーなどが主要取引先。25.3期はHDD関連部品、半導体プロセス部品の数量回復などを見込む。 記:2024/06/28
6232 東証グロース
1,191
11/22 15:30
-30(%)
時価総額 18,834百万円
産業用ドローンの自社開発、ドローン活用の無人化システムの受注開発・生産・販売等を行う。独自開発の自律制御技術に強み。日本郵便と物流専用新型ドローンを共同開発。取引先は230社超。小型空撮、物流が注力領域。 記:2024/10/09
1,551
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7013 東証プライム
8,529
11/22 15:30
-192(%)
時価総額 1,319,266百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7342 東証グロース
1,024
11/22 15:30
-26(%)
時価総額 60,742百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を手掛ける。20~50代の勤労世代が主要顧客。運用者数は40万人超。預かり資産は1兆2000億円超。24年2月に三菱UFJ銀行と資本業務提携。 記:2024/08/20
7915 東証プライム
1,686
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 85,743百万円
IMD、転写箔、蒸着紙等を手掛ける産業資材が柱。フィルムタッチセンサー、低侵襲医療用手術機器等も。1929年創業。京都府京都市に本社。旧社名は日本写真印刷。産業資材事業では生産性、効率性の改善進む。 記:2024/10/12
8002 東証プライム
2,395.5
11/22 15:30
+6.5(%)
時価総額 4,015,766百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8032 東証プライム
660
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 99,143百万円
1845年創業の紙専門商社。国内卸売事業、海外卸売事業が柱。環境原材料事業、ICTシステム開発事業も。配当性向30%以上目安。27.3期経常利益220億円目標。海外卸売事業はM&A等で事業領域の拡大図る。 記:2024/06/29
5,681
11/22 15:30
+63(%)
時価総額 11,589,240百万円
メガ損保の一角。東京海上日動火災保険、日新火災海上保険、イーデザイン損害保険などを傘下に収める持株会社。北米を中心とする海外保険事業等も。海外保険事業では競争力の高い商品のグローバル展開などに注力。 記:2024/10/25
9531 東証プライム
4,531
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 1,814,448百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09