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前場に注目すべき3つのポイント~弱含む局面においては押し目買いのスタンスで臨みたいところ~

2022/5/26 8:50 FISCO
*08:50JST 前場に注目すべき3つのポイント~弱含む局面においては押し目買いのスタンスで臨みたいところ~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:弱含む局面においては押し目買いのスタンスで臨みたいところ ■FFE&C、22/3営業利益 10.2%増 65.92億円、23/3予想 0.9%増66.50億円 ■前場の注目材料:日産自、アルゼンチンでピックアップトラック増産、550人新規雇用 ■弱含む局面においては押し目買いのスタンスで臨みたいところ 26日の日本株市場は、米株先物を睨みながらの相場展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが191ドル高だった。注目された5月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、大部分の当局者が今後2回の会合でも0.5%の利上げが必要だとの認識で一致していたことが明らかになった。積極的な引き締め継続姿勢が示された一方で、タカ派姿勢への警戒を強める内容ではなく、安心感から幅広い銘柄に買いが入った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の26790円。円相場は1ドル127円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まりそうだ。一方で、5%を超える上昇でSOX指数のけん引役となったエヌビディアは、5-7月売上高見通しが市場予想を下回ったことが嫌気され、時間外取引でこの日の上昇部分を帳消しにしており、ハイテク株への重荷になりそうだ。26日の米国市場ではエヌビディアの決算を嫌気した動きが警戒されやすく、日中は米株先物の動向を睨みながらの相場展開を余儀なくされるだろう。 ただし、FOMC議事要旨が通過したことからアク抜け的な動きも期待されやすい。NYダウは足元で4営業日続伸とリバウンドを見せてきていることから、センチメントは改善傾向にあるだろう。そのため、米株先物次第ではあるものの、弱含む局面においては押し目買いのスタンスで臨みたいところである。また、日経225先物のナイトセッションでは、一時26500円を下回る局面も見られたものの、その後の切り返しにより25日、75日線を突破して終えている。26700円辺りでの底堅さが意識されるなか、同線を支持線としたリバウンド機運も高まってくる可能性はありそうだ。 また、エヌビディアの決算を受けて短期筋などはショートを仕掛けてくる動きも見られそうだが、短期的な資金が中心であることから、その後のショートカバーを意識させよう。価格帯別出来高では26400円~27000円辺りで商いが積み上がっており、特に26900円~27000円での積み上がりが大きい。そのため戻り待ちの売りが警戒される一方で、同水準を捉えてくる局面においてはショートカバーが強まりやすいだろう。そのため押し目狙いのスタンスを想定し、足元で強い動きを継続している銘柄などへは、よりショートカバーを狙った動きに向かわせそうだ。 ■FFE&C、22/3営業利益 10.2%増 65.92億円、23/3予想 0.9%増66.50億円 FFE&C<8963>が発表した2022年3月期業績は、営業利益が前期比10.2%増の65.92億円だった。設備工事業界においては、資機材価格の高騰及び労働力不足が続くなか、データセンター・半導体分野などにおける投資は堅調に推移。23年3月期予想は0.9%増の66.50億円と微増を見込んでいる。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(32120.28、+191.66) ・ナスダック総合指数は上昇(11434.74、+170.29) ・シカゴ日経先物は上昇(26790、大阪比+110) ・1ドル=127.20-30円 ・SOX指数は上昇(2882.93、+55.88) ・VIX指数は低下(28.37、-1.08) ・米原油先物は上昇(110.33、+0.56) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・日産自<7201>アルゼンチンでピックアップトラック増産、550人新規雇用 ・東芝<6502>「物言う株主」から取締役候補受け入れ検討 ・三菱電機<6503>品質不正148件に拡大、全製作所の7割 ・横河電機<6841>デンマーク社買収、ゴミ焼却・バイオマス発電効率化 ・テンポスHD<2751>ぐるなびと集客支援で提携、中小飲食店向け ・フタバ産業<7241>ボディー・足回りへ軸足、新中計策定、DXも加速 ・日立建機<6305>海外レンタル拡大、監視付き大型建機売り込み ・日揮HD<1963>設備保全で新会社、デジタルツインソフト提供 ・グローリー<6457>シェアード強化、英社に追加出資 ・サイバーダイン<7779>無呼吸など早期発見、超小型バイタルセンサー450台貸し出し実証 ・トーヨーカネツ<6369>新中計、24年度売上高650億円 ・東レ<3402>東レなど冷却配管用多層樹脂チューブ素材開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
1963 東証プライム
1,371.5
5/2 15:00
+22.5(%)
時価総額 355,781百万円
プラント建設大手。海外LNG案件に強み。配当性向は30%目安。先端技術産業分野では基本設計役務、EPC役務などを複数受注。受託製造ケミカル触媒、脱硝触媒用原料は販売が堅調。24.3期3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/05
2751 東証スタンダード
3,250
5/2 15:00
+10(%)
時価総額 46,524百万円
外食店向け中古厨房機器でトップシェア。傘下に外食のあまくさ。飲食店の開業や経営を多角的に支援する事業を強化。物件紹介や内装工事に注力。関連会社「オフィスバスターズ」が上場。業容好調で、中間期は増収増益。 記:2024/01/27
3402 東証プライム
715.2
5/2 15:00
-5(%)
時価総額 1,166,835百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
6305 東証プライム
4,431
5/2 15:00
-6(%)
時価総額 953,175百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6369 東証プライム
4,300
5/2 15:00
+15(%)
時価総額 40,089百万円
物流システム会社。空港搬送や物流センターの構築、ピッキング、自動保管等のソリューションに加え、原油やLNG。気体、液体の貯蔵タンクを提供する。今期3Q累計は全部門で増収も、DX関連費用等の費用が増加した。 記:2024/03/07
6457 東証プライム
2,881.5
5/2 15:00
+17(%)
時価総額 183,373百万円
貨幣処理機で世界首位。金融業界や流通業界が得意先。金融市場は黒字転換。オープン出納システム、窓口用紙幣硬貨入出金機等は販売堅調。流通・交通市場はレジつり銭機などが好調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6503 東証プライム
2,836
5/2 15:00
-14(%)
時価総額 6,089,465百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6841 東証プライム
3,502
5/2 15:00
+33(%)
時価総額 940,725百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
7201 東証プライム
580
5/2 15:00
+0.7(%)
時価総額 2,448,015百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7241 東証プライム
924
5/2 15:00
-3(%)
時価総額 82,773百万円
トヨタ系列の自動車部品メーカー。マフラーやボデー部品に強み。売上高の77%がトヨタグループ向け。24.3期3Q累計は客先の生産回復が追い風。値上げや生産合理化の効果も出て増収増益に。配当性向は30%目安。 記:2024/04/09
7779 東証グロース
201
5/2 15:00
-1(%)
時価総額 27,627百万円
医療・介護用装着型ロボを開発するベンチャー。医療機関向けレンタルが柱。販売も。海外は欧米を開拓。医療用HAL下肢タイプは465台が稼働中。米国における治療サービス売上は増加。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/07