マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 10:17:31
15,227,864
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~27000円水準での底堅さは意識され、売り一巡後の押し目狙いの動き~

2022/4/22 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~27000円水準での底堅さは意識され、売り一巡後の押し目狙いの動き~ 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:27000円水準での底堅さは意識され、売り一巡後の押し目狙いの動き ■日電産、22/3営業利益 7.2%増 1714億円、23/3予想 22.5%増 2100億円 ■前場の注目材料:日産自、電動車生産を再編、追浜工場で「キックス」、「リーフ」は栃木に ■27000円水準での底堅さは意識され、売り一巡後の押し目狙いの動き 22日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。21日の米国市場はNYダウが368ドル安だった。3月の景気先行指数が過去最高を記録したほか、失業保険継続受給者数が1970年来で最小となる好調な経済指標が材料視され、買い先行で始まった。また、好決算銘柄を買う動きなどからNYダウは一時300ドルを超える上昇を見せた。ただし、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は国際通貨基金(IMF)のパネル討論会に参加し、利上げペースを若干加速させる必要性に言及し、5月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%ポイントの利上げも選択肢になることを確認すると、長期金利の上昇が嫌気される格好から下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比365円安の27155円。円相場は1ドル128円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。もっとも、パウエル議長はFOMCを控えたブラックアウト期間入りを前に、利上げ観測を補強する可能性は指摘されていた。成長期待の高いグロース株には冷や水を浴びせられる格好とはなったが、来週には大型テック株の決算が相次ぐこともあり、NYダウの直近の強いリバウンドから見ても、いったんは利食いの出やすいタイミングだったと見られる。そのため、売り先行で始まるものの、日経平均は節目の27000円水準での底堅さは意識されやすいだろう。また、5日、75日線辺りが支持線として機能するようであれば、売り一巡後の押し目狙いの動きも入りそうだ。 ギャップスタートとなることから指数インパクトの大きい値がさ株が重荷となるため、TOPIX型優位の展開が見込まれるものの、TOPIXについては月末の浮動株比率変更に伴うウエート調整の動きも意識されるところ。ウエート上昇が見込まれるソニーG<6758>、東エレク<8035>などの売り一巡後の底堅い値動きの一方で、銀行や商社などウエート低下が見込まれる銘柄の鈍さが目立つようだと、日経平均型優位に動きやすいところ。まずは売り一巡後の底堅さを見極めたいところであろう。 また、昨夕に決算を発表した日本電産<6594>に市場の関心は集まりやすいところであるが、内容としてサプライズはない。その他の決算では、コスモス電<6772>、OKK<6205>、イーグル工<6486>、エイトレッド<3969>、新日本理化<4406>、オービック<4684>、レシップHD<7213>などに個人主体の資金が向かいやすいだろう。また、グロース銘柄については、マザーズ指数の動向とメルカリ<4385>の底入れを見極める状況が続きそうである。 ■日電産、22/3営業利益 7.2%増 1714億円、23/3予想 22.5%増 2100億円 日電産<6594>が発表した2022年3月期決算は、売上高が前期比18.5%増の1兆9181.74億円、営業利益は同7.2%増の1714.87億円だった。なお、23年3月期は売上高が9.5%増の2兆1000億円、営業利益は22.5%増の2100億円を見込んでいる。コンセンサス(2220億円程度)には届かず。永守重信会長は、同日付で再び最高経営責任者(CEO)に就任することについて、早い決断と対処が必要と説明。短期的にやると述べたようだ。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27553.06、+335.21) ・1ドル=128.30-40円 ・米原油先物は上昇(103.79、+1.60) ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・日産自<7201>電動車生産を再編、追浜工場で「キックス」、「リーフ」は栃木に ・日本電産<6594>永守会長がCEO復帰「あと3社買収」、工作機械売上高5000億円へ ・ディスコ<6146>受注残高778億円、前年2倍増で最高更新 ・富士通<6702>ジョブ型拡大、一般社員4.5万人向け新制度導入 ・ホンダ<7267>鈴鹿製作所の4輪生産5割減、4月計画下方修正 ・三菱電機<6503>赤穂工場でも品質不正、変圧器検査で40年間 ・三井物産<8031>アニマルヘルス参入、仏セバと合弁 ・ENEOS<5020>ENEOSなど京浜地区に水素・アンモニア拠点 ・丸紅<8002>サウジで造水、淡水化プラント25年間保守・運転 ・愛知製鋼<5482>次世代電動アクスル開発、小型・軽量・省資源化 ・技研製作所<6289>保管中充電、EV駐車場、パッケージ提供 ・日立建機<6305>子会社に30億円投資、滋賀工場生産能力を拡大 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 3月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.8%、2月:+0.6%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 22件
3969 東証スタンダード
1,512
11/22 15:30
-19(%)
時価総額 11,320百万円
ソフトクリエイトHD傘下のワークフローシステムメーカー。大規模・中規模企業向けの「AgileWorks」、中規模・小規模企業向けの「X-point」等を展開。AgileWorksは新規導入企業数が順調増。 記:2024/10/07
4385 東証プライム
2,097.5
11/22 15:30
+29.5(%)
時価総額 344,051百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4406 東証スタンダード
212
11/22 15:30
+22(%)
時価総額 7,905百万円
1919年創業の化学メーカー。脂肪酸、不飽和アルコール、界面活性剤等のオレオケミカルを手掛ける。可塑剤、合成樹脂原料、潤滑油等も。分子設計力などが強み。工業向け天然高級アルコールでは顧客開拓推進。 記:2024/10/11
4684 東証プライム
4,825
11/22 15:30
-39(%)
時価総額 2,402,850百万円
独立系システムインテグレーター。統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」が主力。ERP市場で国内トップシェア。自社開発、直接販売に特徴。OBIC7シリーズのシステム構築売上は大手企業中心に順調。 記:2024/10/29
5020 東証プライム
812.9
11/22 15:30
+25.6(%)
時価総額 2,465,405百万円
ENEOS、JX石油開発、JX金属などを傘下に収める持株会社。石油元売り国内トップ。機能材事業、電気事業、再生可能エネルギー事業等も手掛ける。機能材事業の収益改善図る。JX金属が東証に新規上場申請。 記:2024/10/14
5482 東証プライム
4,520
11/22 15:30
-70(%)
時価総額 89,889百万円
トヨタグループの特殊鋼メーカー。特殊鋼鋼材、鍛造品を中心とする自動車部品の製造・販売を行う。電子機能材料、磁石応用製品等も。27.3期営業利益150億円目指す。インド国内における新規拡販などに取り組む。 記:2024/06/04
6146 東証プライム
42,590
11/22 15:30
+210(%)
時価総額 4,613,221百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6205 東証スタンダード
885
2/24 15:00
+29(%)
時価総額 21,240百万円
マシニングセンタ製造が主力の工作機械メーカー。日本電産グループ。汎用フライス盤や鋼材加工機、水道メーターも展開。立形マシニングセンタ「VM43RII」等の拡販図る。特別利益計上。23.3期2Qは黒字転換。 記:2022/11/30
6289 東証プライム
1,788
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 50,413百万円
油圧式杭圧入引抜機「サイレントパイラー」の製造・販売等を行う建設機械事業が主力。油圧式杭圧入引抜機は世界トップシェア。圧入工事事業も。硬質地盤対応機「サイレントパイラーF112」など一般機は販売順調。 記:2024/06/11
6305 東証プライム
3,377
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 726,443百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。製品力、グローバルネットワークなどが強み。米州事業は拡大続く。海外レンタル事業の拡大等に注力。 記:2024/10/20
6486 東証プライム
1,957
11/22 15:30
-17(%)
時価総額 97,376百万円
メカニカルシール・機器製品メーカー。1964年にNOKのメカニカルシール部門が独立して発足。ウォーターポンプ用シール等で世界トップシェア。航空宇宙業界向け事業では航空機関連製品の需要増継続を見込む。 記:2024/06/09
6503 東証プライム
2,584
11/22 15:30
-16(%)
時価総額 5,460,514百万円
総合電機メーカー大手。FAシステムや自動車機器のインダストリー・モビリティ部門、ビルシステムや空調・家電のライフ部門が柱。重電システム、人工衛星等も。インフラ部門では防衛・宇宙事業等にリソース投入。 記:2024/10/07
6594 東証プライム
2,858
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 3,408,362百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6702 東証プライム
2,757
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6772 東証スタンダード
4,805
11/22 15:30
+80(%)
時価総額 7,597百万円
可変抵抗器、車載用電装部品の製造・販売等を行う。産業機器用可変抵抗器に強み。神奈川県座間市に本社。東亜電気工業などが主要取引先。製品付加価値の向上などに取り組む。中計では27.3期売上高105億円目標。 記:2024/10/05
7201 東証プライム
406.3
11/22 15:30
-5.7(%)
時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7213 東証スタンダード
512
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 8,137百万円
運行機器メーカー。バスや鉄道のワンマンシステム機器や運賃箱、ICカードシステム、運航管理システム、表示機器を提供する。バス用や鉄道用の運賃箱でトップシェア。移動需要回復が追い風。海外比率20%以上目指す。 記:2024/07/25
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8002 東証プライム
2,395.5
11/22 15:30
+6.5(%)
時価総額 4,015,766百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8031 東証プライム
3,305
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 10,005,514百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07