マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/27 22:18:27
9,985,056
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~自律反発を意識しつつもトヨタの底入れを見極め~

2021/8/20 8:34 FISCO
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~自律反発を意識しつつもトヨタの底入れを見極め~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:自律反発を意識しつつもトヨタの底入れを見極め ■ランシステム、22/6期営業黒字転換を見込む ■前場の注目材料:東京製鐵、岡山でホットコイル再開、23年度めど年60万トン ■自律反発を意識しつつもトヨタの底入れを見極め 20日の日本株市場は、自律反発の動きが意識されるものの、戻り待ちの売り圧力が警戒されやすいだろう。19日の米国市場ではNYダウが66ドル安だった。連邦準備制度理事会(FRB)が年内に緩和縮小に踏み切る可能性が強まったことが引き続き警戒され、景気敏感株を中心に売られた。新型コロナウイルスのデルタ変異株流行で世界経済の回復減速への懸念も根強く、ダウは終日軟調に推移。一方でハイテクは底堅く推移し、ナスダック総合指数は小幅高。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の27250円。円相場は1ドル109円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まりそうである。昨日は後場半ば以降にトヨタ<7203>の減産報道が嫌気され下落基調が強まっていたこともあり、トヨタがリバウンドを見せてくるかが注目されよう。戻りの鈍さが嫌気されてくるようだと、これまで強い値動きが続いていた景気敏感株を中心に利益確定の動きが広がる可能性がありそうだ。 また、先物市場ではナイトセッションで一時26950円と27000円を割り込んでいる。いったんは底入れが意識されてくる可能性はありそうだが、戻りの鈍さが嫌気されてくるようだと、ナイトセッションでつけた安値に接近する場面も想定しておく必要はありそうだ。一方で、エヌビディアは決算評価の動きから4%近く上昇するなど、半導体株の一角が買われていることもあり、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさ株の底堅さを見極めたいところ。 なお、中小型株ではマザーズ指数が下落したものの底堅い値動きを見せていた。直近の1000Pt割れで需給整理も一巡したと見られており、調整が続いている成長株などへはやや長期目線での押し目買いも意識されやすいところか。なお、混乱が続くアフガニスタンから、大使館職員や民間人の国外退避を進めている米国が、日本政府に対して自衛隊の派遣を含めた協力を要請していることがわかったと報じられている。地政学リスクが高まる可能性も。 ■ランシステム、22/6期営業黒字転換を見込む ランシステム<3326>の21年6月期決算は、営業損失が6.33億円だった。計画値の6.60億円の営業赤字からは損失額は縮小しての着地。22年6月期については営業損益は0.50億円の黒字転換を見込んでいる。直営店舗事業において、コワーキングスペースとしての利用促進や他企業向けにスペース貸しの実施を進めている。また、店内設備は、顧客自身で入場や精算が可能な「セルフ化店舗」への改装や、顧客のニーズの高い個室ブースへの入れ替え等を実施している。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(14541.79、+15.87) ・シカゴ日経先物は上昇(27250、大阪比+40) ・SOX指数は上昇(3235.87、+27.04) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・東京製鐵<5423>岡山でホットコイル再開、23年度めど年60万トン ・三菱ケミHD<4188>福岡に食品用乳化剤の新工場、BCP対策 ・トヨタ<7203>9月に36万台減産、部品不足が深刻化 ・伊藤忠<8001>ファミマと新会社、電子看板活用、店を第3のメディアに ・三井金<5706>熔錬工場の操業再開、豪雨被害で停止 ・川重<7012>芝刈り機エンジン増強、米に新工場 ・日本触媒<4114>バイオ誘導品共同調査、ENEOS・三菱商事と ・オンワードHD<8016>生産者がブランド直販、支援事業 ・ACSL<6232>ドローンで風力発電点検、強風に耐える機体投入 ・住友電工<5802>長寿命CBN焼結体チップ、車部品向け ・ポエック<9264>マリンリバーを買収、養殖設備向け強化 ・アイコム<6820>無線機拡販、米代理人に製品知識試験 ・NEC<6701>富士通と基地局装置の接続検証、5G市場活性化 ・東芝<6502>理研とスケーラブルAI開発、性能と演算量調整可能に ・塩野義<4507>東南アで新型コロナワクチン治験、3万例目指す ・日立金属<5486>車金型用冷間ダイス鋼を量産化、被削性3.5倍向上 ・日本板硝子<5202>ベンツSクラスにAR—HUD対応ガラス供給、工法進化 ・キッセイ薬<4547>チロシンキナーゼ阻害剤、中国社に販売権 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 7月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:-0.4%) <海外> ・10:30 中・1年物ローンプライムレート発表(現行3.85%) 《ST》
関連銘柄 21件
3326 東証スタンダード
399
4/26 15:00
-7(%)
時価総額 1,748百万円
複合カフェを直営・FCで全国展開。システム外販も。12カ月決算復帰の24.3期3Q累計はシステム外販が好調。複合カフェの不採算直営店閉鎖を進めて営業黒字に。4Qに児童発達支援子会社の譲渡に伴う特益計上へ。 記:2024/04/11
4114 東証プライム
1,491.5
4/26 15:00
+13.5(%)
時価総額 232,674百万円
化学品メーカー。酸化エチレンやアクリル酸等の基礎化学品と、高吸水性樹脂や医薬中間体等の機能性化学品等を製造、販売する。アクリル酸と高吸水性樹脂で高シェア。今期3Q累計は海外市況や原料価格の下落が影響した。 記:2024/04/14
4188 東証プライム
897.3
4/26 15:00
+0.9(%)
時価総額 1,351,592百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4507 東証プライム
7,306
4/26 15:00
+158(%)
時価総額 2,276,447百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4547 東証プライム
3,585
4/26 15:00
+50(%)
時価総額 185,742百万円
製薬メーカー中堅。泌尿器分野や透析分野に強み。24.3期上期は柱の過活動膀胱薬に加え、多発血管炎薬や潰瘍性大腸炎薬が好伸。有証売却益なども寄与して計画を上回る収益改善に。通期計画を上方修正。連続増配予定。 記:2024/01/17
5202 東証プライム
519
4/26 15:00
+5(%)
時価総額 47,302百万円
大手ガラスメーカー。建築用、自動車用板ガラスを展開。小型ディスプレイ用超薄板ガラス、プリンター向けレンズ、太陽光パネル用ガラス、バッテリーセパレータなど高機能ガラスに定評。業容好調で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/10
5423 東証プライム
1,680
4/26 15:00
+35(%)
時価総額 260,508百万円
大手電炉メーカー。鉄スクラップをリサイクルし、鉄鋼製品を製造、販売。建設分野向けなどにH形鋼や電炉ホットコイル等を提供。その他地域は売上伸長。24.3期3Q累計は増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/03/04
5486 東証プライム
2,177
12/28 15:00
-3(%)
時価総額 933,724百万円
高機能材料メーカー。高級特殊鋼、希土類磁石、素形材製品が柱。23.3期1Qは需要回復。通期でも収益好転を見込む。米国ファンドが遅延していたTOBを開始。TOB価格は2181円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/10/15
5706 東証プライム
4,865
4/26 15:00
+161(%)
時価総額 278,906百万円
亜鉛に強い非鉄大手。機能材料の極薄銅箔で世界首位。自動車ドア周り製品でもシェア高い。24.3期3Q累計は自動車関連が好調も金属の在庫評価影響で営業益足踏み。営業外の受取配当金拡大。通期では増収増益を計画。 記:2024/03/09
5802 東証プライム
2,369.5
4/26 15:00
-10.5(%)
時価総額 1,881,243百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
6232 東証グロース
984
4/26 15:00
+9(%)
時価総額 15,561百万円
商業用ドローンを製造・販売。独自開発の自律制御技術に強み。取引先は221社。外国籍従業員比率は約2割。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収見通し。インドの大型案件などの売上貢献見込む。 記:2024/04/14
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6701 東証プライム
10,945
4/26 15:00
+195(%)
時価総額 2,986,343百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6820 東証プライム
3,130
4/26 15:00
-65(%)
時価総額 46,481百万円
無線通信機器メーカー。アマチュア無線機や受信機、トランシーバー、各種無線機を製造、販売。北米は堅調。陸上業務用無線通信機器の旺盛な需要や円安効果等が寄与。営業外収益増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/04/14
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7012 東証プライム
4,713
4/26 15:00
+65(%)
時価総額 791,416百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8001 東証プライム
6,898
4/26 15:00
-11(%)
時価総額 10,932,571百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
604
4/26 15:00
-7(%)
時価総額 95,385百万円
アパレル大手。基幹ブランドは「23区」、「ICB」、「組曲」など。バレエ用品「チャコット」やメンズブランド「五大陸」も展開。クリック&トライサービス導入でOMOストア運営力を向上。3Q累計は利益急伸。 記:2024/01/26
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9264 東証スタンダード
1,635
4/26 15:00
-25(%)
時価総額 7,696百万円
ポンプやオゾン装置、防潮壁などを販売。ポンプの修理・保守に強み。子会社で船舶機械や消化設備の生産も。大型案件の受注等で動力・重機等事業は伸長。環境・エネルギー事業も順調。24.8期1Qは大幅増収増益。 記:2024/02/03